風のたよりのブログ

日々にスポットを当て綴ります

手作りベーコン

2011年10月31日 | 美味しいもの
予想を覆して雲ひとつない青空が広がっていますが今週は好天となりそうです♪


やっと出来上がりましたベーコンです。

年に何度か店でだんな様が作るのですが、 前回 から少々塩多い目にするとグンと味が締まります。


燻煙3時間後、1斗缶の中から解放された見事な出来映えのベーコンです。

飴色に輝く





1kgの豚バラから



だんな様から聞いたとおり記します



【材料】
豚バラ肉(ブロック)        1kg
塩                 25g
三温糖               15g
ブラックペッパー          10g
ホワイトペッパー          10g
ナツメッグ             5g


【作り方】

①調味料を豚バラ肉にまぶしつけてよく揉む。
 ビニール袋に入れ空気を抜く。

②冷蔵庫に入れ1週間眠らせますが時々出して味を馴染ませるため揉む。

③調味料を水で洗い流し、水気を切って1日風干しする。

④いよいよスモークですが燻煙3時間です。
 最初の2時間は70℃をキープ
 後の1時間は80℃。

⑤1日冷まして完成です♪





秋の一日ぜひ試してガッテン!!!





いぶりがっこ

2011年10月30日 | 美味しいもの
秋田の代表的なお漬物に「いぶりがっこ」があります。

燻煙乾燥という独特の乾燥法で、風味に特徴のある「いぶりがっこ」は、秋田の気象条件・風土が育んだ知恵の産物と言えます。

晩秋から初冬にかけて、秋田県内陸部は晴天の日が長く続かず、天日乾燥法による、干しダイコンの製造には適していないことから、その対処方法として考え出されたものなのです。

秋ダイコンを細ひもで編み、掛声とともに天井に吊り下げてゆき、ナラや桜等の木を囲炉裏に燃やすと、独特の香りがダイコンを 包み込み、その囲炉裏火で夜間も余熱を残しつつ、じっくりと水分がぬける程に香りがついていきます。



以前にも記事にしたことがありますが、このいぶりがっこを店で燻製するついでに作り、お漬物にプラスし、供していました。

今年は皆さんから色んなものを頂いて心から有難く思ってるところですが、またまたいつものkeromiさんから秋田旅行のお土産にいただきましたm(__)m





早速我が家でおつまみに♪




するとどうでしょう、プッ^m^ 同じように別のお客様からいぶりがっこが届いたの。



その場で居合わせたお客様に一袋ずつお裾分け♪




一本いっぽん手作りにこだわった秋田伝統の味「いぶりがっこ」。
食べやすいサイズにスライスした昔ながらの香りと風味を大切にした素朴な味がいたしました。


カリカリ、ポリポリと店の中はいぶりがっこの大音響に包まれた瞬間です ホンマカイナ プッ^m^




斎藤 輝子

2011年10月29日 | Weblog
作家の北 杜夫さんが亡くなったというニュースです。

つい最近だと記憶してますがテレビで昆虫の話をされていて、まるで子供のように無邪気な笑顔がありましたが・・・。





>とぼけたユーモアに文明批評を織り込んだエッセー「どくとるマンボウ」シリーズで人気を博し、「楡(にれ)家の人びと」などの小説で知られる作家の北杜夫(きた・もりお、本名斎藤宗吉〈さいとう・そうきち〉)さんが、24日午前6時2分、腸閉塞(ちょう・へい・そく)のため東京都内の病院で死去した。84歳だった。<



私も同氏の作品は今でも本棚に並んでいますが、今日はどうしても激動の時代を毅然と乗り越えた波乱万丈の人生を送った母親の斎藤 輝子さんのことに触れてみたくて・・・

いつの頃だったかテレビCM・・・確か、三菱のモーターのCMに出演されてたと記憶してるのが北杜夫の母親である斎藤輝子さんだったのですが私はこの女性を見て全身衝撃が走った。


北杜夫の娘の斎藤由香さんが書いてるようにまさに【猛女】と呼ぶに相応しい強烈な個性の持ち主の女性で痛快で大ファンになりました!プッ^m^



齋藤茂吉の妻・輝子の波瀾万丈の生涯を孫の由香が綴った2冊です。

●【猛女とよばれた淑女―祖母・齋藤輝子の生き方】 (新潮文庫)



>明治28年生まれの祖母は、著者にとっていつも輝ける星だった。青山の大病院のお嬢様として生れ、九歳で齋藤茂吉と婚約。一流を好みながら贅沢を嫌い、権威をものともせず、常に前向きマイペース。関東大震災、病院の全焼、東京大空襲などの災難を、気骨をもって毅然と乗り越え、89歳で大往生を遂げるまでに海外108ヶ国を踏破。気高く烈しいその生涯を孫娘が丹念に綴った傑作評伝<



