★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

キティ by 餃子の王将

2015年09月29日 20時57分07秒 | 徒然(つれづれ)

 王将ぎょうざ倶楽部キャンペーンのスタンプが最後まで到達したので、会員カードと誕生日1,000円割引券をもらった。
 引き換え時に、通常デザインにしますか、キティバージョンにしますかと聞かれたので、思わずキティでと言ってしまった。
 
 もらったあとでカードを見て後悔したが、時すでに遅し。
 餃子を持ったキティちゃんが、デカデカとデザインされている。還暦オヤジには何とも不似合いだ。
 これから精算時にちょっぴり恥ずかしい思いを強いられそうだ。

 それにしても最近サンリオ、特にキティはどんな企業とでもコラボしまくっている感がある。
 昔だったら考えられないことだ。
 王将=庶民&餃子&ビールというイメージには、とうていそぐわないと思えるが、時代の流れか背に腹は代えられないのか。女子供のキャラがオヤジの領域まで進出だ。

 サンリオよ、それでいいのか。
 

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手帳で振り返るサラリーマン人生

2015年09月29日 19時04分23秒 | 徒然(つれづれ)

 シルバーウイーク9連休中にサラリーマン人生を振り返る目的で、1983年の途中入社から付けていた32冊の社員手帳を持ち帰った。
 我ながらよく保存していたものだ。

 1年目の手帳は、精算書の書き方から会議やミーティングの内容、先輩と同行した取引先、および商談内容、売上計画や実績など、かなり事細かに記入している。
 自社も上場前の中小企業だったので、取引先も今では取引のなくなった小規模な会社が多い。

 2、3年目くらいから記入の仕方が一定の規則性を持ち始め、週単位、月単位のスケジュールも確定している。
 出張予定や交通費の明細、商品個々の売上数量の推移など、数字的なものも増えてくる。

 5年目くらいからは、現在とほぼ同じフォーマット化している。
 余裕が出てきたのか、慰安旅行やプライベートの飲み会、歯医者の予定や金額、JCBカードの支払金額等のメモも出てくる。
 飲み屋の名前も登場するが、やはり今はなきものが多い。個人名も登場するが、半数以上は誰か定かではないが、中には懐かしい名前もある。

 競馬の買い目や高校野球トトカルチョの買い目もある。
 ○×★の記号が一定期間で出てくるが、一部を除いて意味は不明である。
 部署を異動になった時期は、取引先名も変わっている。
 年を経るごとに記入する量は減り、最新版はなんと空白が多いことか。

 32年間という長い年月も日々の積み重ねということが、一目瞭然だ。あの時あんなことがあったとか、ああすればよかったとか、あれは大変だったとか、うまくいった、ダメだったとか、今にしたらどれも懐かしい思い出だ。

 惜しむらくは、将来読み返すことを前提としておらず、その時点での感想とか自身の思惑とかが記入されていないことだ。
 もう少し日記的要素、プライベートな事柄の記録が必要だったなあと思う。

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吉野家でベジ牛丼を食らう

2015年09月25日 15時21分16秒 | 徒然(つれづれ)

 遅ればせながら、吉野家の新メニュー「ベジ(タブル)丼」を試食しに行ってきた。

 注文時に、野菜だけだと物足りない気がして、急遽ベジ牛丼(並)に変更。
 ベジ丼と牛丼のハーフ&ハーフだが、ベジのほうが多く、3:2の割合だ。
 塩ダレ茹で野菜は色鮮やかで種類豊富。
 ライスを含んだ総体の量は牛丼(並)より若干多めだ。丼自体もひと回り大きい。

 価格が牛丼(並)の380円に比べて、650円と270円も高い。
 牛丼(並)380円とベジ丼(並)530円を足して2で割った455円より195円も高いのは、明らかに価格設定ミスだ。
 2人でそれぞれを頼んで、半分づつ食べるほうが安くつく。

 味は若干塩味が勝っているが、割とあっさり系。
 野菜と牛肉は別々に食べるより、最初から混ぜたほうがいいみたいだ。
 それと、ベジの中に玉ねぎが結構入っているので、牛のほうの玉ねぎはいらないと思われる。

 牛丼の味に慣れている私には、やはりベジ牛丼の味は、違和感があった。
 チャレンジ精神は買うも、サイドメニューとしてベジ皿だけでよかったと思う。

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「続・さらば夏の日1970」

2015年09月23日 10時04分08秒 | 徒然(つれづれ)

