二酸化炭素削減に向けて、少しでもお役立ちたいと思い、環境省にもアプローチを繰り返しておりますが、仲々取り合って呉れません。
世の中では、日本の政府が世界のリーダーシップを取って、世界の温暖化防止に積極的に取り組んでいる様に見せてはおりますが、実際に環境省へ行って、担当者に会って、本当に必要な事をお話ししたいとお願いしても、まとも取り合う事をして呉れません。
国土交通省で燃費の改善の為に、出来る技術的工夫をお話しても、それが二酸化炭素削減に通ずる事になる大切さを。
国民の一人一人が、国から二酸化炭素削減に向けての協力を言われれば、多くの国民はそれなりに努力をしているものです。所が、行政はそうした努力を殆どと言って良い程してはおりません。只、言うだけです。そうした所へ何度も何度も足を運び、耳を傾けて頂くまでお願いに上がらなければならない現状を大変残念に思います。
今の自動車メーカーは車からの二酸化炭素削減はエンジンからだけの事を取り上げて努力をされておられます。それは、新車の段階で必要な10/15モードでの・・Km/Lと言う検査方法があるからです。
その場合、台上で行われる試験方法です。実燃費からは余りにもほど遠い試験方法です。実燃費を計測する方法から、どうしたら本当の燃費向上が図られるか、その努力をしてはおりません。
ブレーキの構造も、全く進歩が無いのもそうした事の現われであります。そりゃー、当事者達は大変な進歩をしていると思っているだけです。今以て、真(しん)の進歩はしておりません。その結果が、50年経過した今日(こんにち)でもその中にある不具合が解決出来て行かない事実が明らかに示されているではないですか。
ブレーキとは別に、燃費の向上を図る為の設定があります。これらも自動車メーカーが受け入れるか?どうか、自動車メーカーの方へ必要な事を指導する事が出来ないのが日本の官庁の在り方です。
どれ程の献金を頂いているのか?どれ程の勝手な事をさせて頂いているのか嫌でも疑問が噴出して参ります。
これからも負けないでアプローチをして行く所存です。
六本木と青山に超高級車を販売している会社がショールームを設けておりますが、この中の超高級スポーツカーのブレーキ部分を確認して参りました。もう、何年も前から使用しているイタリアの有名メーカーのブレーキ子部品ですが、見た目は大変鮮やかで綺麗なんですが、その超が付く程のスポーツカーでありながら、実は、ブレーキが一番の欠点であるらしいのです。速度が速い時には効きが良いのも知れないが、日本の様に速度を極端に上げて走る事が出来ないので、現実的に時速100Km位の程度では、設定したブレーキではユーザーが満足な制動性能を得る事は出来ないそうです。
このブレーキメーカーは他に9の1(くのいち)系の、これも素晴らしい世界を持っての車造りをされている超有名な自動車メーカーへも納入されているのです。
この部品メーカーは、自尊心も高いものをお持ちでいらっしゃる事とは思いますが、このメーカーがされる事を、他の部品メーカーはその真似をして同じ様な製品を世におりだしているのです。他の部品メーカーが出されている製品を購入して車にセットして、一時的には満足は出来るのですが、その満足もほんの一時の事であります。 このメーカーは、そうした世界でも有数の信頼されるであろうメーカーなのですから、大きな責任がある事を認識して頂かなければならないのです。
間違った設定!ではないのかな、それは結果が本当に良いとは言えないからです。 この有名メーカーのディスクキャリパーは余りにも有名であると共に大変高価ですが、その中身は、国産のブレーキメーカーが製造している1ポッド・2ポッド・4ポッドのキャリパーと何ら変わりはありません。何故なら、同じ不具合があるからです。これ程ユーザーを馬鹿にした製品は他に例を見る事は出来ません。
これからの自動車メーカーはブレーキに対してもっと真剣に取り組んで、より大きな安全性と環境への必要性がブレーキからも大きく役立つ事を強く認識し、ブレーキの研究により取り組んで頂ける事を望んでおります。