えー…、実は当初の予定を変更し、当時の一般的"ボルティモアクリッパー"の製作から、現代復元船の『プライドオブボルティモアⅡ』に設計変更しています。(キット内容通り) これは甲板上にエンジン構造物の土台を作ってしまったためです よく図面を見て考えれば分かる事だったのですが…、お恥ずかしい。
ということで、今回は急遽船底にスクリューを取り付けます。 船体に穴を開ける難作業をドウゾ。
先ずはスクリュー軸を通す穴を開けます。 図面を元にスクリュー位置をマーキング。 マーキングのポイントは円のド真ん中に付けないことです。 これは掘り進んでも位置を見失わないようにするため。
ガツンと開けてしまいました…。 失敗しても木片をはめて再度削るなどすれば大丈夫です。(ただし、木目を生かした設計、クリンカー(鎧)張りの場合はちょっと見た目がダメになります…) 電動キリでゆっくりと、スクリュー軸の取り付け角度で掘り進めましょう。
スクリュー部品は付属していました スクリューと軸は金属製。 軸受けは棒材を加工して自作。
軸受けと軸支えも付けてスクリュー完成。 後は取り付けなのですが、船体が曲面なため、取り付け調整には苦労すると思います。 予め船体に軸支えの穴を開けるか、軸支えの船体接地面を斜めに加工します。
スクリュー根本にも棒材を添えてソレっぽく造作します。 曲面に接着するため微調整に苦労します ガッカリなのが、付属スクリューが左右とも同形だったこと…。 本来なら左右反転させるはずなんですがね…。(実船でもこうなのかしら?)