アメリカ
サスペンス/クライム/アクション
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ジェイムズ・サリスのクライム・ノベルを基に、闇の稼業に手を染めたハリ
ウッドの孤独なスタント・ドライバーが、愛する女性のために裏組織に戦いを
挑む姿を、クールかつスタイリッシュに描き出したクライム・アクション。
主演は「ブルーバレンタイン」のライアン・ゴズリング、共演にキャリー・
マリガン、アルバート・ブルックス。
監督は異色のバイオレンス映画「Bronson」で注目を集めたデンマーク出身の
新鋭ニコラス・ウィンディング・レフン。
本作でみごとカンヌ国際映画祭の監督賞を受賞。
(allcinemaさんより抜粋)
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自動車修理工場で働く孤独で寡黙なその男は、卓越したドライビング・テク
ニックを買われ、映画のカースタントマンとして活躍する一方、夜には強盗の
逃走を手助けする闇の仕事も請け負っていた。そんなある日、同じアパートに
暮らす人妻アイリーンとエレベーターで遭遇し、一目で恋に落ちる。
次第に距離を縮めていく2人。彼女の夫スタンダードは服役中で、今は幼い
息子との2人暮らし。ほどなくスタンダードが出所してくるが、彼は服役中に
多額の借金を背負ってしまい、強盗を強要されていた。男は妻子のために
スタンダードの強盗計画のアシストを引き受けることにするのだが…。
(allcinemaさんより抜粋)
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予告編が面白そうだったので、『青い塩』を観た後に続いて梅田ブルグ7にて
鑑賞。
寡黙で狂気を孕んだ主人公の無双っぷりがイイ。
昼は自動車修理工場で働きながら映画のカースタントもこなし、夜は犯罪者の
逃がし屋として闇稼業に従事する主人公。逃がし屋として、いつも冷静沈着で
焦ることなく、警察の追撃を交して最後は野球ファンに紛れて姿を消す冒頭の
シーンから一気に物語に引き込まれた。
で、終始そんな感じのカーアクションが続くのかと思いきや、一転、主人公は
隣に住む人妻に恋をする。そして、その人妻のために旦那が実行しようとする
強盗に逃がし屋として参加するが、罠に嵌って旦那は死亡する。主人公も命を
狙われるが、寡黙にかつ鮮やかに追ってを躊躇なく殺害していく様は中々に
見応えあって最後までダレルことなく楽しめた。
特にエレベータ内で主人公と人妻と敵の手下が同乗しているシーンで、不意に
人妻にキスしたかと思えば、振り返って敵を倒し躊躇なく顔が潰れるまで踏み
続けるシーンは強烈ですごく印象に残った。
キャリー・マリガンは今までも綺麗な女優さんって印象あったけど、今作は
特に綺麗で素敵だった。
お薦め度:★★★★☆(4/5)
クリックしてくださった方、ありがとうございます。
エレベーターのシーンは印象的でしたね。
音楽もまた最高でした♪
コメントありがとうございます。
あの一件だけでも仕事っぷりはわかりましたが、できればもう一件クールな仕事ぶりを観たかったですね。
なかなかにイイ一本でしたね。