ネットの釣りエピソード

　Yahoo! JAPANのポータルサイトのヘッドラインの下には、二番手や三番手の雑多なニュースや広告が延々と続く。

　その中に、読者の体験談と銘打って、ちょっとしたトラブルやクレームのエピソードが紹介されているものがある。
　会社の上司や顧客、ママ友や義母など、要はそれらしい他人からの迷惑行為や理不尽な要求と、そのスカッと解消エピソードだ。
　
　人が窮地に陥ったりするのを、見たり聞いたりするのは、ある意味、人の不幸は蜜の味で、結構、いい気味だよね。
　それと同時に、主人公の立場になって、反感やプチストレスも感じるんだよね。

　それが最後に大逆転のドンデン返しで、解消されるのは、これまたいい気分なんだよね。
　
　ほとんどのエピソードは起承転結があり、最後は迷惑の張本人をギャフンと言わせてスカッとするんだけど、中には起承転で終わるものもある。
　結があるものでも、その締まり具合が不十分で、腑に落ちないものもあるんだよね。

　たぶんほとんどのエピソードは、釣りというか創作で、それを創作するほうも、時としてネタ切れになったりするんだろうね。

　それは重々承知なんだけど、タイトルにつられて、ついついクリックしちゃう。
　わかっちゃいるけど、やめられないんだよね。

　そんなエピソードを、そんなヤツおらんやろう、そんなことないやろう、と苦笑しながら読んでいる私です。

　

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだよね。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに、磨きがかかってきた気もするしね。でも、そのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがあるんだよね。　そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★　拙著電子書籍ラインナップ・ここから、またはプロフィールのQRコードから買えます。
　読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。