ジェンダーから見るカンボジア

南国のカンボジアからの日記、ジェンダー視点でカンボジア社会を分析します

大金持ちによる寄付

2024年04月29日 | カンボジアの生活


コロナの頃、NAGAカジノや大企業がカンボジア政府に巨額の寄付をしてた。
「職員には退職金も払わず簡単にクビにするのに、なんで政府に1億円とか寄付するの」みたいな抗議から始まったナーガのデモはまだ細々と続いてる(代表は刑務所にいるし)。

ま、寄付するのはいいことだと思うが、税金とかどうなってるんだろう・・・

カンボジア赤十字はとてもいい仕事をしてて、地方に行くと、赤十字の寄付がとても目につく。

赤十字の広報ビデオは頻繁にテレビで見るのたが、何しろバブリーな寄附の報道が多い。

↓ケッ・メインの妻(若い!)が1億4千万えくらいを赤十字に寄付

寄付したら、白と赤の黒マーをもらえるのだが、カンボジア人セレモニー好きだなあ・・・

寄付されたお金が、本当にそれを必要としている人に行くかは、日本でも疑問だが、カンボジアでも疑問。

寄付って、大金持ちがするだけでなく、一般の人も寄付したいお金を意外とたくさん持ってる。学生たちに、貧しい子供を助けるプロジェクトを講義の一環で実施してもらったら、みんな簡単に百ドルくらい集めてきて、文具とか色々買って恵まれない子どもに寄付してた。

日本にいる時は、二日に一回は寄るコンビニで、小銭は全部レジにある義援金とかを入れる箱に入れるが、カンボジアではそういうのない。寄付箱を置く文化って、日本的なのかな、素晴らしいのである(義援金の行き先がどこかh



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