初瀬川王国

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S1000RR シャシダイ パワーチェック すごすぎる>< 

2010年04月30日 12時20分25秒 | バイク
ここ最近、速いバイクを嗜好する人間なら気になるバイクであろう
BMWの「S1000RR」

精力的にS1000RRに乗ってみて思うことは、「凄く速い」と言う事。

ナラシを終えるまでの車両は回転数にリミッターが付けられているので、速くは思いませんでしたが、ナラシを終えたS1000RRは国内仕様と言われる、156馬力の車両に乗っても、他メーカーのフルパワー車両と比べても遜色が無く、若しくは速く感じました。
「何かの間違いかな?」と自分を疑ったほどです。

一般的にメーカーから表示されている出力と、シャシダイなどの後輪出力計測器には誤差があり、大体10%ぐらい低いものなのですが、国内出力でも遅くないのです。

ヤマハの09年の国内モデルは145馬力で正直遅く感じました。
10%ロスで換算し、後軸で130馬力と予測すれば当然のフィーリングだと思います。

193馬力のフルパワー仕様が速く感じるのならば、当然なのですが、156馬力が予想よりも遥かに速いのが不思議でした。(10%ロスであれば140馬力と遅く、規制されているので、その数値通り156馬力があるとしても速かったのです)

そんな公表数値と体感のズレは、いろいろなところで、行われているシャシダイでのパワーチェック結果を知り納得しました。

フルパワー仕様(メーカー発表193馬力)
マスターバイク 191馬力
オートバイ誌  195馬力

国内仕様レースモード(メーカ発表156馬力)
オートバイ誌 168馬力

パワーがとにかく出ている。
国内仕様に関しては、メーカー数値を、後輪馬力が遥かに上回っているし、フルパワーモードでは、ほぼ誤差の範囲に、メーカーの公称値が出力されているのです。

これは速い。
168馬力ということは、他メーカーの180馬力オーバーと言われる車両の後輪出力と同じか上回っていると言う事です。
(実際、185馬力のGSX-R1000の後輪出力は165馬力付近です)

これは大変です。
トップパワーが30馬力も違ったら、実力が拮抗するレベルのライダーが乗ったら、まず追い付けませんし、こういう大出力の車両は、その出力が諸刃の剣と化して、自爆しやすいのですが、電子制御(特にトラクションコントロール)がその危険をかなりヘッジしてくれるのでそこにも付け入る隙は少なさそうです。

まるで1989年に現れ、当時電子制御の塊と言われた日産スカイラインGTRのような無敵っぷりです。


しかし、どの雑誌もアンチホッピングクラッチの事を触れていないようですが、あれはあれでいいんでしょうか?
初瀬川は、唯一このアンチホッピングクラッチが他メーカー搭載のスリッパークラッチに比べてダメな気がするんですが、そんなことも無視出来るほど、

S1000RRは凄すぎるんでしょうね^^

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試乗インプレション
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フルパワー化
http://blog.goo.ne.jp/buell_2005/e/3e846ad93cdaba0c137a6ff0224f246f

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