社会福祉法人カリヨン子どもセンター

子どもシェルター、自立援助ホームを運営しています。

もがれた翼 日本弁護士連合会 国選付添人シンポジウム特別公演 『扉をひらいて』

2011年01月04日 | Weblog
「もがれた翼」が、国選付添人制度施行3周年記念シンポジウム「非行少年」にも弁護士を!~全面的国選付添人制度の実現をめざして~の一部として上演されます!
物語では、少年事件を起こしてしまう子どもの背景と、その子どもと出会う付添人弁護士の活動が描かれます。
試験観察となったものの家庭から引き取りを拒否された少年は、カリヨン子どもセンターに身をよせることとなります…。

少年事件により家庭裁判所で審判を受ける少年に、国費で弁護士付添人を選任する国選付添人制度は、2007年11月に拡大され、3年が経過しました。 
しかし、現行の制度では、未だ、対象が重大事件に限定されており、少年鑑別所に収容される少年の約6%が対象になるにすぎません。当連合会では、早急に少年鑑別所に収容された全ての少年の事件を対象とした「全面的国選付添人制度」を実現するべきであると考えています。
そこで、少年事件で弁護士付添人が果たしている役割と国選付添人制度拡大の必要性について改めて考える機会として、こちらのシンポジウムを開催されることとなりました。。

日 時  2011年1月29日(土)13時30分開演
場 所  日本教育会館 一ツ橋ホール(東京都千代田区一ツ橋2-6-2) 
      地下鉄神保町駅A1下車 徒歩約3分 地図はこちら
入 場  850名(入場無料・予約不要・全席自由)
内 容  演劇     東京弁護士会「もがれた翼特別講演『扉をひらいて』」
     基調報告   全面的国選付添人制度実現の必要性
     リレートーク 少年法研究者/少年審判の経験者/家裁調査官等
主 催  日本弁護士連合会
共 催  関東弁護士会連合会・東京弁護士会・第一東京弁護士会・第二東京弁護士会

お問い合わせ 日本弁護士連合会人権部人権第一課
(TEL:03-3580-9502/FAX:03-3580-2896)


http://www.nichibenren.or.jp/ja/event/110129.html

どうぞお誘いあわせのうえ、足をお運びくださいますようおねがいいたします。

イベントのご案内「少年院からの社会復帰と当事者支援の可能性」

2011年01月04日 | Weblog
少年院出身者の全国サポートネットワーク
「セカンドチャンス!」の設立記念イベント シンポジウム
「少年院からの社会復帰と当事者支援の可能性」 

「少年院の出院者こそ、少年院から出てきた若者を支えられる」という信念に基づき、2009年1月に誕生した少年院出院者の全国サポートネットワーク「セカンドチャンス!」では、この2年間、少年院での講話や行事への参加、各地での交流会の開催など、書籍の出版などの活動を行っています。
2年という節目に際し、この「セカンドチャンス!」活動の意義について、より多くの方々と一緒に考えるシンポジウムを開催することになりました。

日時 1月15日(土)1月16日(日)
場所 立教大学池袋キャンパス14号館(〒171-8501 東京都豊島区西池袋3-34-1)
アクセスマップ
http://www.rikkyo.ac.jp/access/pmap/ikebukuro.html
キャンパスマップ
http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/campusmap/

≪スケジュール≫
1月15日(土)
13:00開始
・オープニングセッション「 セカンドチャンス!設立の趣旨と経緯」

・基調講演1
ゲストスピーカー:シャッド・マルナさん 
クイーンズ大学ベルファスト校教授(北アイルランド)
犯罪者の立ち直りに関する専門家。リヴァプールの犯罪者をインタビューし、立ち直った犯罪者と犯罪を続けている犯罪者の違いを描きだした好著、『まき直し(Making Good)』 でアメリカ犯罪学会賞を受賞。

・メインセッション1
「当事者が語ることの意味: 自分の当事者から社会の当事者へ」
ゲスト 川嵜竜希さん 少年院出院者の元プロボクサー
元暴力団員で、十代で二度の少年院を経験。少年院出院後、ボクシング、恋人、家族の支えにより立ち直る。現在は飲食店で働く傍ら、格闘技ジムで指導をしている。また、少年院での講演活動も積極的に行っている。

17:45 終了予定
18:00 懇親会(希望者のみ 参加費2000円)

1月16日(日)
9:00開始
<午前の部>
・基調講演2
ゲストスピーカー:クリスター・カールソンさん 
刑務所出所者による支援組織・KRIS理事長(スウェーデン)
30年の服役を終え、三人の仲間とともに、KRISを立ち上げ た。KRISは、現在、スウェーデンに29の支部、5500人の会員を有する。

・メインセッション2
「社会の理解をどのように深めるか」

<午後の部>
・分科会
分科会1「 出会いと居場所の大切さ」
分科会2「少年はいつ立ち直るか」
分科会3「少年院の処遇に対する「セカンドチャンス!」のかかわり方」
分科会4「当事者組織と多機関・団体連携」
分科会5「少年院…家族の思いや不安を語り合う」
分科会6「もう刑務所には戻らない:成人当事者の支援組織レガーロ」

15:15 クロージングセッション
16:00 終了予定

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≪申し込み方法≫
はがき・ファクス・メールのいずれかに、シンポジウム「少年院からの社会復帰と、当事者支援の可能性」参加希望と書いた上で下記にお申し込みください。
締め切り: 2011年1月10日(月曜日)必着
① 氏名(ふりがな)

② 所属
③ 郵便番号・住所
④ 電話番号
⑤ メールアドレス
⑥ (16日の)参加希望分科会(第1希望と第2希望まで)
⑦ 懇親会参加希望の有無
●はがき宛先:
〒422-8526 静岡県静岡市駿河区谷田52-1 静岡県立大学 津富宏
●ファックス番号: FAX: 054-264-5268
●メール:second.chance.event2011@gmail.com


新年明けましておめでとうございます。

2011年01月04日 | Weblog
旧年中は皆さまにお世話なり、ありがとうございました。
皆さまのご支援のおかげで、シェルターと自立援助ホームでは
それぞれにあたたかな年末年始をすごすことができています。

2011年も、シェルター、自立援助ホームを必要としている子どもたちのために
活動を充実させていきたいと思っています。

どうぞご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
皆さまにとって、心豊かな年になりますようお祈りいたします。


社会福祉法人カリヨン子どもセンター
理事長 坪井 節子