無精髭

無精者の日記です

驚き!甲状腺がん手術患者が1、082件も隠されていた!

2017-04-21 09:35:02 | 日記

2017.4.14 山本太郎議員 震災復興特別委員会

 

 この動画によると2011年から2015年までの間に福島県内の厚労省甲状腺がん指定病院、9病院、他で1、082件の甲状腺がんの手術が実施されていましたが、これらは通常の健康保険医療なので、「県民健康調査委員会」には報告されていなかったというのです。(そういう仕組みがつくられていた) 委員会が発表している甲状腺がん患者数は185名でうち1名は良性のものと確定しています。

 そもそも「県民健康調査委員会」は原発事故による莫大な放射能放出による健康影響を調べその対策を提言するために設けられたものだったはずです。それが2次検査で「経過観察」に区分された人たちはその後甲状腺がんと診断され手術を受けても調査委員会には報告されないことになっているのです。対象者は2000名を超え、手術を受けた患者は1,082名もいるのです。もっともこの人数は大人も子供も含まれているのですが、いずれにしても驚くべき数字です。しかも、山本議員によるとこの数字は年間10例以上の手術があった場合の報告義務で、10例未満は報告されないし、県外での手術もカウントされませんから実数はもっと多いものと思われます。

 更に驚かされるのは事故当時4歳だった患者が「福島医大」で手術を受けたにも関わらずカウントされていなかったというのです。甲状腺医療の中心となる病院でさえこうなのですから、「隠ぺい」と言われても反論できないでしょう。、「県民健康調査委員会」では当時4歳以下の子供のガン発症例はないので「放射能の影響とは考えにくい」との判断をしているのです。このようなずさんな穴だらけの調査・検討で県民の健康が守られるのでしょうか。強い怒りを感じます。

 こちらにも詳しい情報があるので参考にしてください。

 

 



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