暫く振りの投稿になりました。
平成19年9月登録のトヨタマジェスタの整備をさせて頂きました。
トヨタ車特有のいやな横揺れがマジェスタだけではないのですが、私のユーザーが長距離で乗られる場合、安定した走行が感じられないのが実感であったらしく、何か分からないが、安心して乗る事が出来るように直して欲しい!との事の依頼を受けてブレーキの整備をさせて頂きました。
ブレーキの整備では、後輪のディスクブレーキの制動力が満足の出来ない状態でありました。軽いブレーキングではキャリパー内ピストンが殆(ほとん)ど作動していないと思われる程の良くない現象が現われておりました。
ブレーキは正しい整備をさせて頂くことで何も問題のない素晴らしい制動力!という事でユーザーの方から評価を頂きました。
それから、横揺れの様な不安定な挙動を直させて頂くに当たって、タイヤとホイールの交換をさせて頂きました。
タイヤサイズは215/55-17という扁平率のタイヤを60の扁平率に交換致しました。そして、ホイールサイズを7JJを7.5JJというサイズに交換致しました。ホイールのオフセットは30という、ボディのアウトラインにはぎりぎりのサイズをセレクトしました。
60という扁平率のタイヤサイズにした事によって、55よりハンドリングに難点が出るのでは?という危惧をされる方が多くいらっしゃいますが、全くうした事はありません。むしろ、しっかり感を感じる程であります。
タイヤはブリジストンのプレイズを選んだのですが、乗り心地という点では60という扁平率が大きく寄与してくれました事と、ハンドリングにおいても大変満足な言葉を頂きました。ここまではユーザーの言葉では大変良かったようでしたが、残念ながら1点!ロードノイズが幾分大きくなった事がご不満としてお言葉を頂きました。
これは、マジェスタと言う車種からの問題点であった事と思いました。ユーザーからも指摘を受けたのですが、車内が静かな車ではそれ以上の状態を望んでおられる事から、そうした点にも注意をする様に!と言うご注意でありました。
タイヤは高価であっても静粛性を望まれる方達がいらっしゃる事が分かったのです。ご指摘には大変有り難いと思いました。ブリジストンであればレグノというモデルの必要性を感じました。