ひよこ造船工房

納期遅れ常習犯の船大工。 猫画、オーディオ、たまに造船記♪ since 2008.11

ボルティモアクリッパー 完成

2011年11月24日 | 帆船模型

 ボルティモアクリッパー (現代復元船:プライド・オブ・ボルティモアⅡ)

 

 

Dsc04003

 

 左舷から。 今回は帆はつけませんでした。

 

 

Dsc04005

 

 帆をつけないと艤装が際立ちます

 

 

Dsc04006

 

 船首マスト。 本来ならココには転落防止網が付きますが、見栄えと私の腕の問題から割愛してます。

 

 

Dsc04007

 

 船首。 ウィンドラスや錨など。 実在する復元船がモデルなので、装備に昔の風情は全くありません…。

 

 

Dsc04008

 

 甲板中ほど。 模型の元となった復元船は操船訓練船としても使われているために、コチラにも近代的な構造物(居住スペースの採光窓など)があります。 当時、据付られていた工作物には、大砲とピンレール以外、模型には無い格子状のハッチくらいしかなかったと思われます。

 

 

Dsc04010

 

 船尾。 ボルティモアクリッパーのシンボルでもある、大きなガフセイルのガフですね。 それと、コンパスと舵輪。 舵輪は18世紀後期に大型船でやっと一般化した仕組みなので、廉価で大量生産された当時のボルティモアクリッパーにはまだ付いていなかったと思われます。

 

 

Dsc04012

 

 フォアマストの横帆(おうはん)用ヤード。 ボルティモアクリッパーは沿岸航行用で縦帆(じゅうはん)重視なはずですが、念のためなのか訓練船のためか、一応横帆も付けられています。

 

 

Dsc04013

 

 メインマストの上部ヤード。 今回、帆を付けなかったので比較的製作はラクでしたね。 帆を付けるとこの船独特の細身な印象が薄れそうだったので、これで正解でしたね

 

 

Dsc04014

 

 後部ガフを固定するリギング。

 

 

Dsc04011

 

 かなーり手を抜きました船尾 エンブレムの柄が変なのですが、実船写真をどう見てもこのような柄にしか見えませんでしたので… ちなみに、銘板もエンブレムもPCのお絵かきソフトで制作したものを普通紙に印刷し、ノリ付けしたものです。 場合によってはこのようにしてもいい"かも"です。

 

 

Dsc04015

 

 シュラウドと船腹の様子。 小型船で簡素なため、ココもエセックスと比べてラクチンでしたね

 

 

Dsc04017

 

 錨とウィンドラス。

 

 

Dsc04016

 

 大砲ですね。 こちら現代の復元船なので、おそらく模造品ですよね、多分…

 

 というわけで以上です。 お付き合いありがとうございました。 次作が決まりましたらまたご紹介いたしますね。ではでは…

 

 

 


 

 

 

ボルティモアクリッパー製作記 vol.1

ボルティモアクリッパー製作記 vol.2

ボルティモアクリッパー製作記 vol.3

ボルティモアクリッパー製作記 vol.4

ボルティモアクリッパー製作記 vol.5

ボルティモアクリッパー製作記 vol.6

ボルティモアクリッパー製作記 vol.7

ボルティモアクリッパー製作記 vol.8

ボルティモアクリッパー製作記 vol.9

ボルティモアクリッパー製作記 vol.10

ボルティモアクリッパー製作記 vol.11

ボルティモアクリッパー製作記 vol.12

ボルティモアクリッパー製作記 vol.13

ボルティモアクリッパー 完成

 

 

 

この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« SONY ヘッドマウントディスプ... | トップ | SONY ヘッドマウントディスプ... »
最新の画像もっと見る

帆船模型」カテゴリの最新記事