ボルティモアクリッパー (現代復元船:プライド・オブ・ボルティモアⅡ)
左舷から。 今回は帆はつけませんでした。
帆をつけないと艤装が際立ちます
船首マスト。 本来ならココには転落防止網が付きますが、見栄えと私の腕の問題から割愛してます。
船首。 ウィンドラスや錨など。 実在する復元船がモデルなので、装備に昔の風情は全くありません…。
甲板中ほど。 模型の元となった復元船は操船訓練船としても使われているために、コチラにも近代的な構造物(居住スペースの採光窓など)があります。 当時、据付られていた工作物には、大砲とピンレール以外、模型には無い格子状のハッチくらいしかなかったと思われます。
船尾。 ボルティモアクリッパーのシンボルでもある、大きなガフセイルのガフですね。 それと、コンパスと舵輪。 舵輪は18世紀後期に大型船でやっと一般化した仕組みなので、廉価で大量生産された当時のボルティモアクリッパーにはまだ付いていなかったと思われます。
フォアマストの横帆(おうはん)用ヤード。 ボルティモアクリッパーは沿岸航行用で縦帆(じゅうはん)重視なはずですが、念のためなのか訓練船のためか、一応横帆も付けられています。
メインマストの上部ヤード。 今回、帆を付けなかったので比較的製作はラクでしたね。 帆を付けるとこの船独特の細身な印象が薄れそうだったので、これで正解でしたね
後部ガフを固定するリギング。
かなーり手を抜きました船尾 エンブレムの柄が変なのですが、実船写真をどう見てもこのような柄にしか見えませんでしたので… ちなみに、銘板もエンブレムもPCのお絵かきソフトで制作したものを普通紙に印刷し、ノリ付けしたものです。 場合によってはこのようにしてもいい"かも"です。
シュラウドと船腹の様子。 小型船で簡素なため、ココもエセックスと比べてラクチンでしたね
錨とウィンドラス。
大砲ですね。 こちら現代の復元船なので、おそらく模造品ですよね、多分…
というわけで以上です。 お付き合いありがとうございました。 次作が決まりましたらまたご紹介いたしますね。ではでは…