ペンシルハウス物語~東京日和~

-gozar de tokyo-きまま そのまま なすがまま 

ケイゾク

2012-02-08 | 暮 Life
ブログのくだらない事でも、手帳への殴り書きでも

何でもいいから常に書いてる事で、


文章力、描写力、構成力なりが素人なりに多少は身に付くのは間違いない。

才能とセンスは努力しようがない領域だが


とりあえず書く事がトレーニングとなり小技も出来る様になる。


……はず。


となるとしばらくサボって書かないでいると、一瞬で書けなくなるのは納得の所。


四回か五回かの落選から、晴れて今年の芥川賞を受賞したのに、


「これが嫌なんだよ」と不機嫌受賞インタビューをした作家を見て


最初「いい歳して大人げない。きっといつも一言多い事を言い、周りを苛っとさせてきたんだろう」と毒ついてみたが


別のインタビューで、
「この十年間は毎日欠かさず何かしらを書く様にしていた」と話してるのを聞いて


静かだが書く事への凄まじい思い入れを見た気がした。


その積み重ねがあればこそのあの不機嫌発言。


単に人付き合い下手な、小説は120%自信があるがそれ以外は全く自信の持てない、

超不器用な男なんだろうよと心の広い目で見れたりして。


それでも一つでも自信を持って上から目線になれるのもそれは有りだ。


「何事も地道な継続は力成りナリ」

今年のテーマならぬ、人生テーマだなぁ。

今更(笑)