風のたよりのブログ

日々にスポットを当て綴ります

「日本の色辞典」

2011年06月13日 | mono
先日大分に住む義姉からこんな嬉しいものが届きました。

「日本の色辞典」:吉岡 幸雄 著



:アマゾンの内容紹介

>日本の色辞典について 日本の伝統色を植物染料で再現し、総カラー最新ダイレクト製版で見せる、色名解説の集大成。襲の色目 (かさねのいろめ) 42種も掲載。 日本には美しい色の名前がいくつもあります。この「日本の色辞典」では収録した466色のうち209色の日本の伝統色を完璧に再現するとともに、和の色の歴史や文化を平易に解説。 万葉から江戸時代の終わりまでの染職人が行っていた、自然の植物から日本の色を出す業を半生をかけて再現したのは、日本の染色界の第一人者、吉岡幸雄氏と染職人の福田伝士氏。日本の伝統色を、自然の恵みから得た天然染料や天然顔料をもとに再現し、色名にまつわる逸話や歌、物語などにもふれた色名解説の集大成です。<

最近では吉岡幸雄がアートディレクター兼デザイナーとして携わった成田空港第2ターミナル・サテライト到着コンコースのアートワークが空港/環境デザインのカテゴリーで2008年度グッドデザイン賞を受賞しました。



詳しくはこちら:同氏の著書

中味がパラパラと動画つき






好きな猩々緋(しょうじょうひ)



色んなメディアで吉岡幸雄氏は存じ上げていましたが、専門的分野と高価な本ですので私には到底欲しくても買えない本ですので有難くこれから大切に使わせてもらいます♪

本の帯にもこんな漢字がズラ~リ  えっ?これ「とくさいろ」→「木賊色」って読むの?よくお湯飲みや飯茶碗の柄に使われますが「十草」と書いてありましたが・・・プッ^m^



はい!これから勉強させていただきますm(__)m



そして、おまけに店用の“金魚のモビール”です。

ユラユラ プッ^m^ 





さてと、今年の夏やいかに。




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9 コメント

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Unknown (そよ風君)
2011-06-13 17:51:17
群青色、萌黄色など、きれいな名前を覚えるだけでも得をした気分になれることでしょう。
色といえば、青と緑も面白いです。信号は緑なのに、青と言います。青丹よしの青は緑でもあります。
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Unknown (tourien)
2011-06-13 23:36:18
こんばんは!

読み応えのある本ですね?
漢字が難しくてなかなか進みそうにありませんが、
好きな色だけでも覚えて会話に使いたいですね?(^^)
金魚のモビール・・・涼しそう!
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お返事 (boumama)
2011-06-14 11:57:49
そよ風君コメントありがとうございます。

我が国は昔から色の表現が曖昧なところがありますが、光の3原色は赤R、緑G、青Bですが色の3原色とは異なりますね。

学生のころ、色立体をみて興味深く聞き入ったことを思い出しました。


tourienさんコメントありがとうございます。

はるか昔、こんな興味深い漢字が特に好き好んで覚えたものですが、あれから何十年・・・(プッ^m^)簡単な漢字すら思い出せないことが多くなってきました。

どうやら頭の中のプリンターが故障のままのようです(笑)

>好きな色だけでも覚えて・・云々ですが、実際その色だけでも覚えたいものです。
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Unknown (comichiko)
2011-06-15 23:30:05
あああああ、素敵~!
日本の伝統色の本は何冊か持っていますが
こんな風に色について、詳しく書かれたものではないんです。
素晴らしいプレゼントですね!
日本の色って、色の美しさももちろんですが
名前の美しさにも、たまらない魅力があります。
これほど洗練された文化を
私達の世代は継承出来ていなくて
知らない名前がいっぱいあるなんて
もったいないなんてもんじゃないですよねぇ。
こんな素敵な本がある事を、作り手の方々に感謝です。
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お返事 (boumama)
2011-06-16 11:04:52
comichikoさんコメントありがとうございます。

お仕事柄comichikoさんもこのような専門書をお持ちだと思いますが、一部紹介すると

紅葉色(もみじいろ):「紅葉」という植物も、その色名も、俗称でしか存在しえない。
紅葉は植物名では楓の木で、それが秋になると黄色になりやがて濃い赤色へと移っていくさまをあらわしているのである。

『万葉集』ではこれを「黄葉」と詠んでいて、平安時代になると「古今和歌集」でも紅葉となってくる。

と、このように丁寧に説明がありますので色に対する愛着も湧きます。

ご自身が美術図書出版「紫紅社」を設立され、昨年、菊池寛賞受賞されたようです。
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面白そうな本 (ベルル)
2011-06-18 14:22:55
boumamaさん こんにちは。
 おひさしぶり~。
こんなステキな本が手元にあると心が豊かになりそう!
著者の吉岡幸雄氏は、染色界の第一人者なんですね。
図書館にたくさん本があるので、まずはこの本から借りて読んでみようかな。
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お返事 (boumama)
2011-06-19 10:20:28
ベルルさんコメントありがとうございます。

本当にお久しぶりですが、ベルルさんのブログにはほぼ毎日お邪魔してますよ♪

自分自身では中々買えないものの一つにこんな専門書があります。
日本独特の色の成り立ちが詳しく書いてありとても意味深く覚えられます。

そうですね一度図書館で探してみてね。
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本見ました (ベルル)
2011-06-25 11:52:37
boumamaさん こんにちは。
ブログ、いつも見てくださってありがとうございます。
お花の写真に はまっちゃって、お絵描きは、サボってばかり。

「日本の色辞典」、借りて読んでいます。
単なる図鑑ではなく色の図鑑&エッセイ、文章の内容がすごく幅広く面白い!
著者は染色家であり、美術工芸関連の本の出版者なんですね。
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お返事 (boumama)
2011-06-26 11:28:28
ベルルさんコメントありがとうございます。

そうですか、良かったですね。図書館にあったのですね。

>著者は染色家であり、美術工芸関連の本の出版者なんですね<

著者の吉岡氏は家業の染色を受け継ぐのがどうやら嫌だったようですが今では我が国の染色界の第一人者です。
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