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箱根駅伝の鶴見中継所を見に行ってみる(2018/1/3)

2018年01月03日 | 雑記
【記事作成日:2018/02/20】

 お正月のスポーツイベントといえばサッカー・ラグビー・駅伝等がありますが、ブログ主が好きなのは何と言っても箱根駅伝
 そんなブログ主は機会があれば鶴見中継所まで駅伝の応援に出かけることがあるのですが、今年(2018年)は嫁を連れて見に行ったこともありますので、今回は箱根駅伝と鶴見中継所のネタについて取り上げてみたいと思います。


1. ブログ主と鶴見中継所について(余談)

 ブログ主は1999年春に就職で大分から上京してきた人間ですが、会社の寮に居られる期限が迫ってきた2001年末に移住したのが、実はこの鶴見中継所付近のエリアでした(最寄り駅:京急線の鶴見市場駅)。
 当時のブログ主は勤務地が横浜で、よく行く出張先が川崎だったこともあり、川崎まで電車で3分&横浜へはラッシュと逆向きなこのエリアは通勤経路的に魅力でした。そうした理由で鶴見市場の新築ワンルームの賃貸マンションに住み始めたのですが、箱根駅伝の鶴見中継所がこの付近だと知ったのはその後のことでした。

 それ以来正月に帰省しない年はよく鶴見中継所まで箱根駅伝を見に行っていたのですが、その後さらに住処が鶴見市場から移ってからも、機会があれば鶴見中継所まで箱根駅伝を見に行っては、ついでに以前慣れ親しんだ街の風景や近所のお店がどうなったのかを見て回るということを楽しみにしていたのでした。


2. 鶴見市場駅~鶴見中継所付近の解説

 箱根駅伝は1月2日に往路(東京大手町→鶴見→戸塚→平塚→小田原→芦ノ湖)、1月3日が復路でその逆のルートを走るのですが、鶴見中継所は往路が1区から2区、復路は9区から最終10区への襷リレーが行われる場所であります。


鶴見市場駅と鶴見中継所付近の地図(google mapのデータ)

 その鶴見中継所の場所は、京急の鶴見市場駅から徒歩数分の国道15号にあります。
 箱根駅伝では国道1号(第二京浜)と15号(第一京浜)という超幹線道路を中心に走るのですが、そうした主要道路を長時間道路を占有しないようにするため、復路の各中継所ではトップの走者が通過してから20分で繰り上げスタートが行われます。特に最後の襷リレーポイントである復路の鶴見中継所(9区→10区)では、毎年ほぼ確実に繰り上げスタートが行われます。


復路での鶴見中継所付近の走路(青線が9区、紫線が10区の走者)

 復路9区の走者は鶴見中継所の160m程手前から側道に入って10区の走者にバトンタッチするのですが、この側道区間は結構長い直線であることから、走者が目の前まで来ているのが見えているのにも関わらず、強制的に一斉スタートとなってしまい、仲間の襷を繋ぐことができずに涙するようなドラマティックなシーンが生まれるところでもあります。

 そしてブログ主は箱根駅伝を何度も現地で見ているうちに「パーンという競技用ピストル音と周囲の観客の“あぁ^~”という悲鳴とも溜め息ともつかない歓声の中、後ろを見ずに真っ直ぐ駆け出していく若者の姿」が強く印象に残り、ついには「今年も繰り上げスタートのシーンを見なくちゃ1年が始まらないな (゚∀゚)」などという、性格の悪さ全開の嗜好を持つようになってしまいました。

 そして中継所付近には多くの観客が訪れるのですが、それ以外の大会関係者(ランナー含む)・報道関係者も多数おり、それらの方々を支える地元のボランティアの方も多くいます。現地を見に行くことで、テレビには映し出されない舞台裏の風景を見たり、非日常的なお祭りの雰囲気を味わうことができるのが個人的には好きなポイントだったりします。


3. 鶴見市場駅→鶴見中継所での応援

 ここからは実際に2018年1月3日に見に行ったときの光景となります。まずは鶴見市場駅から鶴見中継所まで向かいます。


01-鶴見市場駅にて(2018年)

