日本語が読めない、書けない。
そんな日本人が、急速に増えている。
社用で文房具店に買い物に行った。レジで領収書を頼んだのだが、若い女性店員さん、宛て名の、極めて簡単な漢字が書けない。
「新」という字は、書いている途中で止まってしまった。
「福」の字も書けない。自分が住んでいる、少なくとも今勤めている会社の所在地の地名の一部だ。
どうみても、二十歳くらい。
どう . . . 本文を読む
きょうのヴァイオリンのレッスンは、先生とのマンツーマン。
クラスメートの女性が休みだった。
音階練習から調子が良かったし、苦手のボウイングも、いつもより堂々と、かつスムーズにできた。
と思っている。
音階の練習の後に、先生が7月末に開かれるクラスコンサートで演奏する曲を決めようと切り出した。
あと1ヶ月。多くの練習時間は確保できない。
これまで自 . . . 本文を読む
息子に初めて手紙を出した。
まだ4歳5ヶ月。しかし、自宅で紙芝居を読んであげていると、しばしば自分自身でやりたがり、実際に紙芝居を演じさせてみると、なんとなく話の流れからひらがなだけは読めるようになってきていた。
先週末、出張でビジネスホテルに連泊し続けていた際、早朝から深夜まで仕事が続いて電話連絡もできなかった。そこで、残された通信手段として手紙を書いてみた。
先日導入した . . . 本文を読む
6日は全市一斉清掃日。
朝6時からのごみ拾いに家族全員、私と妻と息子の3人で参加した。
今の生活環境に感謝している。
子どもたちにこのまま、もしくは少しでも良くして、手渡していきたい。
息子はごみ拾いをゲーム感覚で楽しんでいた。
妻は清掃後に帰宅。朝の支度をするためだ。
息子は私とごみ拾いを続けた。
が、飽きると、そこから1時間、サッカーボール遊び。
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戦車が無抵抗の人を轢き殺す場面がテレビに映った。
20年前、「人民を解放する」という軍の兵士たちは、自国の「人民」を轢き殺していた。
上の命令だけで動く。自分の判断は抑え続ける、「人民を解放する」はずの兵士たち。
上の命令だけを聞く人々の危うさ。
「血の月曜日」。
ふだんは観光地である広場に出現した地獄。
この20年間で、一番忌まわしいニュースの見 . . . 本文を読む
そのギターは、きょうは店頭に並んでなかった。
月3回で通っているヴァイオリン教室。
その隣は楽器店。
レッスンが始まる前の数分間、楽器店に入って、しばしば楽器を見ていた。レッスンが始まるまでの暇つぶし。
さまざまなギターが壁一面に陳列された店内。
そのギターは、きらびやかなギターたちが誇らしげに並んだ壁の一番端っこ。ひっそりとスタンドに掛けられていた。
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「奥の細道」を竹馬で辿る。
夕方のテレビのニュースで、千葉県の72才の男性が完歩したことを伝えていた。
すばらしい。
力みがない。
72歳という年齢を知って、大変だったろうと思う半面、72歳という年齢に達した人間だからこそ、そういう素敵な旅ができるんだろうな、とも思う。
なんの生産性もない。利もないし、害もない。損もないし、得もない。
だから、すばらしい . . . 本文を読む