私が台北で泊まったホテルはJust Sleep(ジャストスリープ)という、台北の繁華街・西門町にあるビジネスホテルでした。
でも、ただのビジネスホテルではない!…というのがウリだそうで、リージェントホテル系のホテルなので設備等はしっかりしている…って旅行会社のパンフには書いてあったかな。
確かに面白いホテルでした。
ツインルームと言っても部屋が細長いので、頭を合わせる形で縦長にベッドが並んでいました。
その間にサイドテーブルとソファを兼ねたスペースがあって、お互いの頭がくっつく事は無くてむしろ通常のツインの並べ方よりもイビキとか寝言の類いが聞こえない分良いんじゃないかと思いました。
あとホテルにはバスタブが無いのですが、シャワーブースは結構広くトイレとは別になっていました。
けれど、ちょっと磨りガラスっぽくて脱衣所もないので気の置けない仲じゃないと遠慮しちゃうかも。。。
台北で心配される水回りは抜群で、シャワーの水圧は我が家よりも良いしトイレの水流も豪快でした。
トイレットペーパーもティッシュもクリネックスだったし、良かったです。
面白いのが設備の位置がイラストで表現されてて、例えばセーフティボックスの所には壁にドルマーク、洗面所には蛇口の絵、カバンを置くスペースにはちょうどこんなマークが書かれていました。
中でも笑えたのがトイレのマーク。
…なんかブルブルしてるところがリアルだと思いませんか?
あと、すごく凝っていると思ったのが、洗面所の鏡の角に居眠りのマーク。
洗面所の後ろ側の壁にも鏡があって、よく見ると合わせ鏡の要領で鏡の中に鏡がマトリョーシカみたいになっていて、その角にが映っているんです。
ホテルのユニフォームもスウェットみたいなラフな服装で、朝食もバイキングですがサラダとパンとおかず少々とシンプルなのですが私には充分でした。
本当に名前の通り『ただ眠るだけ』のホテルとしては充分だと思います。
元々、最低ランクのホテルの予定で旅行会社で話をしていたのですが、営業トークではなく複数の旅行会社から「ランクを上げられた方が…」と言われました。
偶々旅行会社の方が当初検討していたホテルに泊まった経験があって、『何故お勧めできないか』を説明して頂き、「このホテルのバスタブに浸かるくらいなら、ジャストスリープで綺麗なお湯をたくさん浴びた方が良い!」という結論に至ったんです。
口コミサイトではジャストスリープには賛否両論なのですが、私には否定的な意見のどれも当てはまらなくて、すごく良かったです。
特に朝食場所のカフェは夜10時までドリンクだけ無料提供しているので、水をもらいに行ったりコーヒーやお茶を飲みに行ったり便利でした。
ホテル側の配慮なのか、私の部屋の付近は日本人や欧米系の宿泊客が固まっていて、よくある「廊下を歩く中国人がうるさい」ってのが無かったんです。
というか、一番エレベータに近い部屋が彼らには割り当てられていた様です。
もしも苦言を呈すとしたら、私には関係ないけれどベッドが短めなので背の高い方だと足がはみ出ると思います。
西門町は繁華街だし、台北駅までも徒歩圏内だし、親と旅行なら考えるけど友達同士なら次回もココがいいかなぁって思っています。
フロントの後ろのドアがセブンイレブンに繋がってるし…。
目一杯遊んで寝るだけなら、本当に便利です。
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