ノスタルジー（９） ネット交友録

２００３年６月２日の日記です。

２００３年５月３１日にフランス在住のぴーたろーさん（女性）というカリグラフィの作家さんの帰国歓迎会が、
六本木の居酒屋「ラッキー酒場」であって、ネットの友人・猪やっこさんに誘われて、初めてオフ会に参加しました。
私は生来の人見知りで人付き合いが苦手ですが、なぜかこの夜のメンバーとは今も親しくお付き合いをしています。
みつ豆さんはスーツをピシッと着こなしたダンディな人、まっしぃさんはホンワカとした不思議ちゃんの入った人、
はすぴーさんは懐かし系サイトの大立て者でした。
そんな中で猪やっこさん（女性）は恥ずかしがり屋の私をとても可愛がってくれて、いろいろ引き回してくれました。
この夜も音痴の私はカラオケを逃げようとしたのですが、猪やっこさんが私の腕を取らんばかりにして引き留めます。
カラオケは嫌だったのですが、女性に優しく熱心に誘われれば断り切れません。
なにを歌ったのか忘れましたが、メンバーはヘタな私に温かい拍手をくれたので、恥ずかしさを忘れてカラオケを楽しみました。
ミーコを作ってＨＰを持ったネット人生を始めたおかげで、
この夜の集いがきっかけになり、私よりも一回りも二回りも若い得がたい友人を持つことが出来ました。

今なら写真をたくさん撮っていただろうに、この時はこの２枚しかオフ会の写真を撮りませんでした。
初対面の人たちの中で、ミーコを取りだして写真を撮るのはかなり勇気のいる行動でした。 




この勢力分布図の中心人物オーレン・イシイは猪やっこさんのことです。
猪やっこさんは自分から先頭に立とうとせず、いつも控えめに振る舞う人ですが、
みつ豆さん、まっしぃさん、ブルさん、私セルやの男たちを涼やかな声でオフ会に誘い、カラオケを歌わせます。
とにかく人望のある女性で、彼女の一声で男たちは皆、ひれ伏すように付いて歩いていました。
角田美代子のような女性だったら、我々は塀の中の人になっていたでしょうが、
心映えの良い女性だったので、メンバーは手玉に取られるのを楽しむように彼女からの誘いを待っていました。
今は違う趣味の世界に行っているので、なかなか会う機会がないのが残念です。