 鶴見市場駅は優等列車が全く止まらない駅です。1個所しかない改札口を出ると、鶴見中継所(国道15号方面)は、右側の方の階段を降りていきます。毎年箱根駅伝の日だけは、写真にある「箱根駅伝中継所 ⇒ ⇒ ⇒」という横断幕が改札を出たところの店舗スペースに掲げられます。


02-鶴見市場駅にて(2011年)

 ちなみに2011年の時はこんな感じ。なお、この駅構内店舗スペースに入っている店は、長続きしているところを見たことがありません。(´・ω・`)


03-左側の道が封鎖されています

 駅を出てちょっと右に進むと、鶴市屋(ラーメン屋)とアルム(喫茶店)のある変則四つ角があるのですが、写真左側の道は緑のビブスを着用したボランティアさんによって塞がれています。ここで「駅伝の見学は右の道に回ってください」と案内されました。


大会関係者が集結する通り

 塞がれている道は上の地図の赤線部分になります。この通りは大会関係者やランナーが集まる場所で、関係者以外は入れないようにしているようです。(走り終わって倒れ込んだランナーが引き釣り込まれるのもこの一角)。


04-右側ルートを進みます

 しょうがないので右側の道を進んでいきます。付近の様子を見ると、古本屋がコインランドリーになったり、パチンコ屋がローソンになったりしていました。


05-読売新聞の手旗をもらいます

 国道15号と繋がる「市場交番前」の交差点付近で、応援用の読売新聞の小旗をもらいます。別の場所ではスポーツ報知の黄色の小旗が配布されていました。
 なお写真の左奥のお店は「ぐるめ寿司」という回転寿司屋さんなんですが、価格・味ともブログ主的には非常に大好き&お薦めなお店であります。


06-今回はENEOSのGS前に陣取ります(11時15分)

 今回は身長の小さな嫁が一緒なので、なるべく道路に近い1列目のスペースを狙います。そうしたところ1列目はほぼ埋まっていたのですが、嫁だけはご厚意で1列目に割り込ませていただけることができました。(´∀`)
 ブログ主はそのすぐ後ろ(2列目)での待機となりましたが、1列目の人の頭と頭の間から直接ランナーが見える位置なので、充分に満足なポジションが得られました。


今回の駅から見学場所までの移動経路

 駅からここまでの経路を示す地図は上の通りです。
 到着したのは11:15頃ですが、最初のランナーがやって来るまで、まだ1時間以上の時間があります。よく訓練された観客はラジオやワンセグで先頭ランナーがどの辺にいるのかを確認するものですが、大半の人はスマホをいぢって時間を潰している状態でした。


07-頒布されていた法政大学の新聞

 そうしたときに法政大学の関係者と思わしき方が観客に新聞を配っていたので、ブログ主も一部頂きます。
 一般スポーツ紙と見分けがつかないくらい良くできた紙面ですが、タイトルは(スポーツ報知ならぬ)「スポーツ法政」になっています。


08-お昼頃の状態(12時)

 この時点で道路から3列目くらいまで埋まった状態になっています。


09-最初のランナーが来る5分程前(12時12分頃)

 写真右に見えますが、交差点を完全封鎖してランナーの到着を待ちます。


10-白バイとパトカーのスタンバイキター!

 写真の白バイは1台ですが、4台ぐらいが並んでいることもあります。
 この辺で見かける白バイの車種はCB1300 (Honda)ばかりですが、箱根駅伝でも西の方のエリアになると、ブログ主のバイクと同じXJ6 Diversion (YAMAHA)の白バイがテレビに映ることがあります。


11-先頭の青山学院の選手が通過します(12時18分頃)

 そしてぶっちぎりのトップである青山学院の選手が、大歓声の中、目の前を通り過ぎていきます。ブログ主はここで腕時計のストップウォッチをスタート。これは20分後に控えた繰り上げスタートの時間の目安を確認するためです。

 数分して2位の走者が通り過ぎ、その後も飛び飛びに走者がやって来ます。
 箱根駅伝では監督が車で走者の近くを伴走して車載スピーカーで指示や激励を出しているのですが、中には「おい、しっかり走らんか、おら!」みたいなガラの悪い声かけをしているところもあれば、周囲の人がクスりとするような問いかけっぽい声かけをするような車もあって、なかなか面白いです。(テレビ放送ではほとんど聞こえない内容です)


