香港
アクション/サスペンス/クライム
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香港を代表するアクション・スターのジャッキー・チェンがトレジャーハンター
を演じるアドベンチャー。
12体から成る清王朝時代の秘宝を捜し求めるトレジャーハンター軍団が、世界
各国を巡るうちに陰謀に巻き込まれていく。
全身にローラーブレードスーツを装着した壮絶なカー・チェイスをはじめ、
ジャッキー・チェンが年齢を感じさせない超人的アクションを次々と披露。
『7日間の恋人』のクォン・サンウや『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』
のオリヴァー・プラットら、国際色豊かな共演陣の顔触れも魅力だ。
(シネマトゥデイさんより抜粋)
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19世紀に起きたイギリスやフランスの侵攻によって、中国から持ち出されて
しまった清王朝時代の秘宝。それは12のパーツから構成されていたが、残る
数体の所在が不明となっていた。
世界的アンティークディーラーから幻のパーツの捜索を依頼されたトレジャー
ハンター「アジアの鷹」ことJC(ジャッキー・チェン)は、チームを編成して
パリ、南太平洋、中国などを飛び回る。
しかし、行く手を阻もうとする謎の敵と対峙(たいじ)。
さらに、秘宝とその捜索の裏に巨大な陰謀が隠されていることを知る。
(シネマトゥデイさんより抜粋)
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最近、中国にへつらったような政治的言動が多い印象を受けるJC。
とは言え、『大福星』や『ポリスストーリー』『プロジェクトX』など
彼の作品を小さい頃から見て育った世代としては、彼の最後のアクション映画と
聞いては、観ておかないとなって気持ちで、公開初日に新宿ミラノ1へ。
なんだかちょっとイマイチ・・・。
アクションはやはり年齢によるものからか往年ほどのキレはないものの、
それでも十分見応えあるアクションを序盤から最後までしっかり魅せて
くれて、アクション部分に関しては大満足。
だけどストーリーとか演出が酷い。
JCの映画だからコメディタッチなのは十分理解しているんだが、今回はその
コメディ部分がイマイチ。
無人島の所はまるでコントのようなドタバタだし、敵も弱くてイマイチ。
中国の物だった財宝や文化財はどんな理由であれ中国に返還するべきって
いう政治的メッセージが何だか傲慢。
だったらその前にチベット人から奪った財産や土地を返すべきだろうし、
尖閣諸島は我が領土なんてほざくことを止めてから言えって感じ。
後、劇中では韓国の古書に関しては一切出てこなかったのに、最後に
韓国の古書も返還云々ってあったけど、これは韓国人スタッフサイドからの
ゴリ押しなんだろうか?
個人的にはワンパターンだけど、中盤で一回負けて、立ち上がって最後に
勝って、エンドロールはNG集ってのが観たいんだけどな。
お薦め度:★★★☆☆(3/5)
クリックしてくださった方、ありがとうございます。
やっぱ、そう思いますよね・・・。
バッタもんのミッキーやドラえもんやキティちゃんが
大きな顔してる国が
贋作云々をどうこう言うのも変なら(^^;
どっかしら中国は正義みたいなもんを感じて
それがどうしてもひっかかってしまいました。
単純にお宝さがしで取り合いになって
一回は持ってかれたけど最後に取り返すみたいな
アクションコメディでよかったのにって・・・。
英仏と中国の歴史的見解の相違なんてもんを
こんなとこで持ち出してほしくなかったってのが
正直なとこです・・・
コメントありがとうございます。
う~ん、やっぱ引っかかりますよね。
あの政治的な思惑が入ってきてるのって。
自分たちの事を棚に上げ、どの面下げて
言ってんだって感じです。
まぁそれが彼の国の国民性なんでしょうかね。
こっちは単純にアクションでハラハラさせて
くれたり笑わせてくれるJCの映画が好きなんであって、
政治的な主張をするJCの映画なんて、これっぽっちも
観たくないんですが・・・。
これが彼の最後のアクション映画っていうのは何だか
残念です。
最後と言いながら、すんなりやめるとも思えませんけどね。
コメントありがとうございます。
子どもの頃から観ているJCにはあんまりそういうのを
作品中に入れて欲しくなかったってのがありますね。
仕事に関係ないところでアレコレ主張したり行動する
分には何とも思わないんですけど。
多分、他の監督の作品にチョコっと出て、チョコっと
アクションしたりはするかもしれませんね。
コメントありがとうございます。
確かにそう言われるとあの教授は何ら悪くないですねぇ。
そこは何とも思わなかったですが、祖父が中国で収集したものを中国娘が対価を支払わずに取り返して当然っていう態度の方がイラッときちゃいました。