●【猛女とよばれた淑女―祖母・齋藤輝子の生き方】(新潮文庫)






>輝子さんは東京・青山で敷地4500坪(!!)もあるローマ式建築の大病院「青山脳病院」のお嬢さまとして生まれ育ち、女性雑誌で紹介されるなど、今でいう「セレブ」だったようです。一方、茂吉は貧しい農村に生まれ、「神童」と呼ばれるほど飛びぬけて優秀な子どもでした。縁あって、当時、まだ赤ちゃんだった輝子の「婿養子」として、茂吉は14歳で齋藤家に迎えられました。
子ども時代はそれなりに仲がよかった2人でしたが、結婚後はソリが合わず、長い間、別居生活を送っています。その間のエピソードについても、由香さんは関係者からたくさん話を収集しており、とても興味深いのですが、白眉はやっぱり、茂吉亡き後、89歳で自身が亡くなるまで、海外渡航97回、地球36周分、世界108カ国を旅したという「旅行マニア」の横顔です。<




興味のある方は是非ご一読をm(__)m





鶏団子と白菜と春雨の鍋

2011年10月28日 | 美味しいもの
26日の水曜日はここ横浜でも今年一番の寒さでした。
前日の26℃の真夏日のような暑さに比べると最高気温でも19℃位だったので体調管理も大変です。

さあ鍋のシーズンです。

白菜が安かったからとだんな様が買い置きしていたので白菜をメインにした鍋物と決めていました。
前々日から鶏ガラと長ネギ・生姜でジックリ時間をかけてプルンプルンのスープを取っておきます。

鶏ガラのスープはあっさりしながらもコクのある万能なスープで様々な料理に活用できます。 煮込み方によって味の濃度も調整できたりもします。 粉末の鶏がらスープの素も美味しいけれども、本物の鶏から抽出したスープの味は素晴らしいですね。 

鶏団子は多めに作り鍋用に団子にし、残りは大きめにしハンバーグにします。

鶏もも挽き肉に鶏むね挽き肉もプラスしました。蓮根のみんじん切り・大葉・白ねぎのみじん切り・酒・お醤油・片栗粉を入れて粘りが出るまで練りますが最後に塩で調えます。






ふわふわでジューシーな鶏団子の美味しいこと!
その鶏団子と一緒に煮込んだ白菜が甘くとろとろで、旨味を吸い込んだ春雨が極旨でした。

スープが濃厚だったので準備した柚子こしょうも殆ど要らないほど。


二人で今夜は寒いぞと意気込んで大手酒屋さんに行き買ったのがこれ ッタグm^




1.8Lで980円という安さに惹かれてゲット

これじゃまるで寒い日を待ち侘びていたようですね プッ^m^




春菊と柿の和え物

2011年10月27日 | 美味しいもの
昨日は冷え込み、東京で木枯らし1号が吹いたようです。

今年は日照不足や天候不順などで未だにトマトの高いこと!


今では一年中ある春菊ですが子供の頃葉っぱがまさに菊の葉にソックリなので菊の葉かと本気で信じ込んでいましたっけ プッ^m^

ま、そんなアホなことを思い出しながらまずはいつものようにサラダにしてみました。
葉っぱを毟って柔らかい部分だけ使うのがポイントですが柿は余り熟してない和歌山の種なし柿を使用。

種なし柿を1個使用




春菊と柿のサラダ風





【材料】 4人分

春菊               1袋
柿                1個
くるみ・松の実(ロースト)    適宜
ポン酢             大さじ2
ごま油             小さじ2


