Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

「一瞬のオモテ」が生む加速。

2009-07-13 21:52:28 | Soul / Funk / Dance

ジャクソンズ(The Jacksons)
『Destiny』(1978)

これ、最高です。

掛け値無し。最高です。

マイケルのヴォーカルは「成熟」の直前です。
正に、熟れようとしている、その瞬間、と言う感じ。

そして、サウンド・プロダクツは、正に「熟れた」瞬間、と言った感じ。

この両者のバランスが、このアルバムの魅力、だと思います。

1978年、マイケル19歳。

時期から想像して、スバラシイ出来に決まってる、
とは思っていましたが、ココまで素晴らしい作品だとは思ってませんでした。

ファンキー。
タイト。
キャッチー。

勢いにプラスして、緻密さがあります。
緻密さが、勢いを殺していません。
最高のバランスで、作品が仕上がったんデスね。

The Jacksons @London Destiny Tour 1979 (Things I do for you)


一番気に入ったトラックは「Things I Do For You」。
Bメロにあたる部分のマイケルのヴォーカルのグルーヴがスゲェです。
CDなら49秒から、このYouTube映像なら、46秒からの一節です。
16分音符での、裏拍で、裏、裏、裏、裏、一瞬のオモテ、そして裏、裏。
このヒトのヴォーカルが生むグルーヴ感って、スッゲぇね。
「一瞬のオモテ」が生む加速感。最高だと思います。

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2 コメント

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ここから右肩上がり (わらしべ長者)
2009-07-15 20:12:38
こんばんわ

自宅の棚のマイケルのコーナーからゴソッと
CDを取り出し
プレーヤーの前に積んで聴いていた最近、

改めて、このアルバムを聴いても、新しい発見と
感動有りでした。

ここから、ソロへ向かって、どんどん右肩上がりに
良くなっていくので、(好きになっていくので)
通過点ではありますが、このアルバムも大好きです。
Unknown (bugalu)
2009-07-19 18:09:06
わらしべ長者さん。

「ジャクソンズ」でのヴォーカルは、
ソロよりも屈託の無い感じがあって、
個人的には、こちらの方が好きかな~、
と思っています。

とは言っても、「トップ・ソウル・シンガーの中の一人」ではない、
圧倒的に突き抜けた一人、になるのは、
やっぱり『スリラー』からなんでしょうね。
『BAD』以降、きちんと聴いていないので、
聴かねばならないな~と思いつつありまス。

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