毎日がスペシャル

お気に入りのスイーツや雑貨、展覧会のこと。

レオナルド・ダ・ヴンチ「受胎告知」

2007-04-30 16:34:57 | 展覧会
国立博物館で、「レオナルド・ダ・ヴィンチ-天才の実像」という展覧会が開かれています。
先日、友人と見に行ってきました。
「受胎告知」という絵がメイン…というより絵はこれだけで、後はダ・ヴィンチの発明の模型や、図などでした。
会場も「受胎告知」の展示場と他の展示場は別になっていて、「受胎告知」を見るときには簡単な手荷物検査があり、厳戒態勢でした!
「受胎告知」は思ったよりも小さく、修復されたのでしょうかとてもきれいでした。
開催されてから日が経っていたせいか、思ったよりも空いていてゆっくり見ることが出来ました。
右斜め下からも見てみましたが見る位置が正しくなかったのか、マリアの手にあまり変化がなかったような…?

それにしても、告知をしている“天使”は、羽が茶色だったり、服を着た女性だったりと、従来の天使とは全く違っていて、説明がなければ天使とは思えません。
天使は“背中に白い羽の生えた裸の子供”だという方が間違いなのかもしれませんね。だって、誰も本物の天使を見たことがないのですから。
ダ・ヴィンチの絵についてはナゾが多く、色々な解釈がされていますが、もっと素直に見てもいいのではないでしょうか。

絵は見て楽しむもの、感じるものだと思っています。
難しい解釈は後にして、まずは絵の前に立って見る事です。
絵の前に立って見て、その絵の持つ雰囲気や、印象などから感じるものを探っていくと面白いです。
また、その絵が描かれたときの画家の生活や心情なども考えていくとさらに面白くなっていきます。
そして何よりも、本物の絵をたくさん見ることです。


靉光展

2007-04-29 16:42:51 | 展覧会
靉光(あいみつ)という画家を知っている人はどの位いるのでしょうか?
志半ばにして、戦争によって命を断たれた画家です。
今、国立近代美術館で「生誕100年靉光展」が開かれています。
彼は、短い生涯を知っていたかの様に、めまぐるしくその画風を変えていき、
最期に3枚の自画像を友人に託して戦地に赴きました。
その1枚は、きたるべく運命に立ち向かおうとする強い意志を感じさせるもの。
もう1枚は、逆らうことの出来ない運命にすべてを諦めてしまった表情のもの。
最期の1枚は、自分の運命を受け入れ、全うしようという潔い決意の現れたもの。
この3枚をどんな思いで描いていたのかと思うと、切なくて胸が痛くなります。

靉光の代表的な作品で「眼のある風景」という絵がありますが、
これはシュルレアリスムで表現された風景の中に、
写実意的な眼がじっと何かを見つめている絵です。
全体的に暗くて物の内面に深く迫った作品です。
そんな作品があったかと思うと、
日本画かと思うような植物を描いた作品や、
帯に鳥や昆虫を描いたものもあります。
帯地に描かれた昆虫はとても細密で同じ人の作品とは思えないものです。

この様に才能豊かな人が、生きて戻って絵を描き続けていたらと思うと、とても残念でたまりません。

レーズンパイ

2007-04-23 17:33:01 | 美味しいもの
ケーニヒスクローネという洋菓子店で、先日こんなものを見つけました。
「レーズンパイ」という名前で、ぶどうパンをパイで包んで焼いたものだそうです。
ぶどうパン好きの私、さっそく買って食べてみました。
まわりのパイ生地はクロワッサンのようにバターの風味が豊かで、
中のぶどうパンの甘さとよくあっていて、とても美味しい!
食感も中のパンと外側のサクサクのパイとが混ざり合ってなんともいい感じです。
今まで食べたぶどうパンの中でもかなり上位に入る味ですね。
お値段も1本¥630とこちらもかなり上位ですが、
サイズが少し大きめなのでこんなものかな?
できれば、ハーフカットで販売してほしいですね。

「異邦人たちのパリ」展

2007-04-22 17:27:18 | 展覧会
先月、六本木に新しく出来た国立新美術館では、
今、「異邦人たちのパリ」と、「大回顧展モネ」が開かれています。
先日「異邦人たちのパリ」を見て来ました。
本当は、行く予定はなかったのですが、田原桂一の作品が出品されていると分かり急遽行くことにしました。
(モネは、もう少し落ち着いてから行くことにします)

美術館の建物は、外から見ると正面が前面ガラス張りで、緩やかにうねる様にカーブしています。
中に入ると、そのガラス面にそって3階まで吹き抜けになっていて広々とした空間が広がっています。
その吹き抜けの中に円錐形を逆さまにした様な形のオブジェのような柱が2つ、2階、3階へと伸びていてその上にはカフェがあります。
美術館の建物全体が、現代美術の作品のような感じです。

「異邦人たちのパリ」は、ポンピドー・センターの所蔵作品の中から、パリで創作した外国人美術家の作品を集めた展覧会です。
ピカソ、シャガール、モジリアーニ、など良く知られた画家から、現代作家・写真家まで、こんなにも多くの人々がパリに集まっていたのかと今更ながら感じました。