拙著「続・さらば夏の日1970」をAmazon Kindle Storeにアップしました。

 「さらば夏の日1970」の続編ですが、単体としても楽しめます。

 1970年、高校1年の夏休みが終わり、九州の辺境の海辺の町にも秋が訪れ、僕のまわりでもいろんな出来事が起こり、いろんな人との出会いが始まります。

 東京から来た女性、フォークソング、ビートルズ、学生運動、三島由紀夫、淡い恋愛・・・僕の青春は今始まったばかりです。

 懐かしいあの頃を彷彿とさせる、ノスタルジック青春ストーリーです。ぜひご一読ください。

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もしも矢沢永吉が王将に行ったら

2015年09月19日 12時31分28秒 | 徒然(つれづれ)
 24時間営業の王将の店舗。午前5時。客はまばら。そこへ入ってきた矢沢永吉。カウンターに座る。

 とりあえず、ビールね。
 えっ? モルツは置いてない?
 俺はいいけど、YAZAWAが何て言うかな。いいよスーパードライで。
 それと餃子2人前ほどもらおうか。

 お兄ちゃん、アルバイト? 正社員?
 まあ、どっちでもいいけど、20代で苦労した者だけが、30代で夢の世界を見ることができるんだぜ。
 それ目指して頑張れよ。偉くなれよ。
 まあ、偉くなっても、君が一生で稼ぐ額は、悪いけど矢沢の2秒ね。
 ごめんね、矢沢、いつも言い方がドラマチックな方に行っちゃうんだよね。

 おっ、餃子焼けた。
 絶妙な焼き加減だね。正にプロの焼き方だぜ。
 何かやれるものを持っているというのは幸せなことだよ。

 えっ? タレはつけ皿に入れるって?
 バカ言っちゃあいけないよ。それ庶民のやり方。
 こうやって餃子にダイレクトにかけるのが、いわゆるスターのやり方。どう、ロックだろう。
 餃子なんて何十年ぶりだろう。生活保護受けて、苦労して広島から夜汽車に乗って上京した時以来かな。
 世紀のロックンローラーにも、そういう時代があったんだよね。

 お兄ちゃんも一杯いくかい? えっ、仕事中はダメなの?
 じゃあ、後でこれで一杯やんなよ(万札を渡す)。
 いいって、チップだからさ。それで旨いもんでも食いな。
 矢沢、ジェントルマンだから、ヨロシク。
 
 お兄ちゃん、餃子の向こうに夢があるんなら、夢を掴むまで焼き続けるんだぜ。
 じゃあな。
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朝マックに行ってきた

2015年09月19日 11時24分48秒 | 徒然(つれづれ)
 家の近所に24時間営業のマクドナルドがある。
 今朝は早起きしたので、6時半に行ってきた。
 ソーセージ・マフィンとマック・グリドル・ソーセージを注文。220円也。相変わらずのグッド・コストパフォーマンスだ。

 店内を見渡すと、出勤前の中年の疲れたメタボ親父や若い肥満気味のオタクやニート、ラブホ帰りと思しき馬鹿ップル、パチンコ屋の開店待ちの汚い学生やプータローなどで、そこそこの入り。
 マクドのCMイメージとは百万光年も離れた胡散臭さ。
 もちろん競馬新聞を広げている、還暦オヤジの自分のことは棚に上げているが・・・。
 マクドナルド凋落の兆しはここにも見えている。

 大学に入って初めて行った、京都新京極のマクドナルドのアメリカの風は今や昔の感だ。
 そのうち朝マックはホームレスの溜り場になるのではないか。
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プラチナウィークの無理矢理予定

2015年09月19日 10時44分53秒 | 徒然(つれづれ)

 シルバーウィークに有休2日をプラスしてプラチナウィークにグレードアップした。
 旅行やレジャーの予定はない。
 今年は正月、ゴールデンウィーク、夏休みと長い連休が目白押しだが、ほとんど何もせずに過ごしてきた。
 この連休くらいは有意義に過ごしたいので、やることをひねり出そうと思う。
 
 まずは、書き上げた小説を推敲して、表紙を作りAmazon KDPにアップする。
 ウクレレでベンチャーズの「ダイアモンド・ヘッド」と「10番街の殺人」をマスターする。
 32年間の会社勤めを、32冊の手帳をもとに振り返る。それを下敷きにエッセイでも書いてみよう。
 競馬の開催が5日あるので、プラス計上を目指そう。
 飲酒は2日だけにしよう。
 2ヵ月ほど前に開店した中華屋に味見しに行ってみよう。
 連休中は天気がいいらしいから、1日か2日は街を散歩してみよう。
 夜は読書とB級映画鑑賞だ。
 あとは日々を無駄にしないために早起きを心掛けよう。

