紋やのつぶやき

職人?たる上絵師のグチリ・知られざる失敗談・紋のウンチクを気の赴くまま語ろうと思いますが、どうなりますやら?

「家紋G」たより(8)-巧妙が辻

2006年06月11日 22時40分40秒 | 
今晩の「巧妙が辻」に登場する、お濃の着物の柄は ↓ 「陰光琳胡蝶」でした。
NHKは粋?なもので、登場する人の着物にいろいろな「紋」「紋様」をあしらっています。これを見るだけでうれしい気持ちです。
        
            「光琳胡蝶」

ちょうど、「蝶」の紋をアップしようとした時でしたので、偶然の一致でした。
蝶・特にアゲハチョウはその姿の美しさからか、いろいろな形の紋様・紋が創られています。どのようにこのアゲハチョウをデザイン化したか、古人の発想の素晴らしさを改めて感じ入りる次第です。
蝶にも「モンシロチョウ」「シジミチョウ」・・・と色々な種類があるのですが、何故<揚羽蝶>かよく分かりません。よほどその美しさと大きさが古人の心を捉えたのでしょう!
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「鉄線」紋は ↓ の鉄線の花の紋は描いてません。
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                                 「花鉄線」

   詳しくは「家紋G」入口