ボーイスカウト札幌22団カブ隊 活動記録

札幌22団(札幌西区、手稲区)の新人隊長によるカブ隊の活動の記録

恩師 ビーバー隊隊長

2017-01-14 22:42:08 | ボーイスカウト
札幌22団 カブ隊隊長の武市です。

先日、22団のビーバー隊隊長がお亡くなりになりました。

私が保護者の時代からいろいろと親身に、指導について教えていただいていました。
相手のことを考えて対応してくださる、とても優しい方でした。

また、スカウトの成長を考えて、ビーバー隊の活動を楽しく、実りのあるものにしていたことが印象強いです。
札幌地区の中でも、22団のスカウト数が多い(12月時点で、兄弟、見学者含めて20名ほど)のは、ビーバー隊隊長の貢献するところがかなり大きかったと思います。

今、私がカブ隊の隊長として活動しているのも、隊長のお導きがあってのことです。
まさにボーイスカウト活動における恩師だと思っています。

ビーバー隊隊長から、私は次のことを教えていただきました。
※注意:あくまでビーバー隊としての内容であり、カブ隊で成り立つとは限りません。

 ・活動内容は、スカウトはもちろん、保護者・指導者も楽しめる活動にする。
  ビーバー隊は、保護者あっての活動のため、みんなで楽しめないと長続きしないため。

 ・スカウトの成長のために、保護者は自分の子供にかかわらず、他人の子供を見るようにする。
  親離れ、子離れを促すことが目的です。
  学校では、強制的に親子が離れますが、スカウト活動中は子供と保護者が近い位置にいます。
  そういう環境の中で、子供が保護者に甘えず、保護者が子供から離れるというのは、親離れ子離れにとってよい環境であると考えます。

 ・メリハリをつける。
  並ぶときなど、きちんとすべきときはきちんとし、楽しく遊ぶときは、めいいっぱい楽しむ。
  ただ楽しんで終わるのであれば、それはスカウト活動ではない。

実際には、もっと多くのことを教えていただきましたが、大きくまとめると、この3点に集約されると思います。


私は4月からカブ隊隊長になりましたが、ビーバー隊隊長にはいろいろとご迷惑をおかけして、反省するところが多かったです。
来年度は改善できるように年プロを計画しようと考えていたのですが、ビーバー隊隊長に迷惑をかけたままのお別れとなってしまい、本当に申し訳ない思いです。

ただ、ビーバー隊隊長から受け継いだものは、私の中で生きて続けますので、これを大切にして、スカウトの成長のために進んでいきます。


札幌22団のビーバー隊隊長として、スカウトだけでなく、指導者・保護者も含めた成長のために、長い間活動いただき、大変お疲れ様でした。
天国では、ゆっくりと安らかに過ごせることをお祈りします。
優しい笑顔でスカウトの成長を見守っていてくださることと思います。