チイ子の日記

今日も元気に頑張ります!

冬休みです。

2013-12-21 17:16:01 | Weblog
とうとう冬休みに入りました。
現地校最終日にはパーティがあったらしく、お菓子を抱えて帰ってきました。
アメリカではお世話になった先生にカードと贈り物をするのが習慣だと聞いていたので、担任の先生とELLの先生それぞれに
スタバのギフトカードやグリーティングカードをお渡ししたところ
「私に?ありがとう!うわ~スタバ!大好きなんだよね~!」という感じで大げさにお礼を言ってくれたそう。
日本ではそういうのはNGだと思いますが、こちらは全くノープロブレム。

カードはクリスチャンではない可能性もあるので無難な「Happy Holidays」と書かれた物を選びました。
我々が住んでいる地域にはいろんな国々の人がいて、宗教もたくさん。
下手にクリスマスカードは送れないらしいのです。
チイ子のお友達が話す言語も英語、ヒンディー語、スペイン語、中国語、韓国語、いろんな国から来ていて文化もそれぞれです。

そして、成績表ももらってきました。現地校は判定不可能の科目がたくさん。
それ以外、ちゃんと成績が出ているのは算数や音楽、体育など。概ね良好、というか普通でした。
言葉のハンデを乗り越えて、よく頑張ったと思います。
補習校の方は、オール5一歩手前で万々歳。
日本にいた時の学校は成績表が自己評価だったので、初めてアメリカに来て誰かに評価してもらう成績表をもらったチイ子でしたが、思ったよりいい評価だったようです。FaceTimeで日本のお友達と話していて
「成績が良かったんだ~」というチイ子に対して
「え?自分で書くの?」と友だち。
「ううん、誰かに、書いてもらうの」担任の先生でしょう‥

このやり取りはあんまりピンと来ない人の方が多いと思いますが、聞いていてとんちんかんで笑えます。
とにかく、結果はともあれ、8月からよく頑張って通ってくれたな~と思います。
現地校は宿題なし!思いっきり遊びなさ~いという雰囲気。
補習校はしっかり宿題あり。やっぱりこの部分は日本です。。
漢字の宿題がしっかり出たのは嬉しい。
実はチイ子、先日漢字検定を受けて、7級に合格しました。
母は全く知らずに四年生の級を申し込んでしまったのですが、よく見てみると「四年生終了程度」
まだ終わってないので、習っていない漢字もたくさんあったらしいです。

そして、同じクラスでたまたま受ける子が何人かいて、その子が持っていた公文の漢字表みたいなものを借りて朝から試験時間まで何とかギリギリ詰め込んで試験を受けたそう。
「ママ~全然習ってない漢字いっぱいだったよ~。私はもう一つ下のクラスを受ける方が良かったよ~」と文句を言われてしまいました。笑
受かってなかったら、下の級から受け直すからね、と言われてそのつもりにしていたのですが、、ふたを開けてみると200点満点中191点。
140点が合格ラインらしいのでかなりの高得点だったようです。これにはチイ子も驚いたようで。
「クラスで一番だった!」
少しは漢字熱も上がったようです。受かって良かった。。
「絶対次も受ける。下の級も受ける!(?)」
漢字だけは、忘れて欲しくないなと思っていたのでちょうどいいモチベーションになったようで何よりです。


冬休みに入ってすぐ、矯正を始めました。
器具を付けた日、最初は「痛くない」と言っていたけれど、2~3時間経ってから
「やっぱり痛い‥‥」と言うようになり、気晴らしにゲームしたり、痛み止めを飲んでみたり。
経過を見ているところです。
早い子は2、3日で慣れるとか。個人差があるようなのでまだどうなるかわかりませんが、早く治まるといいなと思います。
歯の表面に取り付ける器具は一ヶ月に一度色を変えられるということで、初回はピンクとパープルの二色使い。
来月はピンクとブルーのキキララ色と言ってます。思った程派手ではなく、基本クリアなので見た目おかしくはないです。
二年は付け続けるらしいので、せめてそういう楽しみでもあればやり過ごせるのでしょうか。
お世話になる矯正の先生はとってもとっても明るいポジティブな感じで、来るとパッとその場が明るくなるような方です。
長いお付き合いになるので、こういう先生で本当に良かった。
日本人の受付の方もいらっしゃるので、言葉の面でも安心。本当にラッキーです。。


憧れの新曲

2013-12-07 23:19:06 | Weblog
つい先日、ヴュータンのコンチェルト4番1楽章を卒業しました。
今までの先生ならば全楽章通してピアノと合わせてから次、だったのが、今の先生は1楽章だけで次の曲に進むようです。
やはり先生が変われば方針もガラリと変わって興味深い。

そして、ビュータンの次はなんと‥‥ブルッフのヴァイオリンコンチェルトです。
この曲はチイ子の憧れ。母も心待ちにしていました。いつ弾けるんだろうって思っていたらとうとう来ました!
おそらくこの興奮はあまり誰にも理解されないと解っているけれど、書かずにいられません。。
YouTubeで検索するといろんな有名なヴァイオリニストが弾いていますが、うちで人気が高いのはチョンキョンファさんの演奏。
何度聴いても鳥肌が立ち、ため息が出ます。
チイ子も「とうとうブルッフか~!」と嬉しそう。

ヴァイオリンつながりの別件ですが、現地の学校で音楽の時間にバロックの事を勉強した時の事です。
バロックの作曲家知ってる人~と聞かれて手を挙げて「バッハ」と答えたチイ子。
はい、正解!どんな曲を作ったか知ってますか?と聞かれて
「今パルティータ3番を練習で弾いています」
と答えたそうで。
じゃあ是非弾いて、と言われてその通りに次の音楽の時間に弾いたそうです。
そしてずいぶん褒められたらしい。
着々と「ヴァイオリンが得意なチイ子」売り出し中です。
アメリカの教育は褒めて伸ばすが基本なので、どこまでもチイ子を高いところまで連れてってくれているようです。笑