そして今回のお目当てである田原桂一の写真は、8点すべてが「窓」というシリーズの作品でした。
このシリーズは田原桂一がパリで借りた屋根裏部屋の窓からパリの町並みを写したもので、この頃彼はパリに来たけれど、部屋から出ることもなく小さな窓から外を眺め、写真を撮る毎日だったそうです。
そして、日本とは違うパリの光と出会い“光”を使った作品を撮るようになりました。
私は、「トルソー」というシリーズの作品がとても好きです。ギリシャ彫刻に光を当てて撮影したものですが、光と影が作り出すその姿は、生きているように美しく、今にも動き出しそうで、息遣いも聞こえてきそうな気がします。
今回その作品がなったのが残念ですが、見るチャンスの少ない作家なので見ることが出来て、嬉しかったです。

4月のポンパドール

2007-04-21 12:22:57 | 美味しいもの
ポンパドールの4月の新製品の中から
「サバランマスカルポーネ(左)」と、
「ペピートショコラ(右)」を買ってきました。
ポンパドールは毎月中ごろに新商品を発売していますが、
季節の材料を使ったものなど2~3種類のパンを作っています。
今月は、あまり季節感があるものはなかったのですが、
マスカルポーネに添えられたオレンジが少し季節を感じさせるかな?

「サバランマスカルポーネ」はとても美味しかったです!
マスカルポーネ味のクリームがサバランとよく合っています。
クリームがたっぷり入っているのに意外と軽くて1個ぺろりと食べられちゃいます。
「ペピートショコラ」はちょっと固めのパン生地にチョコチップが入ったものです。
美味しいですが、普通かな?
チョコチップがちょっと大きめなのでチョコ好きにはいいかも。


ブルージュの丘

2007-04-12 18:07:47 | 美味しいもの
本日の夫のお土産は、ブルージュの丘というお店の「生ロールケーキ」
生クリームと、カスタードクリームが巻き込んであるケーキです。
このお店のケーキは本当においしくて、大好きです。
今日は仕事で近くを通ったので、買ってきてくれました。
今夜の食後のデザートは、これに決まりですね。
う~ん楽しみ!
でも体重が心配なので、夕食はカロリー控えめなメニューにします。


投票率と当選率

2007-04-09 17:01:20 | 日記
昨日は、全国各地で選挙が行われました。
横浜では、市議選、県議選、県知事選の3つがありました。
我が家は全員選挙権がありますが、長男が選挙に行かれなかったので、投票率は4人中3人で、75%でした。
そして、3人それぞれが投票した人がどれくらいの割合で当選したかを計算してみました。
まず夫、3人中2人。次男、3人中1人。私、3人中3人。
で、9票中6票が当選した票ということで、四捨五入して67%の当選率でした。
う~ん、こんな計算で合っているのでしょうか?(というより、こんな計算意味あるのかな?自分でやったんだけど…)

それにしても、長男はあまり選挙に関心がありません。
今日は出勤だったのですが、ちょっと早く起きれば行くことが出来たはずなのに…。
次男の場合、衆議院だったか参議院だったか、ちょっと忘れましたが、すごく注目されて盛り上がった選挙が、二十歳の誕生日の1週間くらい前にあったんですよね。
そのとき選挙権がないのをすごく悔しがっていました。
そのせいなのでしょうか、バイトなどで行かれないと分かっているときは必ず期日前投票をして、棄権することはないですね。

桜、その4

2007-04-03 18:05:56 | 日記
先週すでに満開だった瀬谷の海軍道路の桜ですが、ここ2日ほど寒い日が続いたのでまだ散らずに咲いていました。
ここの桜は、瀬谷の駅近くから、約3kmほど続いていて、それは見事だそうです。
一昨日の日曜日は、この桜の見物渋滞で道路が混んで大変だったそうです。

今日は瀬谷駅の近くに用事があって行ったのですが、駅近くの桜を撮影しておしまい。(寒いので…)
今度(来年以降かな?)晴れた暖かい日に、ゆっくりと歩いてみたいです。

横浜日劇

2007-04-02 16:24:29 | 日記
伊勢佐木町の通りから、京浜急行の線路に向かって入った所に、レトロな雰囲気の映画館があります。
映画や、ドラマの舞台にもなったので知っている人も多いでしょう。
あの「横浜日劇」が、とうとう取り壊されることになってしまいました。
2年ほど前に閉館したあと、惜しむ声もあり、一時は再開されてもいたのですが、建物の耐震性や消防法の関係でやむなく取り壊す事になってしまいました。
残念ですが仕方がないです。

最近、横浜の古いものが、少しずつ消えていっています。
これは横浜だけではないのかも知れませんが、歴史的な建造物以外の市民に古くから親しまれていたものが、保存の対象から外れているために取り壊されたり、改造されたりしています。
横浜日劇、マリンタワー、氷川丸。、壊されるものと、残されるもの。
この差ってなんなのでしょうか?
どちらも同じくらいに大切なものだと思います。

桜、その3

2007-04-01 17:01:24 | 日記
今日は天気もよく、暖かいのでお花見にはちょうど良い日和でした。
近くの川沿いの桜並木も、沢山の人出でにぎわっていました。
昨日の夜は風が強かったので、桜の花もだいぶ散ってしまったのではないかと、ちょっと心配でしたが、満開を少し過ぎたくらいでしょうか、花弁がちらちらと舞っているのも、なかなか風情があっていいものですね。
桜も、今日あたりがピークであとは一気に散っていくのでしょうね。
満開の華やかさから思うと、桜の花の散っていく姿は儚いですね。
もう少しその美しい姿を見せていてほしいと、いつも思います。