コンピュータをめぐる私的で情けない話題

コンピュータ関係の私的な話題をふたつ。

ブラウザの設定を知らなかった件
私はグーグル・クロームをウェッブブラウザとして長い間使っています。もう、10年以上になると思います。その間、ブラウザの立ち上げの都度、ブックマークバーから常用するサイトをクリックして立ち上げていました。
つい最近になって、これは変だな、と気付き２、３の検索語を入れて調べてみると、クロームの「起動時」の設定を「前回開いていたページを開く」に変更すれば自動的に前回のページが再現されることが分かり、早速実行しました。

というわけで、現在は楽ちんなのですが、なぜ、こんなことにもっと早く気付かなかったのかということの方が問題です。10年以上、立ち上げる度に無駄な時間を費やしていたのですから。
言い訳になりますが、ひとつは、クロームが立ち上げ時に時々前回のページを再現してくれたからでした。そうでないときもあり、そのポリシーがどうなっているのかは分かりかねますが、私はその偶然性に依存していたのです。そして、ブックマークバーから入って行ってもそれほど時間がかかるわけでもなく問題と感じてすらいなかったのだと思います。

この時代、IT関係で自動化されていない方が珍しいのですから、まず、疑問視して楽な方、時短の方向で問題解決すべきだったと思います。なぜかその発想がまったくなかったのです（笑）。ブラウザの設定を知らないだけでなく、そんなものだろうと予断して長い間時間を無駄にしてきた実例です。ITに多少の自負もあったのですが、こんなレベルでした（笑）。

クロームの不思議な動作の件
もうひとつ、これもクロームなのですが、最近になってブラウザ内のボタンを押すとボタンや選択した枠内が太線の囲みで強調表示されるようになりました。強調表示だけならまだいいのですが、消滅するのが遅く鬱陶しいことこの上ありません。さっさと画面遷移すればいいのですが残像のように残っています。瞬時の動作が身上のコンピュータがこれでいいのか、と不思議に思います。私の方の誤作動でなければよいのですが（笑）。∎