毎日がスペシャル

お気に入りのスイーツや雑貨、展覧会のこと。

桜、その2

2007-03-29 17:48:37 | 日記
ここ数日、暖かい日が続いたので桜の花も大分咲いたのではと思い、ちょっと見に行ってきました。
満開の木はまだなくて、全体的には5分咲き位でした。
そして、あの早咲きの桜はもう「葉ざくら」になっていました。

写真は、私の一押しの桜の撮影ポイントからのものです。
桜並木の向こうにはランドマークタワー、その手前に見えるのは、市立横浜商業高校(Y校)の校舎です。
桜はまだ満開ではなかったかれど、これが満開になったらとてもきれいです。
明日はまた、お天気が悪くなりそうなので、桜の開花も足踏みしてしまうのでしょうか。
週末には満開になるといいですね。

3月のポンパドール

2007-03-27 17:10:28 | 美味しいもの
横浜元町にある古いパン屋さんといえば「ウチキパン」を思い浮かべる人が多いでしょう。美味しいという人も多いのですが、私は「ポンパドール」の方が好きです。
ウチキパンは創業明治21年という老舗で、昔からの味を守っているお店。
ポンパドールの創業は昭和44年で、新しいパンを作り出しているお店です。

ポンパドールが元町に開店した頃、雑誌「anan」が創刊されて、女の子たちの間でフランスブームが起こり、フランスパンが入った紙袋を抱えて歩くのが流行りました。フランスパンを抱えて、ソフトクリームを食べながら元町の通りを歩くのがとても流行りましたが、ソフトクリームを持ったままお店に入り、商品を汚してしまう人が出て「ソフトクリーム持込み禁止」の張り紙がどの店にも張り出されるようになりました。もう何十年も前のことです。

ポンパドールの話に戻ります。
その頃は、パンを焼いてその場で売ってるお店はあまりなくて、また自分でパンをトレーに取ってレジでお金を払う形式のパン屋さんも初めてでした。
さらにそのパンの種類の多さにも驚かされました。フランスパンといえば、堅くて細長いパンというイメージしかなかったのですが、ポンパドールの店内に並べられていたのは、可愛らしい形をした、甘い香りのする、美味しそうな、パンというよりはお菓子に近いようなものでした。その時「これがフランスパンなんだ」と感激したのを覚えています。その時から、私はポンパドールのパンが大好きになりました。

さて、写真のパンですが、これは3月の新作「SAKURA」というパンです。
抹茶のパン生地の中に小豆と桜の塩漬けが入った甘いパンです。ふんわりとした生地と小豆の甘さが程よくあっていて美味しいです。季節限定でもいいので、ぜひ定番のなかに入れてほしいパンです。

パウンドケーキ「桜」

2007-03-25 13:26:47 | 美味しいもの
毎年桜の季節になると、ピンクの可愛らしい桜の雑貨や、桜の味のスイーツ、お茶などが売り出されます。桜好きの私にとってはなんともうきうきしてくる季節です。
写真は、私が発売を楽しみにしているスイーツの一つで「桜」というパウンドケーキです。大納言の入ったパウンドの上に桜の花が乗っている和風味のケーキです。
鎌倉の歐林洞という洋菓子店のものです。我が家では、鎌倉にお墓があるので、お墓参りの帰りに寄って買ってきます。
今年は、時間がなくて鎌倉で買うことが出来なかったので、昨日、上大岡のお店で買ってきました。
今日はお天気も良くないので、お家で桜のケーキと、この前買った高野の桜の紅茶で、桜気分を味わうことにしましょう。

2007-03-24 17:28:32 | 日記
横浜でも桜の開花が宣言されましたが、まだ、咲いてない所が多いみたいですね。
このところ暖かい日が続いたので、もっと咲いていると思ったけどまだでした。
各地の桜の名所と言われる所では、今日明日あたりに「桜祭り」をする所が多いみたいですけど桜の咲かない桜祭りになってしまいそうですね。

家の近くの川沿いの桜並木の中で、毎年一本だけ早く咲く桜の木があります。
今日見に行ってきたら2~3分咲きくらいでしょうか、けなげに咲いていました。
この桜、毎年一足先に咲くのですが、他の桜と違うのは川沿いの遊歩道ではなくて川岸のほうから、川に向かって伸びています。
もしかしたら、種から芽を出して大きくなった自然の桜なのかも知れませんね。
早く咲くのは、近くに下水管があってそこを流れるお湯で温められているのではないかと想像していますが、どうでしょうか?

