韓国
ロマンス/サスペンス/クライム
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引退した元ヤクザのボスが、自分の命を狙う少女の運命を守るべく危険な闇組織
との戦いに立ち上がる姿をスタイリッシュな映像で描き出すサスペンス・ラブ
ストーリー。
主演は「グエムル -漢江の怪物-」「義兄弟 SECRET REUNION」のソン・ガンホと
TV「明日に向かってハイキック」のシン・セギョン。
監督は「イルマーレ」のイ・ヒョンスン。
(allcinemaさんより抜粋)
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ソウルの伝説的な闇組織のボスだったドゥホンは、ヤクザの世界から足を洗い、
母の故郷プサンで穏やかな生活を送っていた。
そんな彼は、通い始めた料理教室で一見ごく普通の少女セビンと出会う。
しかし彼女の正体は、ある理由から今は裏社会で働くライフル競技の元射撃選手。
組織に雇われドゥホンの動向を探っていたのだった。
しかし、次第にドゥホンの人柄に心惹かれてしまうセビン。
そんな中、ついにドゥホン暗殺の指令を受けてしまうセビンだったが…。
(allcinemaさんより抜粋)
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これは、今年の大阪アジアン映画祭での上映ラインナップに入っていたものの、
タイトル観ただけで、スルーすることにした作品。
だが、たまたまシネ・ヌーヴォで予告編を見てしまい、その映像の綺麗さと
ソン・ガンホが出てることを知って、急遽観たくなったものの、大阪アジアン
映画祭での上映回は1回しかなくて、しかもすでに上映が終っていてガッカリ。
だけど、その翌週か翌々週には一般公開されることになったのを知り一安心。
ファーストデイの本日、今年初めてとなる梅田ブルグ7にて鑑賞。
ノワール物としてはだいぶ物足りない。
でも、ソン・ガンホのアイドル映画としては映像の綺麗さもあって楽しめた。
彼のカッコイイ部分やおちゃらけた部分もあったし、彼のファンなら大いに
楽しめる内容だったかも。
セビン役のシン・セギョンは北川景子っぽい感じで可愛くて、今後、出演作が
増えそうな感じ。個人的にはあんまりタイプじゃないので、萌えなかったけど。
個人的にはもっと緊迫感とか、裏切り裏切られのスリリングな展開が繰り広げ
られるノワール物かと思っていたんだが、緊迫感もスリリングな展開も特に無く
中途半端感なノワールとこれまた中途半端なロマンス物だったなぁ。
ロマンス部分をそぎ落としてシリアス展開にしていくか、逆にベタベタな
コメディロマンス物にするか、どっちかに重点おけばもっと面白かったかも。
ラストも、あの塩田のシーンで終わるか、もしくは次のカットではセビン
だけが出てきて、ドゥホンは生きてるかもと匂わせる程度で終わったほうが
余韻が残って、良かったと思うんだけどなぁ。
あの和気あいあいシーンは蛇足だったと思う。
お薦め度:★★★☆☆(3/5)
クリックしてくださった方、ありがとうございます。
やくざもんとしてもハンパだし、恋愛ものとしてもいまいちだったし、消化不良でした。
韓国映画の作りの悪い部分が出ちゃった感じがしました。
コメントありがとうございます。
これもちょっと欲張ってしまってどっちつかずの
作品でしたね。
どっちかに振り切ればいいのになとは思いましたが、
まぁ個人的にはそれなりに楽しめました。
だけど、ラストシーンは余計でした。