待ちわびて、出るなり飛びつくように買ってしまった「レッドツェッペリン/永遠の詩・最強版(CD)」ですが、実は聞いてみると結構、肩透かしでした。ま、冷静に考えてみれば新しく追加された楽曲はライブ集のDVD(Led Zeppelin DVD)ですでに見て聴いてるのが殆どなわけですし、それ程感激は無くて当たり前なんですけど。
「永遠の詩」に関しては、当時何回もレコードを聴き、映画の方も最近DVDを買って何回も見ていて、正直飽きてもいたんですが、ライブ集のDVDに収録されている「あなたを愛し続けて」や「オーシャン」が異常にかっこよく、特にドラム・サウンドは恐ろしく良くなったりしてるので、どちらかというと「古い楽曲群を同等のクオリティで聴けるんだろうか。だとしたら死ぬ!」と、ちょっと期待が大きすぎた、とも思います。
最強版、好きな人には申し訳ないのですが、「ロックンロール」の例のドラムのイントロ、そこまでは良かったんですけど、曲が始まると「あれ?」っと。「ああ、これは映画版のテイクなのか」と思わされ、気を取り直して続く「祭典の日」へ。「これだよこれ、中でも聴きたかったのは」と思ってるうちに最後のギターソロに来てまたも「あれ?」っと。「…こんなギターソロだっただろうか、もっとバックのドラムやベースとも絡んで怒濤のようなギターソロだったように思うんだけど…」と。
通して聴いてみると、他にも気になるところが多数あり、「祭典の日」「永遠の詩」ともにプラントのフェイクがない、「ノー・クォーター」のギター・ソロの出だしが無い、「胸いっぱいの愛を」の中間部分がない、MCがない、など「ないない尽くし」で、特に聴きたかったところが殆どカットされていました。ドラム・ソロも変に派手なエフェクトが掛かってるのがちょっと…。で、2、3回聴いて孝之に回しちまいました。全く、納得できなかったですね。「ちょっと期待し過ぎたな。そんなに焦って買わなくても良かったんじゃないか…」と思ってしまったのでした。
映画版を見てると曲のカットもひどいし、音源も繋ぎまくってるのも分かるし、恐らく最強版の方が実際のライブには近いんだろうな、と思います。「ハート・ブレイカー」や「幻惑されて」のドラム・サウンドはものすごくいいし、全体的なサウンド・クオリティが上がりつつ生々しいように思います。ですが、なんか思い出にケチを付けられたように感じてしまったのでした。
「じゃあ、原盤はどうなんだ、今改めて聴いたらやっぱりしょぼいのか?」「ずっと聴いてないから、思い込みが激しいだけなのか?」という思いに駆られ、買ってしまいました、原盤のCDを。で、結論から申し上げると「やっぱりこれだ」という印象でした。確かに今聴いてみるとあちこち不自然ですし、「ロックンロール」の歌は苦しそうですし、ドラム・サウンドも軽いし、ベースが妙に大きくてギターが細かったりしてます。ですがなんか、妙に暑苦しくて、聴いてると胸が熱くなり、引き込まれて何回でも聴きたくなる「何か」があるように思いました。「これからはいつでも聴ける」と思って、ようやく安心した次第です。そして安心してしまうと「…やっぱ最強盤ももう一回聴いてみようかな?」と思うのでした。
「永遠の詩」に関しては、当時何回もレコードを聴き、映画の方も最近DVDを買って何回も見ていて、正直飽きてもいたんですが、ライブ集のDVDに収録されている「あなたを愛し続けて」や「オーシャン」が異常にかっこよく、特にドラム・サウンドは恐ろしく良くなったりしてるので、どちらかというと「古い楽曲群を同等のクオリティで聴けるんだろうか。だとしたら死ぬ!」と、ちょっと期待が大きすぎた、とも思います。
最強版、好きな人には申し訳ないのですが、「ロックンロール」の例のドラムのイントロ、そこまでは良かったんですけど、曲が始まると「あれ?」っと。「ああ、これは映画版のテイクなのか」と思わされ、気を取り直して続く「祭典の日」へ。「これだよこれ、中でも聴きたかったのは」と思ってるうちに最後のギターソロに来てまたも「あれ?」っと。「…こんなギターソロだっただろうか、もっとバックのドラムやベースとも絡んで怒濤のようなギターソロだったように思うんだけど…」と。
通して聴いてみると、他にも気になるところが多数あり、「祭典の日」「永遠の詩」ともにプラントのフェイクがない、「ノー・クォーター」のギター・ソロの出だしが無い、「胸いっぱいの愛を」の中間部分がない、MCがない、など「ないない尽くし」で、特に聴きたかったところが殆どカットされていました。ドラム・ソロも変に派手なエフェクトが掛かってるのがちょっと…。で、2、3回聴いて孝之に回しちまいました。全く、納得できなかったですね。「ちょっと期待し過ぎたな。そんなに焦って買わなくても良かったんじゃないか…」と思ってしまったのでした。
映画版を見てると曲のカットもひどいし、音源も繋ぎまくってるのも分かるし、恐らく最強版の方が実際のライブには近いんだろうな、と思います。「ハート・ブレイカー」や「幻惑されて」のドラム・サウンドはものすごくいいし、全体的なサウンド・クオリティが上がりつつ生々しいように思います。ですが、なんか思い出にケチを付けられたように感じてしまったのでした。
「じゃあ、原盤はどうなんだ、今改めて聴いたらやっぱりしょぼいのか?」「ずっと聴いてないから、思い込みが激しいだけなのか?」という思いに駆られ、買ってしまいました、原盤のCDを。で、結論から申し上げると「やっぱりこれだ」という印象でした。確かに今聴いてみるとあちこち不自然ですし、「ロックンロール」の歌は苦しそうですし、ドラム・サウンドも軽いし、ベースが妙に大きくてギターが細かったりしてます。ですがなんか、妙に暑苦しくて、聴いてると胸が熱くなり、引き込まれて何回でも聴きたくなる「何か」があるように思いました。「これからはいつでも聴ける」と思って、ようやく安心した次第です。そして安心してしまうと「…やっぱ最強盤ももう一回聴いてみようかな?」と思うのでした。