南蛮屋

2007-03-19 14:45:14 | 美味しいもの
我が家では、日曜の朝食はコーヒーとトーストです。
コーヒーは、ペーパーフィルターを使い、香りを楽しみながら、手で淹れています。

豆は、南蛮屋というコーヒー豆屋さんの「ジャワスーパーエコノミー」という豆が一番のお気に入りです。200gで¥316と、リーズナブルなお値段ですが、美味しいです。お店の方の話では少し癖があるということでしたが、あまり気になりません。

コーヒーは、時間をかけて丁寧に淹れると味がまろやかになるような気がするのですが、どうでしょう?そのせいでしょうか?
「スーパーエコノミー」の他には、「トラジャ」も好きです。こちらは100gで¥756とちょっと高いでので、美味しいお菓子などと一緒のときにいただきます。

コーヒーを美味しく淹れるのってむずかしいですね。お湯の温度とか、注ぐスピードとか…。ペーパーフィルターの中で、細かい泡が出来てぷっくり膨らんだ時には本当に嬉しくなってしまいます。

南蛮屋は、伊勢佐木町にあるとても小さいお店です。豆を買うと、味見として好きなコーヒーを一杯淹れてくれるので、毎回色々な味を試せて、これも楽しみです。
写真は、中身は見えませんが、左が200g入りの「スーパーエコノミー」で、右が100g入りの「トラジャ」です。最近はいつもこのセットで買っています。

桜紅茶

2007-03-17 15:35:11 | 美味しいもの
3月も中旬となり、桜の開花が気になりますね。
気象庁発表の開花予想が訂正されて、横浜では3月20日頃となりましたが、このところ寒い日が続き、今日も午前中に雪がチラチラと舞っていました。本当に20日に咲くのでしょうか?

大岡川の桜の中に、一本だけ他の桜の木よりも早く咲く木があります。先週通りかかったときに見たら、つぼみの先に花弁がのぞいていて、1~2日暖かい日が続いたら咲きそうでした。
あの桜はどうなっているのでしょうか、ちょっと見に行きたいところですが、一昨日から風邪気味で喉が痛くてたまりません。
なので温かい「桜の紅茶」で桜気分を味わいながら、桜の咲くのを待っていることにしましょう。

写真の「桜の紅茶」は、新宿高野で2月中旬から4月頃までの期間限定で毎年発売されています。ベースの茶葉ははニルギリで伊豆高原の「大島桜」から抽出した天然のフレーバーで香り付けされているそうです。天然のフレーバーなので香りがきつくなく、お砂糖もミルクも入れずに飲むのがいいと思います。

桜のお茶は、高野の他に日本緑茶センターから「スイートさくらティー」として紅茶、緑茶、桜茶が発売されています。こちらは、一年中手に入れることが出来ます。香りは高野の紅茶より強いです。

カレーパン

2007-03-14 15:19:18 | 美味しいもの
先々週発売の「yokohama walker」は“神奈川県新名物焼きたてパン”というパン屋さんの特集でした。
その中に「グリーンキャビン」というパン屋さんのカレーパンが紹介されていました。
このカレーパンは、以前から雑誌とかTVなどで紹介されていたのでご存知の方もいると思いますが、油で揚げていないとてもヘルシーなカレーパンです。
切れ目からちょっとのぞいているのは福神漬けです。この福神漬けの赤が可愛いですね。パンに福神漬け?と思う人もいるかと思いますが、なかなか合いますよ。
今回しばらくぶりに食べたのですが、以前よりカレーの辛さが薄くなっているような気がします。ちょっと辛目だった気がしたのですが、今回は普通の辛さでした。
私は油っこい食べ物が苦手で、揚げたカレーパンはちょっと…という感じだったのですが、このカレーパンは問題なしです。もちろん味もgoodです。
このパン屋さんには、他にも美味しいパンがあるので、おいおい紹介していこうと思っています。

