昨年、新しい弓を入手して弓が3本になりました。1本目は初代の楽器についていた初心者用の弓で、納戸にしまいっぱなしだったもの。2本目はドイツ製の弓、3本目が今回購入したフランスの新作の弓です。
初代は30年以上も前の弓ですからこれを機に捨てようかと思い、最後にちょっとだけ弾いてみました。すると案外いけるのです。もちろん、弓毛がへたっているので弱い音になるのですが、重いためか力があって、そこそこ弾けます。
う~ん、意外とよい弓だったのかもと見直しましたが、数日後に弾いてみたら、やはりなあ、という感じでした。
幸い、新しい弓にも慣れてきたので、当初の違和感も消えて楽器がよく鳴るようになりました。これからは私次第ということで、少し恐ろしさを感じています(笑)。
上から、初代、2代、3代。
同上。ヘッドの形は同じようで微妙に違います。
まあ、兎に角、音楽の神様の見えない手によって私のもとにやってきてくれた弓だと思って、これからも大切にしていこうと思います。
そう考えた結果、初代は右手指の柔軟体操用に、2代目は予備として残すことにしました。∎
Nikon Z 6 / NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3