社会福祉法人カリヨン子どもセンター

子どもシェルター、自立援助ホームを運営しています。

イベント『「もがれた翼」20周年に向かって』のご案内

2012年04月26日 | Weblog
2012年度を迎えました。
新緑の爽やかな緑が、眩しいような今日この頃です。
今年度も、カリヨン子どもセンターは、シェルターと自立援助ホームの運営活動から、「子どもを真ん中においた権利擁護」を発信していきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

さて、カリヨン子どもセンターが共催するイベントが下記の通り開催されます。

東京弁護士会が1994年子どもの権利条約の批准を機に、子どもの人権にかかわる様々な課題をわかりやすく市民に伝えるため、子どもたちと弁護士でつくるお芝居「もがれた翼」、この活動をきっかけに、現実社会でも「カリヨン来どもセンター」が誕生しました。
この芝居は、毎回、実際に起きた事件を元に作り、この10年は、虐待問題にもクローズアップし続けてきました。。

子どもたちが、問題を起こす時、必ず起こした理由や背景があります。
「もがれた翼」の上演にて、子どもを取り巻く理由や背景を芝居にし、具体的な制度のあり方について積極的に問題提起が行われています。

「もがれた翼」は、もうすぐ20周年を迎えようとしています。
東京弁護士会にて,「もがれた翼」のあゆみを振り返る,「『もがれた翼』20周年に向かって」というイベントが企画されました。
過去の作品を映像で振り返りながら,それを契機とした弁護士の実践をご紹介するとともに,子どもをめぐる今日的課題について考えます。

今までに『もがれた翼』をご覧いただいた方も,そうでない方も,子どもの権利についてご一緒に考えていただける機会になれば幸いです。ぜひお越しください。

『「もがれた翼」20周年に向かって』

日 時 2012年5月12日(土)14時~16時30分
会 場 小岩アーバンプラザ 大ホール
対 象 一般
入場者 380名
主 催 東京弁護士会 子どもの人権と少年法に関する特別委員会
共 催 社会福祉法人カリヨン子どもセンター

プログラム(予定)
(1)報告「子どもをめぐる諸課題と弁護士の取り組みを「もがれた翼」を通して振り返る」
①子どもの人権110番を通じた相談活動

②少年非行
・少年法「改正」問題
・少年事件当番弁護士制度
・虐待と非行
・被害者問題
・全面的国選付添人制度の必要性と実現に向けての取り組み

③虐待
・児童養護施設内の人権
・虐待された子どもの救出とケア
・親子関係調整
・多機関連携
・虐待防止

④学校問題
・校則
・いじめ
・教育基本法改正

(2)報告「お芝居から広がった子どもの権利擁護に向けた取り組み」
①子どもシェルター
②司法面接
③ハーフウエイホーム

(3)もがれた翼パート19の案内

(4)報告「子どもをめぐる今日的課題ともがれた翼への期待」

【問合せ】東京弁護士会人権課(TEL:03-3581-2205)