ハマのメリーさん

2007-03-11 15:43:44 | 展覧会
3月3日から11日まで、有燐堂ギャラリーで森日出夫「ヨコハマ・メリーと街の記憶」展が開かれています。私も先週見に行ってきました。
展示されている数は20点くらいで、ほとんどがモノクロ写真でしたが、横浜の古い街並みとメリーさんの姿が懐かしかったです。
私が初めてメリーさんを見かけたのは、中学生の頃でした。
横浜駅西口のダイヤモンド地下街の階段付近を、あの全身白ずくめの姿で、両手に紙袋を持って歩いていました。初めて見かけたときは、それは驚きました。その後、何回か見かけましたが、なぜかいつも同じ場所で、同じ格好をしていました。
どうしてあんなに顔を白くぬっているのか、なぜ大きな紙袋をいつも持っているのか、すその長い白い服がいつも汚れているのか、私にはナゾだらけの存在でしたし、メリーさんという呼び名さえ知らず(当時からあったのでしょうか?)「変な人」なんだと思っていました。
その後は、見かけることもなかったのですが、20年位前だったと思いますが、伊勢佐木町の松坂屋で和菓子を買っているところに出会いました。「ああこの人、まだいたんだ」となんだか少し懐かしいような気がしたのを覚えています。今思うと森日出夫さんがメリーさんを撮影していたのは、この頃だったのでしょう。展示されている写真の中に松坂屋の菓子売り場で撮られた写真がありました。
そして、五大路子さんによって舞台化され、メリーさんについて語られるのを聞いて、私にもメリーさんの本当の姿が分かるようになりました。
顔を白くぬるのは本当の顔を隠すため?  
大きな紙袋に入っているのは持ち物すべて? 
服がいつも汚れているのは…
なんだか切なくなるような現実が、あの白ずくめの姿の中に隠されていたのでした。社会の影の場所で生きていたメリーさんが、あんなに目立つ格好をし続けていたのは、その存在を訴えたかったのではと、今では思うようになりました。
メリーさんは数年前に亡くなったそうです。安らかに眠っていることを願うばかりです。

東海道五十三次

2007-03-10 16:17:04 | 展覧会
今日は、先週の「新日曜美術館」で紹介されていた、『平成版 歌川広重「東海道五十三次」復刻完成記念展』に行って来ました。場所は銀座のポーラミュージアムアネックス。
こじんまりとした会場の壁には「東海道五十三次」の版画55枚と“日本橋”が刷り上っていく様子が展示され、その中央ではテレビにも出演されていた摺り師の方と、彫り師の方が実演をしながら、色々と説明をして下さっていました。
今まで「東海道五十三次」(実物大)を近くで、じっくりと見たことがなかったので分からなかったのですが、登場人物の顔がとても面白い!全てがそうではないけれど、所々に出没する人のよさそうな顔はフレンチブルドックに似ているような…。宿場を描いたものには、その土地の名物などが入れられていて、これも面白いです。
1㍉ほどの線を原画どうりに彫っていくのは、大変な技術と根気が必要だと思います、それに色を入れて刷り上げるためには、さらに色のセンスも必要なのではないでしょうか。
摺り師の方のお話によると、刷り上げるための道具の一つである「ばれん」が手に入りにくくなっているそうです。材料も、それを作る人も少なくなっているそうです。こうした伝統芸術を守っていくのには、ただ、彫ったり摺ったりする技術ばかりでなく、使う道具を作る事も大切な事なんですね。


「安野光雅の世界」展

2007-03-06 13:13:50 | 展覧会
2月21日~3月5日まで横浜高島屋で「安野光雅の世界」展が開かれていました。
安野光雅の傘寿記念と安野光雅美術館開館5周年記念だそうです。
安野光雅については、昔、友達が“好き”って言っていたのと、カレンダーを見たことがあるくらいしか知りませんでしたが、だまし絵や、かくし絵、ヨーロッパの風景画、日本の風景画など、全部で160点ほどの作品を楽しく見ることが出来ました。
とくに絵本「あいえうおの本」「もりのえほん」の原画などは見ていて楽しく、友人と隠されている動物などを一つ一つ探しながら見ていったので全部見終わるのに3時間近くかかってしまったほどでした。
そして買ってきたのがこの本です。「あ」から「わ」までその字から始まるものの絵があいうえお順に描かれているのですが、その中に遊び心があり楽しいです。たとえば、「さ」では、「さ」の文字がさくらの木で描かれていて、その周りの様々な絵の中に小さな「さんかく」が隠れていたりします。
見ていると時間を忘れてしまいます。小さな子供と絵を探しながら見たら楽しいでしょうね。息子たちが子供の頃に安野光雅の絵本に出会っていたらよかったのにと、思った日でした。