12-繰り上げスタート手前の状況(12時36分頃)

 そして繰り上げスタートの数分前。周りの人はランナーがやってくる方向(横浜方面)を向いていますが、ブログ主は繰り上げスタートの行われる中継点の方が気になります。
 ここでブログ主はデジカメで動画撮影を開始し、そして15番目のランナーが目の前を通り過ぎたときに、その時がやって来ました。

2018/01/03 第94回箱根駅伝 復路鶴見中継所たすきリレー(2)


 こちらがYouTubeにうpされていた、テレビ放送の繰り上げスタートシーンです(繰り上げスタート付近は上記動画の15分頃から参照)。

2018年 箱根駅伝 鶴見中継所の風景(繰り上げスタート)


 そしてこれがブログ主が撮影していた繰り上げスタートシーンです。今回は中継点からちょっと離れていたのでピストル音が聞こえづらかったのと、周りの観客の「あ~あ」という声が薄かった感じです。

 その後も周りの観客は、最後のランナーが鶴見中継所に到着するまで温かく応援を続けます。


4. 寄り道しながら帰ってみる


13-ぞろぞろと帰り始める皆さん(12時44分頃)

 最後のランナーが鶴見中継所に到着すると、国道15号の交通規制はさっさと解かれ、周りの観客も一斉に撤収モードになります。
 せっかくなのでブログ主(+嫁)は、中継ポイントなどを見てから帰宅することにします。


14-テレビカメラ小屋

 まずは歩道橋近くの中継ポイント付近の場所。ここには高所に設置したテレビカメラがあります。透明ビニールに覆われていて、冷たい風は入って来なさそうな感じです。


15-奥の方の放送席(撤収中)

 日テレのスタッフの人が撤収作業を行っていました。


16-歩道橋の横断幕

 箱根駅伝の正式名称である「東京箱根間往復大学駅伝競走」の横断幕が出ています。次の写真にもありますが、歩道橋の上からは駅伝を観戦することはできません。


17-9区・10区の走者と歩道橋上の観覧禁止看板

 各大学の9区と10区のランナーの氏名が貼り出されています。


18-応援の禁止事項等 (KORR 関東学生陸上競技連盟からの掲示)

 「ガードレールや橋など、沿道公共物への横断、旗、のぼり等をくくりつけることはできません」や「(前略)混乱を避けるためスタート地点、フィニッシュ地点、中継所の前後100m以内では出場校を示す物は掲出できません」などといった禁止事項が記載されています。


19-駅に向かいます

 ここからは来るときに塞がれていた道を通って駅に戻っていきます。


20-取材クルーが片付けをしています

 大通り(国道15号)からちょっと入ったエリアです。20km超の9区を走り終えて倒れ込んだ選手が、同じ大学の仲間のところに引き釣り込まれてケアを受けるのがこのエリアです。このときはテレビ局のスタッフが片付けに入っていました。


21-ボランティアの方が集まっています

 「鶴見中継所 支援の会 市場地区連合会」という緑のビブスと帽子を着用した地元ボランティアさんたちが集まっていました。写真の左奥が郵便局、写真の中央の白っぽいものが選手用のテントとなっています。


22-選手のいるテント

 写真に見えるテントは1つですが、実際にはこのテントの奥にも更にいくつかのテントが設置されています。学生ランナーを見ようと見物客が集まっています。


23-選手とスタッフの人

 テレビインタビューでもやってるのかと思ったら、そうではありませんでした。


24-駅伝ファンにサインをする選手

 熱心な駅伝ファンの中には選手にサインを求める人もいました。選手の方も快く応じていたようです。


テントの場所

 テントのある場所は地図の★マーク付近です。


25-鶴見市場駅手前の踏切

 踏切の奥にあるお店は以前は「井戸屋」という地元の定食屋さんだったのですが、現在は百鶴源というお店に変わってしまったようです。
 この井戸屋さんはブログ主も以前は何度も通っていたところで、箱根駅伝のある1月2~3日は朝から営業していて、お正月時期のみのメニューであるお雑煮とかが好きだったのですが、なくなってしまったようで残念です。(´・ω・`)
 お店やってたおじちゃんとお兄さん、元気でやっていてくださいな。