バロックの作曲家聞かれた時、他にどのくらい手を挙げてた?と聞いたら
「あんまり手が挙がってなかった。だからピンと手を伸ばしてあげてた私が当たったんじゃない?」
みんな知らないのかな~と言うと
「私だってヴァイオリンしてなかったら絶対知らないよ。普通ならまだ習ってないんだから」
そういえば音楽の勉強ってほとんど記憶にないな~習っていても知らなかっただろうな~笑
ヴァイオリンで新しい曲を弾く時には必ず作曲家や時代背景を説明してくださっていた先生に感謝です。







最近の

2013-12-02 10:29:17 | Weblog
最近のチイ子の英語力についてです。

文章を組み立てて話すのはまだ難しいようですが、聞くのがだいぶ出来るようになってきたようです。
ある時、「ママ、スノーパンツとかスノーブーツがいるかもしれない」
かもしれない、というのが多いのはいつもの事。。
そしてよく聞いてみると「私はよく分からなかったんだけど、Cが教えてくれた」
Cちゃんはいつも一緒に居てくれているアメリカ人のお友達です。
もし、外で、雪の上で遊びたいなら、スノーパンツやスノーブーツが必要だと。
そして、もし学校内で遊ぶだけならそれは必要ない。そういう風にゆっくりと英語で説明してくれたそうです。
そんな調子で、チイ子が困って助けを求めるとしっかりとヘルプしてくれる友人がいるらしいのが本当に嬉しいです。

普段、クラスでこれはついていけない、という内容の時は先生からの指示でiPadに入っている英語ソフト(ゲームのようなもの)をやる、というのが定番らしいです。確かに訳のわからない授業にただぽつんといるよりはずっと建設的かもしれません。
それでも音楽、アート、体育、算数などはみんなと一緒の条件で参加出来るし、お友達との会話でも英語力はどんどん鍛えられていると思います。
週に何回か、もう一人の5年生の日本人の女の子とELLの先生とチイ子の三人だけで英語の勉強をする時間があって、これがとても楽しみらしいです。
ELLの先生はとっても優しい30代くらいの男性なのですが、日本語にも詳しく、「これは日本語でなんて言うの?」なんて質問をしてきて、それに対して日本語でツッコミを入れる、という内容的にはとてもユルーいものです。でも思いっきり日本語を話せる?唯一の時間なので、チイ子は心待ちにしています。
ある意味、日本語のための授業みたいになってるけど。。それ以外は本当に英語漬けだから、それでもいいのかなと思っています。

先日、二人でスタバに行った時、コーヒーはすぐ出てきたのですが、頼んだケーキが来る様子がないので近くでソワソワ待っていると、気付いた店員さん。
「オーイッツマイフォルト。アイムソーリー!」すごく丁寧に謝ってくれました。あんまりこんな風に言ってくれるアメリカ人に会った事なかったのでとっても暖かい気持ちに。笑
そしてチイ子、すかさず
「イッツオーケー、ノープロブレム!」
としっかり大人の対応です。
その後もケーキを取りに行ったチイ子はその店員さんと何やら話していましたが、短い会話なら成立するようです。

また違う時には、サンドイッチのお店でランチ後、私は食器を下げに行ってる間チイ子は机の食べかすなどをきれいにしていた時の事。
お店を出てから、「ママ、隣に座っていたお兄さんに、『きみ、ヴァイオリン弾いてるの?』って聞かれたよ」
母がいない時に話しかけられたそうで、チイ子曰く
「多分首の湿疹を見て言ったのかな。それで、Yesって答えたら、『ヴァイオリニストが夢なの?』って聞かれた。それでYesって答えた。」
「で、お兄さんもヴァイオリン弾いてるのかと思って首を見たけど、何にも痕はなかった」
これもまたヴァイオリンを介したコミュニケーションの一つ。きっとその人も何かしら楽器をやっているのかと思われます。
隣にいた青年を思い出してみたけれど、なにかを勉強しているような様子だった気もするし、音楽を聞いていた気もするし。あんまりよく見てなかったのでわかりませんが、母がいない方が話しかけやすかったって事でしょう。

出たがりのチイ子、お店などに行くと積極的に前に出るのですが、英語がつたない子供に優しい人ばかりじゃないここアメリカです。
あしらわれて私が呼ばれる、という場面も何度か遭遇しましたが、めげていないようです。
しかし、本当に頭に来たのは、あるプレッツェルのお店で注文していた品を待っていたときの事。
5分くらいかかる、と言われてその場で待っていたのに一向に来ないので、チイ子が「私聞いてくる」と言って何か言いに行きました。
でも、「何言ってるんだ?」という怪訝な対応。そして「ママ~!」と私が呼ばれて状況を飲み込んだ瞬間、なんだか腹が立ったので
「I am waiting ◯◯◯ for long time!」と語気を強めに主張。店員さんは忘れていたんでしょうね。それでも謝るとかなく、
「あー‥‥ハイ。」と全く違う物を渡されました。
見た目で違うものと分かったけど、めんどくさいのと美味しそう(笑)だったのでもういいやとそれをサッと受け取って出てきました。

まぁ、こういう事はよくある事で。ある意味あきらめの境地です。
でも実際、その受け取ったものは本当に美味しかった~笑
いろんな人がいます。でもめげるなチイ子!