 こんな予定でいかがかな。

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酒はこう飲まなくっちゃ

2015年09月18日 20時22分38秒 | 徒然(つれづれ)

 私は人よりは酒が強い。これは自他共に認めるところだ。別に自慢しているのではない。
 親父が下戸だったから、隔世遺伝なのかも知れない。
 今でこそ酒量も減ったが、翌日会社が休みで、体調が普通ならば、若い頃と同じくらいは鯨飲できると思う。もちろん二日酔いはするだろう。

 そんな酒だが、米の飯と同じで、実のところ好きではない。ある意味、惰性で飲んでいるだけだ。
 40年以上飲み続けて、今まで旨いと感じたこともない。
 旨い、旨いと言いながら飲んでる奴は、どんな味覚をしているのだろうか。苦いだけではないか。

 では、なぜ飲むのか。
 それは飲む雰囲気が楽しいからだ。常連や知り合いと、世間話や馬鹿話をするのが楽しいのだ。
 飲めば気分も安らぎ、変な自制心や遠慮も霧散する。いわゆる軽い鎮静剤や麻酔薬みたいなものだ。
 
 人に合わせた飲み方をするので、飲みすぎることはない。たまに記憶は飛ぶが、酔って乱れることもない。
 経済的な余裕があれば連日でも飲めるし、逼迫すれば飲まずにいられる。飲もうと言われれば飲むし、飲むなと言われれば飲まない。よって、アルコール依存症などにもなりようがない。
 
 家にはアルコールの類いは一切置いていない。女房はたまに買ってきて飲んでるようだ。
 もっぱら外飲みだ。帰宅のことを考えて、心地よい緊張感を持って、しかるべき場所、いわゆる飲み屋で、楽しく飲むのが本来の飲み方だと思う。

 私にとって酒はやっぱり百薬の長だ。

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憧れのクレーン車

2015年09月18日 19時42分21秒 | 徒然(つれづれ)
 会社の喫煙場所は外壁の非常階段の踊り場だ。
 喫煙時に見える街並みはマンションの建築ラッシュだ。
 
 そこここに巨大クレーンが設置されている。
 そのアームの高さは、10階建てのビルを越えているものも見受けられる。
 それが鉄板や鉄骨などの資材を持ち上げるわけだから、その重量や推して知るべしである。
 
 自走するのかトラックで運ぶのかわからないが、それらの運転手は大したものである。
 子供の頃は私も、映画俳優やスポーツ選手よりも、パイロットと並んで、巨大なクレーン車やタンクローリーの運転手に憧れたものだ。子供の時は誰しも、デッカイものを思うがままに操縦したいという願望があるものだ。
 
 日本丸という国家を操縦する安倍首相も、子供の時はクレーン車の運転手に憧れたのだろうか。
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時代は変わる

2015年09月17日 20時44分43秒 | 徒然(つれづれ)
 資本主義社会で熾烈な競争をしてきたライバル企業の合併、吸収が驚くに値しない世の中になってきた。
 古くは銀行に端を発し、証券会社、商社、メーカー、百貨店、小売店までその波は及んでいる。
 究極は1業種1社に集約されるのではないか。

 そうなれば共産主義だ。
 社会主義、共産主義の対極として生まれた資本主義のなれの果てが共産主義とは皮肉なものだ。
 
 国内の競争がなくなれば、海外へと目が向く。海外企業との競争だ。その競争がナショナリズムと結びついた時に待っているのは、取りも直さず第三次世界大戦だ。それが終結する時に共産主義地球国家が生まれるのだろう。
 
 まあ、そんな単純なものでない事はわかっているけどね。
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その機能ホントに必要?

