
◆ レース参戦レポート No.3 ◆
‐ シリーズレース2012 第4戦 @ABC ‐
DB02にマシンチェンジしてから、ホームコースであるABCでは2回目の参戦となったレースのレポートをお送りします。前月はスペアパーツの用意が十分でない中、早い段階で駆動系にダメージを与えてしまい、決勝までマシンをいたわりながらの戦いで、その実力を存分に発揮させることが出来ませんでした。今回も直前のGOJOにおける検証が想像以上の不発に終わったせいで、メンタル的に安心してレースに専念出来る雰囲気ではありませんでしたが、何とか前回よりは良い結果を残そうと頑張ってきました。
■メンテナンス■
まずはモーターを前回検証で使用した ZERO 6.5T から ZERO R 7.5Tへ戻します。6.5Tでは駆動系が負荷に耐えられないという事実がある以上、元から選択の余地は無い訳ですが、グリップの低いABCではGOJOの時ほどパワー不足を感じることも無いので、7.5Tでもさほど抑制を感じることはないはずです。
続いてリヤデフをメンテ。シェイクダウンからの走行パック数はまだ15にも到達していませんが、ここも6.5Tパワーの歪みで消耗度が一気に上昇。明らかにゴリゴリだった上、GOJOでの検証では終盤、ジャンプ前の区間で異常な加速の鈍さを感じたことから、既に滑りが発生していた可能性が高いと見て手入れを行いました。内容としてはプレートは裏表を入れ替え、ボールはキット付属のノーマルから kimihiko-yano.net さんのタングステン製(ky244:780 YEN)に交換した上でリビルド。仕上がりは非常に良好で、耐久性にも期待が掛かります。
そして当然、前回壊れてしまったベベルピニオンギヤも交換。で、今回はそのベベルピニオンギヤ側からもバックラッシュの調整(シム追加による切り詰め)を行いました。

最後はスリッパー。パワー感を上げようとばかり考えていたここまでの流れで、不必要にスリッパーが締め上げられているのではないかと考え、取り敢えず1/4回転程緩めておきました。TRF201の方はスリッパー周りの品質が非常に低いお陰で、逆に調整の仕方や調子の良し悪しを判断する為の知識が身に付きましたが、四駆の方は未だにいじくり方が良くわからず、もう少し真面目に手探りをしていかないといけないかな… と思う今日この頃。
■練習走行:前日&当日■
上記内容のメンテナンスを終えた上で、まずはレース前日に練習を行いました。驚いたのは、加速、スピード感が全く不満の無いレベルであったこと。ABCでの前回の走行時は、TH-EPA-HIGH(アクセルスロットル開度)をMAX90%に制限していたことから、そこを開放した分の差があることは分かっていたのですが、体感的には70%位からの100%ではないか? と思える程のパワーアップを感じました。このレベルの出力があれば文句無しです。
それにしてもこの“パワー感”というものに対しては、ラジコンを始めて何年も経った今でも、狐につままれたかのような訳のわからない感覚に陥ることがあります。『路面が重いから』『駆動が重いから』『バッテリーがショボい』など、多くの要素が絡む部分ですから、単純なテーマでは無いことくらいは分かりますが、未だに法則化の糸口すら掴めないというのはどうも…。まだまだ精進が必要な身です。
予定では前日練習で最低でも3パック、走行を行う予定でしたが、降雨で2パック目にも行けず。やれそうな実感が沸いてきていただけに残念でしたが、諦めて帰宅の途につきました。
続いて当日。早朝練習は1パック丸々、前後とも割と活きの良いタイヤで練習を行いました。前の日の操縦感覚から大差が無いこと、駆動系に問題が起こってないことの確認をして終了。手ごたえは相変わらず悪くないので、最初からとにかく思いっきりいこうと思いました。
【予選:1st ROUND】
一発目は完全に気合が空回り。転ぶこと4〜5回、タイムを見る気も無くなるような出来でした。直後にマーシャルをしていて、多くのマシンが私と同じく、外周部にあるギャップのアプローチで転ぶ or 体勢を乱していることが判明。一方で普段からコース作りに携わっている地元エキスパート組は、うまく交わしたライン取りでスムーズに通り抜けています。なるほど… この時点での順位は7位(/19台)。
【予選:2nd ROUND】
2本目は先程学習した上手い人のラインを丸々真似る形で走行。結果、今度は転倒無しで5分間を駆け抜けることが出来ました。タイムは1Rから丸々1周以上アップし、一気にトップから3秒遅れの3位へとジャンプアップ。
【予選:3rd ROUND】
最後はもう一歩タイムを縮める意図で、明らかに攻めの走りへとシフトしてみました。ラップレベルでのペースアップは出来ていたようですが、今度は1度転倒してしまった為、5分間のタイムはほぼ同じという結果。終盤、何だかガリガリ音が聞こえているような気がしてきて、大いに動揺してしまいました。
決勝前はリヤ→フロントの順にギアケースを開けて確認してみるものの、ベベルが損傷している様子はありません。幻聴だったのでしょうか… 折角開いたので、ついでにフロントのベベルピニオンにも上で説明したシム(0.2mm)を入れておきました。
決勝はちびてきていたフロントタイヤ、ホールショット1.0(M3)を新品の2.0(M3)に交換、リヤにも二駆の決勝で使っただけのほぼ新品をあてがった上で臨みます。
【決勝:A FINAL】
グリッドはAファイナルの4番手。後1つのランクアップで表彰台となるわけですから、これは燃えるなと言われても無理というものです。しかし練習周回では、この日これまでは全く生じていなかった巻き気味挙動が発生。フロントタイヤを新品に替えたせいでしょう… 嫌な予感。で、どうなったかは下の動画をご覧下さい。ホイールが1台だけ赤いので、それを目印に追いかけて頂ければ良いかと。
展開としては少し苦手に感じていた左奥の2連ジャンプで2回も糞詰まってしまい、中盤以降は立て直すも上位集団が安定した走りで落ちてこず、6位フィニッシュという結果でした。マシンが安定しなくなっていたこともありますが、もう少しいつも通りの走りをするよう心掛けていれば、スタックの回数は減らせたような気がします。
どうしても駆動系の状態が気になり、耳を澄ませて走らせる事が止められません…。もう少し走りに集中したいのですが、現状のままでは難しいですね。ただ、車の動きには大分慣れてきて、鈍重さもさほど悪いと感じないようになってきました。走りの部分でもまだ洗練の余地は残っていますので、この調子でさらにもう一押し、頑張っていきたいと思います。
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