まずは操縦台の再右端から、見渡すように撮影した写真が以下の３枚。
続いて左端から撮影の３ショット。
今回は動画も撮影しておきました。レイアウト変更の当日に行われた公式最終戦における、二駆Ａファイナルの模様を収めています。
10/19（月）の時点での周回方向は時計回り（右回り）となっています。来月のお別れレースには多数の参加者が来場すると予想されますので、再びコース変更が行われるかどうかは不透明ですね。
…と、いつもはここまでで終わりのこの記事ですが、今回はもう少し引っ張ります。実は去る19日（月）、私は加西でこっそりと闇練に勤しんでいました。広いピットエリアに唯一人、あれやこれやとセットの確認をしながら遊んでいると、お昼過ぎに見慣れない車が１台到着。果たして現れたのは、普段はレースの運営に徹しておられる山■さんでした。
てっきりコースのメンテナンスでもしに来られたのかと思っていたら、『もうここも最後だからね…』と仰りつつ、車のトランクからとてもレトロなバギーを次々と取り出し、次いで見たことも無いような古ぼけた充電器にバッテリーを繋ぎ始めました。…そうです、山■さんは誰もいない時間を見計らって、間もなくクローズされるこのコースでの走行を楽しみに来られたのでした。
めちゃめちゃ楽しそうにラジコンを走らせる山■さん
山■さんもかつては、今の我々と同じようにRCカーに没頭していたようで、1995年（!!!!）には全日本選手権にも出場したんだそうです。私が加西に通い始めてから５年の月日が経っていますが、運営の方がラジコンを走らせているところを見るのはこれが初めてでした。
山■さんは年季物のレーザーで私のアルティマと一緒にコースを周回するのですが、『アナタのは二駆なのに全然追いつけないねぇ～』などと言うのです。山■さんはもう何年も（10何年かも !?）ラジコンを走らせていなかったのですから、毎週狂ったように練習をしている私と同じ、というわけにはいきません。
しかも、私がここまでラジコンに没頭し、熱心に練習を続け上達することが出来たのは、山■さんを始めとした運営の方々が、ボランティアに近い形態であるにも拘らずずっとレースを開催し続けてくれたお陰なのだと思うと…。私は真横で操縦しながら胸の中が熱くなり、そしてわずかながらも指が震えてくるのを抑えることが出来ませんでした。
この日の山■さんはかなり楽しそうで、大体の操縦感覚を取り戻した夕方には『私も四駆なら参加出来るかなぁ』『でも来月はやっぱりいっぱい来るだろうなぁ』などと仰っていました。それに対して私、『最後なんですから、是非ともエントリーして下さいよ』と、繰り返し言っておきました。
来月のお別れレースで、運営の山■さんは、同時に山■選手になっている可能性があります。このコースにはお世話になった、と感じている当日の参加者の皆様に対しては、ほんの少しずつで構いませんので、運営の手助けもしてあげる心構えでお越し頂きたいことを、無礼ながらもお願い申し上げる次第です。
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