アコギおやじのあこぎな日々

初老の域に達したアコギおやじ。
日々のアコースティックな雑観

ネットニュースは「見出し商法」

2021-05-31 | Weblog


 ネットニュースに「ブラタモリ、前代未聞の珍事!」なんて見出しがあった。


 もはや絶滅危惧種である「芸の能の人」。そのわずかな生き残り、タモリさん。

 敬愛する「芸能人」に何事かあったかと思って見てみたら、「ブラタモリ」の番組の中、案内役の人が道に迷いそうになった、それだけらしい。


 このニュースの出し方。詐欺がよく使う手口だ。

 スポーツ紙やワイドショーなどの、いわゆる「見出し商法」。

 駅売りのスポーツ紙はキオスクに並んだ時の見出しで売り上げが決まる。

 記事の内容ではなく、見出しが勝負なのだ。


 ネットニュースも見出しが勝負なんだなぁ、と思った。


 が、待てよ。不安が頭の中に広がってきた。

 
 総じて、ネットニュースなんて、みんな「見出し商法」じゃないか。中身を精読するなんてほとんどない。

 情報を出す側は、見出しのインパクトに意を注ぐばかり。


 そんなことばかり続いたから、アメリカではトランプが台頭してしまったのではないか。


 私の周囲も、スマホをいじっている人ばかりになってきた。

 その中には多くの情報があるのだろう。

 「その情報を鵜呑みにしないでくれ。自分の頭で漉し取ってから使ってくれ」と思ってしまう。




 






最新の画像もっと見る

コメントを投稿