26-鶴見市場駅の入口

 ここから階段を上がると駅の改札になります。
 写真には左手にヴィ・ド・フランス(パン屋)があります。この建物は(客が来ない意味で)鬼門らしく、大昔はケンタッキーがあったものの売上が関東ワーストクラスらしくて閉店、ブログ主がこの付近に移ってきた頃はマックだったのですがそれも閉店、その後このお店が入っていたのですが、今度閉店になってしまうとのことです。(´・ω・`)


5. 以前撮影した写真を引っ張り出してみる

 ブログ主が鶴見中継所に最初に見に行ったのが2004年ですが、そのとき以降撮影した写真がいくつか残っていたので、てきとーに晒します。


27-側道が見渡せるポジション(2004年)

 このときは中継所より東京寄りの場所で観戦していました。一斉スタートのシーンを見るのであれば、この位置がベストかもしれません。ただし早朝から並ばないと前の方は確保できないと思われます。


28-2004年のテレビカメラ

 このときはテレビカメラがぽつんと1台、吹きさらしの状態で設置されていました。


29-2004年のボランティア本部

 「箱根駅伝を支援する会本部」という立て看板が出ています。


30-選手用トイレ(2004年)

 これは近くの民家(マンション)の厚意で、選手用のトイレが開放されているところです。
 ちなみに中継所付近には観客用のトイレ(公衆便所)はありません。どうしてもの場合は、コンビニで借りることになるかと思われます。


31-2004年の鶴見市場駅前

 前述の通り、このときは駅の近くにマックがありました。奥に見えるデイリーストアは、現在は“まいばすけっと”(イオン系の小型スーパー)になっています。


32-2011年のボランティア本部

 2011年のボランティア本部はこんな感じ。ダンボールが並べられた、手作り感というか簡素な地元のお祭り感があります。


33-2011年の読売新聞の手旗

 今とあんまり変わっていない感じです。


34-大会関係者向けパン引換所(2011年)

 このときは「箱根駅伝 審判・補助員 パン引換所」なるものがありました。売り物ではないので、当然観客は買えません。ただし隣(写真左)の方ではガイドブックやプログラムが販売されていました。


35-2011年のテレビカメラ

 2011年のときもテレビカメラは吹きさらしの状態でした。


36-インタビュー風景(2011年)

 多分、区間賞を取った選手へのインタビューが行われているシーンだと思います。芝山内科の玄関先で行われていました。(ブログ主はこの病院には1回だけお世話になったことあり)


37-2011年のテント風景

 2011年の時のテントは、通り道にも設置されている状態でした。


38-2013年大晦日の風景1

 この写真は2014年の大会の直前になる2013/12/31に撮影したものです。ブログ主はこの頃はすでに鶴見市場の住民ではなかったのですが、たまたまバイクでこの付近を通りかかった際にテレビ局の人が事前準備を行っているのを見かけ、急遽バイクを止めて、これ幸いと勝手に撮影しました(汗)。
 なお、この年にはビニールカバーのある環境になっているようです。


39-2013年大晦日の風景2

 この日は1月2日の往路の放送で使用するテレビカメラのセッティングを行っていたようです。写真は東京向き(1区のランナーがやってくる方)です。


40-道路を挟んだ反対側から観戦(2015年)

 2015年は国道15号を挟んで反対側から観戦していました。反対側からだと、やはり選手が小さく見えることと、交通規制でなかなか国道15号を横断できないのが難点でした。

箱根駅伝 鶴見中継所にて


 前述の選手に声をかけている監督の伴走車ですが、沿線の観客から見ると上の動画のような感じです。「思いっきり行け!」などと檄を飛ばしています。伴走車というよりも街宣車のようです。


 箱根駅伝については、これからも機会があれば観戦したいと思っています。(^^)



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第94回箱根駅伝速報号 2018年 02 月号 [雑誌]: 陸上競技マガジン 増刊
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