【作り方】

①春菊の葉の部分だけを、一口大に切り、氷水にさらす。

②柿を5mmくらいの薄切りにする。

③ポン酢とごま油を合わせ、水を切った春菊と柿をあえる。

④くるみ・松の実(ロースト)を軽くきざんで、上に散らす。





数日後、春菊と柿を使って昔ながらのゴマ和えにしてみました。





ポイントは、水っぽくしないこと。
お浸しは、茹でたら水分をしっかり絞り、和え物は食べる直前に和えます。

「醤油洗い」はお浸しや和え物に味が馴染むように必ず行います。この一手間で味がグンと上がります。


今回は黒胡麻に好きなマヨネーズを少々加えました♪





巻き寿司

2011年10月26日 | 美味しいもの
10月の連休の或る日あちこちから運動会のアナウンスが風に乗り、途切れ途切れに聞こえてきます。

随分昔の話になりますが私まで子供の頃の運動会を思い出し、ドキドキしてきて手にしていた洗濯物を落とすところでした プッ^m^


話によると運動会も昔に比べると随分変わってきたようで、あれは駄目これも駄目といろんな面で規制があるようです。

さて、運動会には母自慢の巻寿司が楽しみでしたし、運動会当日の朝はまだまだ貴重な卵かけご飯で“頑張りなさい!”と、背中を押してくれたものです。

しかし、母の作る巻き寿司は彩りに人参の煮たのが入っていてどうも苦手でその部分だけ見つからないようにスーッと抜いてましたっけ プッ^m^



そんな遠い日を懐かしく思い出しながら巻き寿司を作ってみました。
前もってジックリ時間をかけてかんぴょうや干し椎茸の下準備を済ませておきました。
かんぴょうや椎茸は好みの硬さと味付けになり自画自賛してるところです。



上から 三つ葉・玉子焼き・きゅうり・かにかま(今年は大活躍)・穴子・かんぴょう・椎茸です。

3合の酢飯ですが具が沢山だったので半合くらい残ってしまいました。



早く味見したい♪



半合残った酢飯で関東では巻き寿司と言えば“かんぴょう巻き”だと何度も本に書いてらっしゃった今は亡き山口 瞳さんの気持ちになりかんぴょう巻きにいたしました。


念入りに作ったかんぴょうです。




巻き寿司を頬張りながら遠い日を懐かしむ一日となりました。




坂本 龍一

2011年10月25日 | 人物画・鉛筆
暑い夏が過ぎ、季節の移ろいは早いもので秋も暮れようかという頃になって参りました。

忙しい合間に集中する時間を見つけやっと大胆にも教授こと 坂本 龍一  を鉛筆で描いてみました。

見るからに一分の隙もない教授



最初知ったのはやはりYMO時代でした。今でも世界的に活動している日本人ミュージシャンの代表とも言えますね。

また、>映画『戦場のメリークリスマス』の音楽を担当したことをきっかけに映画音楽の作曲も手掛けるようになり、1987年公開の『ラストエンペラー』[2]では日本人初のアカデミー賞オリジナル作曲賞を受賞し、以降、国内外の映画音楽を手掛け、映画音楽家としての地位を築いた。<



描いてる間も髪の毛1本にまで神経が行き渡ってるように感じましたが、特徴のある美しい瞳が何と言っても難しかった。結果、少々怖い目付きになってしまいました ゴメンナサイ^^;


そして、長年、環境問題に真剣に取り組んできて脱原発を訴えていました。父親は河出書房の編集者で坂本一亀氏だということはつとに有名ですね。



他にも脱原発について書けば長文になりそうなので割愛・・・。





B5サイズ イラストボード        鉛筆      2011.9月




京一会館(きょういちかいかん)

2011年10月24日 | Weblog
今日は昨日の続きになりますが、宇助坊さんの友達が当時のことをあまりにも鮮明に覚えてらっしゃって私たちまで引き込まれてしまいその当時に暫し、漂ってしまいました プッ^m^



昨日のマッチと同じく大学時代を京都で過ごされた友達はこんなのも持参してくれたの♪

そう、当時の京一会館(映画館)プログラムのチラシです(笑)

京一会館は京都市左京区一乗寺というところにあり、近くには宮本武蔵と吉岡一門が決闘したことで有名な下り松があります。





今ではキャンパスも京都周辺に変わりましたが、京都は学生の街、京一会館は名画と日活ロマンポルノを始めとするピンク映画が隔週で上映されていましたね プッ^m^

私は京一会館で映画を観た事はなく、京一会館の界隈は市場や染色会社などがゴチャゴチャしてあり下町のような猥雑な場所にありました。

確か、ショッピングセンターが入ったビルの2階に、京一会館がありましたがチラシでもお分かりのように黒澤明監督作品から、市川雷蔵出演作品・・・そして、ポルノ映画です(爆笑)

