アコギおやじのあこぎな日々

初老の域に達したアコギおやじ。
日々のアコースティックな雑観

プリウスくん、ご苦労様、ありがとう。走行距離223730キロ

2015-06-10 | Weblog


 4月29日、愛車の初期型プリウスの走行距離が222,222キロに達した。

 デジタル表示の、この美しい数列!


 と、書きかけのまま21日が過ぎた。

 その後も1,508キロを走り、5月20日、とうとう別れの日を迎えることとなった。


 
  ◆愛車プリウス儀、過剰走行の病に伏しておりましたが、薬石効なく5月20日、223,730キロの旅を終え、無事、天寿を全うしました。ここに生前のご厚誼に謹んで感謝いたします◆


 4月10日ごろに駐車場で突然、パネルにカメのマークが出現。車が動かなくなった。車の取説を見ると、「出力制限」とあった。スイッチを切ってしばらくすると以前どおりに動き始めた。

 その15日くらい後、今度は時速60キロくらいで走行中に、突然「PS」のマークが出現し、ハンドルがいきなり重くなった。幸い田園地帯の直線路だったが、これには驚いた。

 「PS」はパワーステアリングの略で、なんらかの理由でパワステが利かなくなった時の表示らしい。

 ディラーに持ち込んだら、車のコンピューターに表示が出たという記録は残っているが、原因は特定できない、とのこと。いやいや、運転中にハンドルが利かなくなるのに原因不明じゃ、怖くて乗れないでしょう。

 
 それでも、電圧の検査などの結果、しばらくは問題なく走れるはず、とのこと。


 222,222キロが目前だったし、根が素直なのでディーラーのいう通りに乗っていた。


 で、しばらく乗ったが、本当に異常はなかった。ただし、急な坂道で前に進まなくなった。ギアが空回りしている感触だった。

 バックで方向転換し、平地に戻った。で、中古車屋さんへ直行。すぐに次の車を決めた。

 次の車が乗れるようになるため車庫証明を更新したり、車検を通したり。その間もプリウスは走ってくれたが、5月20日、とうとう別れの日が来た。

 電圧の検査をしてくれたディーラーの人は、車の異常とかでなく、なにより走行距離に驚いてくれた。「県内一、いや日本一かも?」。日本の車だから、日本一なら世界一かも。


 震災の直後のガソリン不足では大いに助けてもらった。息子と2人の東北一周キャンプ行脚もプリウスと一緒。キャンプ場でもスキー場でも、周囲の大型レクレーショナル・ビークルよりずっと頼もしく走ってくれた。250,000キロまで行きたかった。


 プリウスくん、ご苦労様でした。ありがとうございました。

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