ジェンダーから見るカンボジア

南国のカンボジアからの日記、ジェンダー視点でカンボジア社会を分析します

今、女性の時代というか女性でさえあればいい???

2023年06月14日 | 日本滞在

ジェンダー平等、あるいは誰もが平等にいろんなことに参加できるためには、まず女性をもっと男性と同じレベルに上げることが必要。
私は日本とカンボジアで、いかに政治やメディアが男性に支配されているかを見ていて、なんとも許せない気分になる。特に日本は、どうしようもない発言をする政治家が後を経たない。そういう時に、またしてもすでに性差別的発言で更迭された元首相の発言を見て、本当に嫌な気分になる。せっかく阪神がオリックスに勝ったのに。



朝日新聞よりー2023年6月14日


森喜朗元首相(発言録)
 今、女性の時代というか女性でさえあればいいので、経済界も30%を女性役員にしろとか色々言われている。最近テレビを見ていると、討論会だとか座談会だとかいうのは本当に半分以上、女性になった


縫製工場の女性たちの怪我

2023年06月14日 | カンボジアの生活



2015年の統計では、700人以上の法制工場で働く女性が通勤の間に事故に遭っていて、130人は死亡している。

↓コンポンチャムの街中、相変わらず洪水してた

2015年以降の数字が見つからないんだけれど、どうやったら分かるんだろうか。

カンダールにある縫製工場マネージャーが「ノルマは足せないと給料減らす」とか休ませるとか、無茶なこと言って女性たちを困らせているというニュースが流れてきた。NAGAもまだデモやってるし、カンボジアの労働問題は根が深い。