だんな様も懐かしく思い出したのかその足でコピーまで取りに行きましたよ プッ^m^




そのコピー用紙を見ながら記すと“洛北のシネマサロン”京一会館

●江戸川乱歩作品:「盲獣」「屋根裏の散歩者」「陰獣」

大映:「遊び」
にっかつ:「十八歳・海へ」
ホリプロ東宝「ホワイトラブ」


●加藤泰 監督作品

松竹「人生劇場」


●市川雷蔵出演作品
大映「新・平家物語」

●宮下順子 JYUNCOわななく
日活「四畳半襖の裏張り」
新東宝「性の暗黒」
日活「百花卍がらみ」
日活「愛に濡れたわたし」
日活「赫い髪の女」


他にロマンポルノ多数・・・プヅm^


別紙を見るとロマンポルノのタイトルには大笑い

「凌辱(りょうじょく)」と、書いて→「凌(こます)辱」とわざわざルビが振ってあるのがツボに嵌り皆で大笑い。

他に●黒澤映画
黒澤プロ東宝「椿三十郎」
東宝「隠し砦の三悪人」
東宝プロ東宝「用心棒」


興味のある方は画像を拡大して見てねプッ^m^



まだまだ平和な時代だったと痛感させられますが、そんな宇助坊さんまたまたこんなケーキを届けて下さいましたm(__)m

いつもの歐林洞さんのラム&レーズンのケーキです♪



ワクワク




いつまでもそんな時代の頃に漂っていたかったのか、その時代からサヨナラしたくなかった・・・夢を見てるような想いがしたひとときでした。



いつもながらありがとうございました。





コーヒーのシフォンケーキ

2011年10月23日 | Weblog
噂をすれば・・・宇助坊さん が高校時代のお友達とお見えになるというのでコーヒーのシフォンケーキを焼いて待ってると、開店と同時にこんにちは~♪

コーヒーとコーヒーリキュールのダブル使いがポイント。
ほろ苦い大人の香りの風味豊かなシフォンです。




カットしてどうぞ



三人で会話が弾み、傍から見ていても実に楽しそう。

名古屋の高校で共に学び、友達は大学は京都だったという事で私たちも仲間に入りその頃の時代にタイムスリップし、懐かしい話題で尽きません プッ^m^

わざわざご実家から持って来てくれました♪








懐かしいマッチの数々 中でも【しあんくれーる】は1階がクラシック・2階はジャズ喫茶になってるが、私は当時この店には行ったことがありません。

因みに【しあんくれーる】の場所は京都市上京区河原町荒神口電停前


この【しあんくれーる】は、立命館大学の学生の高野悦子さんが20歳で自殺したのは1969年でしたが、学生運動の盛んな時代で彼女の書いた「20歳の原点」と言う本が死後発売されましたが、彼女が頻繁に通ったというのがこの【しあんくれーる】でしたが、今はその店もありません。

時代は変わり、今や学生運動という言葉すら耳にしませんが恐ろしくも今年は打って変わって【原発反対!!!】のメッセージを掲げ市民運動が日々拡がって来ています。


昨日の話が幻のように思える現実がここにありますがさてと昭和のいつ頃だったのか二人で話し合っていましたが、多分、昭和53年頃かしらと・・・・

私が行ってたジャズ喫茶はYAMATOYA やZAC BARAN ザックバラン とブルーノートなどですが、だんな様と行ったトゥーツ・シールマンスのジャズ・ハーモニカの演奏を聴きに行ったのがついこの前のようによみがえりますが、はてさてそれらのお店はまだあるのでしょうか?



長くなるので明日に続きます・・・










スイートポテト

2011年10月22日 | 美味しいもの
秋ふかし、芋ふかし・・・って前にも書いたような。

生憎、今日は雨の週末となりました。

そう、一年に一度は作りたいものの一つにスイートポテトがありますが、今までは何となく目分量というか適当に作ってましたが、今回は人気サイトのようですが参考にさせて頂きましたがピタリと決まる美味しさでした♪




やや大きめに1個45gに分けて焼きます。





【材料】

さつまいも(430g)      大1本
バター(無塩)        30g
グラニュー糖         60g
牛乳            大さじ4
塩              少々
卵黄            1個分
ラム酒           大さじ1
卵黄(つや出し用)     1個分
水(つや出し用)       少々



【作り方】

①さつま芋の皮を剥き1.5cmの厚さの輪切りにしてしばらく水にさらします。

②なべにさつまいもを入れ、竹串をさしてスッと通るまでゆでる。

③湯を切り、さつま芋が熱いうちに細かくつぶします。

④バターを入れよく練り、さらに牛乳・グラニュ−糖・塩を加え弱火にかけます。

⑤水分が蒸発しさつま芋がモッタリするまでよく練り火を止めます。(ここで水分をよく飛ばすと成形が楽になります♪)

⑥粗熱を取り、卵黄とラム酒を加えよく混ぜます。

⑦⑥の形を整え、天板に並べます。表面につや出しの卵黄+水をハケでぬります。

⑧180℃に温めておいたオーブンに入れ20分焼きます。表面が乾いたら取り出しもう一度つや出しの卵黄+水をぬって、表面に焼き色がつくまで5分再度オーブンで焼きます。




う~ん、まさにケーキ屋さんのようなスイートポテトです。

旬なさつま芋でこんなに美味しくケーキが出来るなんて翌日も同じように作りましたが1個40gにし、沢山たまった歐林洞の空箱に詰めるとまさにケーキ屋さんのスイートポテトのようでしょ♪
プッ^m^







是非作ってみてね。