カンボジアの伝統に、チョールマロップ(陰に入る)というのがあって、独身の女性を個室に監禁して、肌が白くなるように、そして結婚後のための教育をするというものがある。古典文学「トン・ティエヴ」にも出てくる有名な伝統で、お金持ちの家の習慣であって、平民は女子にこんな贅沢をさせる習慣はない。
もちろん今はない習慣(あるかもしれないが、薬とかで肌を白くするだろう)。
このチョールマロップについて学生に聞いたら、「女性が家にいなきゃいけなくて、家事全部を押し付けられるのは不公平」という意見があった。あるいは、「チョールマロップは2日間家にいるだけで十分」というモダンな意見もあった(金持ちの女子かな)。
↓スラムに住む女の子、小さな男子の多くが裸で走り回ってる
コンサーバティブ、あるいは伝統を守らせることを強要しがちなカンボジア文化。
発展と同時に、愛国主義と、コンサーバティブな意見が台頭してきて、怖いなと思う。
だって実際は解放を求めてる女子が多いし、表だけいい子ヅラをするのもどうかなと。