デジカメを持って歩こう.

個人の 登山、トレッキング、散歩、海外旅行 の記録です。

 2012年9月 南米.ペルー周遊からブログ参加です

・東海道を歩く(10) 富士<吉原宿>ー<蒲原宿>ー<由比宿>由比

2016-04-09 23:59:59 | 東海道

2016年4月9日 東海道のてくてく歩き、10回目は富士から由比まで約16Kmを歩きます。最小人数5名の参加です。   富士川を越え県道を歩き、薩埵峠(さったとうげ)手前のJR・由比まで行きます。天気良く最高気温20度くらいの予報、暑くなりそうです。

吉原宿の西はずれにあるJR富士駅に9時30分に到着。土曜日の朝のためか閑散とした市街を北上して旧東海道に合流し、西に向かい間もなく富士川を渡ります。結構な川幅で水量が非常に多く川幅いっぱいの急流で豪快です。   富士川を渡ると坂を上がり河岸段丘の中腹の道を歩きます。立場である岩淵には一里塚が両塚残っています。   東名高速道路を渡る時、雪を冠った富士山が垣間見え素晴らしいです。     蒲原宿に入ると東海道歩きと思しき人がたくさん歩いています。宿の裏山になる御殿山では桜まつりをやっている様でスピーカーから流れる演歌が華やいだ雰囲気を醸し出しています。   宿は昔の面影がよく残り蔀戸(しもみど)や格子戸、なまこ壁などの古い家が続き、宿の出入り口は枡形道路になっています。  蒲原・由比はサクラエビ特産。 調度昼時、サクラエビ、刺身がたっぷりのった海鮮丼を食し、大満足でした。  暫らく歩きと小さな宿 由比宿に入ります。東木戸・枡形跡や古い建物が小規模ですが残っています。由比本陣は「由比本陣公園」として整備され、休憩所や「東海道広重美術館」があるので、昼食後の大休止です。 由比はサクラエビを大々的に売っていてあちらこちらに店があります。JRの下を潜り由比漁港に寄って相模湾の海水を今回初めて見ます。この漁港にもサクラエビの売店があり、観光客が並んでいます。 暫らく歩くと由比駅に着き今回の街道歩き終了です。

<吉原宿> … 東海道第十四宿、日本橋から三十五里(135.9km) 吉原宿は高潮で宿場を二度も移転させられたうえ、川の氾濫に悩まされ続けた

 

秋葉常夜灯 … 常夜灯はこれからたくさん現れます / 間宿 本市場 / 富士川手前 水神社…富士川渡船場碑がある

              

富士川を渡る … 現在の富士川は

        

<岩淵立場> … 富士川を利用し、岩淵から甲州・鰍沢への舟運で賑わった 下り便は甲州の年貢米、上り便は塩が運ばれた また、身延道の分岐点でもあった

桐の花             / 小休本陣常盤屋   / 五右衛門風呂です

         

新豊院 … 

            

岩淵の一里塚 … 日本橋から三十七里目 

              

  

<蒲原宿> … 東海道第十五宿、日本橋から三十七里(147km) 広重の名作「夜の雪」で名高い蒲原は、海路の日和に抱かれた温暖な地 古いたたずまいを残したこの宿場には、義経と浄瑠璃姫の伝説がある  

蒲原…[夜之雪] ほの暗い空から音もなく降りしきる雪で地上はまったく静寂の世界 白黒のばかしの世界にわずかに用いた色彩が非常に効果的

 

東名高速 跨線橋からの富士山

    

光蓮寺 … 義経が浄瑠璃姫へ手紙をしたためた場所近くの寺  / 蒲原の一里塚跡碑   / 諏訪神社

            

蒲原宿 東木戸    / 日本軽金属発電導水路 / 蒲原宿 街並み          / 広重 夜之雪 レリーフ

                 

  ●●● サクエエビ海鮮丼で昼食 ●●●

本陣跡の黒塀      / 西木戸跡       / 和歌宮神社

       

<由比宿> …  東海道第十六宿、日本橋から三十八里(150.9km) 小さな宿場ながら、古い家並みが残る情緒豊かな土地である 興津宿との間に横たわる難所・薩埵(さった)峠に上ると、眼下に海、遠方に富士が望める

由比…[薩埵嶺] 波が崖下にうち寄せるので、道は標高90mの薩埵峠を越える 富士の眺めは東海道一の名勝 対岸の浜から由比にかけての浜辺が万葉に歌われた田子の浦 

お七里役所跡          / 本陣跡                   / 弥次喜多?

         

由比川          / 由比漁港

      

=おわり=



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