かりおかの実験室

実(体)験を書き綴っています。買ってみた。作ってみた。やってみた。行ってみた。使ってみた。・・・などなど。

正確なタイムスイッチの実験

2012年06月03日 | 製作

「フッフッフ、ワトソン君、私が意味も無く電波時計を買ったりすると思うかね?」

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実験室では、「24時間繰り返しタイマー」を利用した物を、度々製作してきました。

繰り返しタイマー分配装置

自動カーテン

自動水やり機

しかし、市販の24時間タイマーは、イマイチ正確なものが無いのですねぇ(р_-)

よくあるモーター式のタイマーは、そもそも正確でないことを謳ってますし、15分間隔でしか設定できないものが多く「ダメダメ」です。

以前に紹介した繰り返しタイマーも、時間誤差が少ないと言ってますが、「月差±2分以内」って結構狂うじゃありませんか!?(;´д`)ノ

毎日一定時間、植木に水をやるくらいならいいのですが、目覚まし時計代わりにカーテンを開けるとなると、もっと正確であって欲しいものなのです。

100円ショップのデジタル目覚まし時計を発見したときは、「おおっ、安くて正確なタイムスイッチが作れるかもっ(・o・)」と思いましたが、意外に時刻が狂うのでガッカリです。

・・・・・前置きが長くなりましたが、もうお分かりでしょうっ(・o・)ノ

電波時計でタイムスイッチができるか試してみましたっ(・`ω・)ゞデシッ!!

20120603a_2 「同じことを考えている人もたくさんいるだろうなぁ」っと、ネットを探しまわりましたが、意外にも見つかりませんでしたので、自分で回路を考えブレッドボードに展開しました。

↓とりあえず、動きを見てやってください。


わかりますでしょうか?12:49分ジャスト(アラームの設定時刻)になると、電磁リレーがON-OFFし、連動した赤いLED(動画の上部中央辺り)が一瞬光ります。

成功です!(`_´)/

アラームは、「ピッ、ピッ、ピッ」という断続音なのですが、リレーが動くと同時にアラームのスイッチを切る仕組みになっているため、一瞬のON-OFFになっています。アラームをムダに鳴らさないのが省エネの「かりおか式」なのです(・_・)ヾ(^^;)

ちなみに、今回使用した時計は、ハヤブサ T-638SM です。他の時計も分解してみたのですが、リレーとアラームを止めるスイッチを連動させるには、この機種が一番簡単そうでした。他の時計しか買ってなかったら、うまくできなかったかも(^_^;)

これが成功したとなると、他の工作に応用するのは簡単、勝ったも同然です。

それにしても、電波時計という良いものがあるのに、どうして巷には「正確な24時間繰り返しタイマー」というものが売られて無いのでしょうね~。日常では、あまり必要とされていないのかしらん?(・▽・)г

コメント (4)
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