ホスピス、緩和ケア看護覚書*カナダ編

ホスピス看護をカナダから。2013年大学院を卒業しました。カナダ人の夫とは14年たっても熱愛中。

タームももうすぐで終わり。

2011年11月15日 | NP大学院
あと数週間で今期も終わりとなる。病態生理学は予定よりかなり遅れていて、こだまがのぞみ速度になっている(私としては急行ぐらいの速度で行って欲しいと思っているけれど)。毎回情報オーバーロードで溺れそうだったが、予習をするようになってからは(英語が第一言語でないのだからこれくらいするのは当たり前か!?)フムフムと理解度が上がってきた。
講師である病態生理学者の彼女は、看護師はこの分野がとても弱いと言い切る。たしかにそうだ。症状と成り行き、治療はつながっているが、その原因やメカニズムは説明できないものだ。で、今回しっかり学んでいる。気分が悪くなるほど難しいと思う事がある。でもそこを理解すると、病気がとても見えてくるのだ。先日仕事で薬を調べていたら薬学の説明が面白いぐらいわかるのだ!オピオイドによる疼痛過敏症、どうしてケタミンが有効なのか、何度読んで見ても理解できなかったが、これも今では昔の話。
これってもしかして病態生理学のおかげ!?と嬉しくなった。
そりゃそうだ、症状を医師に報告する立場から、自分で診断と処方をする立場に変わるのだ。これぐらい理解できていないと困り者だ。
今までの看護の仕事とは違う世界へ移行していると実感がわいてきた。

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