ギャラリーブリキ星

古いもの。ガラクタ。店主のお気に入り。

薩摩茶入れ

2009年08月22日 | Weblog

古い箱に入った、
江戸前期の肩つき茶入れです。
茶入れは、見所を計算してつくった
焼き物の極め付きですが、
最近はそれを茶人のいやらしさではなく、
一生懸命さとして感じるようになったのが不思議です。
(高さ7.8センチ)

龍門司窯茶碗

2009年08月22日 | Weblog

薩摩の焼き物は、
余りにもいろいろな顔があるので
分らなくなってしまいますが、
これは“黒もん”系統の龍門司窯の茶碗。
民芸のよさですね。
時代は江戸後期です。
(径11センチ、高さ8センチ)

ブリキの茶缶

2009年08月22日 | Weblog

幕末から明治の初めにかけて、
ブリキの茶缶が沢山つくられました。
そのなかでも、これは分厚いブリキが使われていて、
つくりも精巧です。
(高さ14センチ)

李朝壷

2009年08月22日 | Weblog

横の二本のライン、
まるで会寧のように見えますが、
これは李朝初期刷毛目の壷です。
(径9.5センチ、高さ10センチ)

古代ローマのブロンズ

2009年08月01日 | Weblog

ローマというと、ギリシャの亜流のような気がしていましたが、
これを見て反省!
ロダンのリアリズムより、凄いと感じるほどです。
朽ちて、深みを増しているからでしょうか。
高さ12センチ。
(紀元前1C~紀元後1C)

瀬戸の狛犬

2009年08月01日 | Weblog

ユーモアとペーソスがある庶民的な狛犬さん。
尾張や美濃などの焼き物の産地でつくられ、
近辺の神社に献納されたものが伝わっています。
これは、江戸中期~後期にかけてのものです。
高さ22~24センチ。

李朝の硯

2009年08月01日 | Weblog

余計なことを考えないで、
ただ見ていたい・・・ という硯。
手にしたときの石の質感もいいです。
李朝工芸のよさが詰まっているように思います。
径13センチ、高さ5センチ。