2015年09月17日 20時18分11秒 | 徒然(つれづれ)

 今やマイパソコンは会社に1台、自宅に1台、スマホやガラケーもひとり1台が常識だ。
 どちらも仕事やプライベートになくてはならない存在だ。
 極端な話、これらさえあれば何でもできる。便利な世の中になったものだ。

 しかし、よく考えてみると、さまざまな機能が内蔵されていても、常時使用する機能はほぼ限られている。
 そしてそれは人間の脳と同じで、全体の機能の一部に過ぎない。
 もったいないことだ。

 ほとんど利用することのない機能を省いてオプション化すれば、コストダウンや省電力化、軽量化、稼動効率の向上が図れるはずだ。
 それで浮いた開発費は高齢者福祉にまわせば、社会貢献にも寄与できる。

 マイクロソフトさん、アップルさん、一考してみたら如何かな。

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ネットで読書しようよ

2015年09月16日 18時52分42秒 | 徒然(つれづれ)

 最近読書にハマっている。薄給の再雇用契約社員にはうってつけの暇つぶしだ。
 書籍は老眼ゆえに文字が見にくいので、最近はもっぱら、フォントの大きさを調整できるパソコン読書だ。

 青空文庫を筆頭に、ネットには無料で読める小説が盛りだくさんだ。
 そんなネット小説を休日や暇なデスクワークの合間に読むことが習慣化してきた。

 青空文庫では、漱石や菊池寛、芥川や太宰など日本の文豪はあらかた読破して、今は名もなき(私が知らないだけかも)小説家の作品を読んでいる。
 その他のサイトでは小説家を目指す素人の短編を拾い読みしている。

 先日、米英文学の短編を翻訳して掲載しているホームページを発見した。
 近代米英文学の代表的な、例えばヘミングウェイやアップダイク、サリンジャーやフィッツジェラルドをはじめ、米英文学をかじったことのある者にはお馴染みの作家の短編が列挙されていた。私も一応、大学では英文学部に籍を置いていたが、世の常で勉強はそっちのけで、青春を謳歌するのに忙殺されて、試験前の訳本くらいしか読んでいなかった。

 還暦を過ぎてようやく小説を読むことに目覚めたのだ。
 そんな私にそのホームページの珠玉の短編は、小説を味わう楽しみを教えてくれた。
 有名作家のさほど有名でない短編を翻訳しているのだが、長編大作にはない味や空気感が伝わってくる。
 翻訳者も私と同年代と思われ、それぞれの作品の後の解説には、同じ時代ならではの感じ方や比喩があふれ、なるほどと素直に共感させられた。

 昔、中学生の頃、SF小説に凝って、「月世界旅行」とか「地球最後の日」、「アンドロメダへの旅」とかを胸を躍らせながら読んでいた。ワクワク、ドキドキのそんな小説は、一気に読むのがもったいなくて、途中で何度も先の展開を考える日を設けて、日数をかけて慈しむようにして読んだものだ。
 近代米英文学の短編にも、そんな日々を思い出させるような佳作が多い。

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<秋競馬>わかっちゃいるけどやめられない

2015年09月13日 15時55分06秒 | 競馬

 土曜日からスタートした秋競馬。
 東西のメインレースのみ堅く馬連勝負も、穴馬絡みで三連単は大波乱の配当続出。
 当たり癖をつけるための馬連勝負も、これでは何のための馬連かわかったものではない。
 堅くいくと人気薄が突っ込み、穴からいくと堅くおさまる。
 JRAに翻弄されるヘタクソ馬券師の嘆き節は止まらない。

 この先、暮れの有馬記念まで、GⅠを含めた楽しみなレースが目白押しだ。
 競馬ファンにとってはたまらない季節だ。
 会社の同僚と資金を出し合って、大儲けをたくらむ秋のGⅠ十番勝負も控えている。

 ここは堅実にいくのか、伏兵、穴狙いの勝負にいくのか思案のしどころだ。
 堅実に当てる10レースの合計配当は、大穴一発ゲットの1レース分だ。
 いくら堅くても10レースも当てるのは至難の業だ。というか、このところ1レースも当たらないのだ。
 どうせ当たらないのなら、穴狙いの大胆な買い方で夢を追うほうがロマンがある。
 間違って当たった時の配当や感激は大きいはずだ。

 よし、決めた。
 男なら三連単の大穴狙いで勝負だ。
 惜しい負けより、惨敗のほうが諦めもつく。
 ということで、暮れの有馬記念まで、ブレることなく大穴馬券を買い続けよう。
 12月27日には、笑って正月を迎える準備ができるようにしたいものだ。

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ディープ天満そぞろ歩き

2015年09月13日 14時09分29秒 | 徒然(つれづれ)

 久しぶりに日曜日の天満界隈を歩いた。
 天気はピーカン、頭は二日酔いだ。

 天満駅の改札前でオタクがふたり待ち合わせしていた。どちらも肥満気味で、リュックを背負い、太いストレートジーンズの裾を折り曲げ、コンバースじゃないバッシューを履いていた。
 駅前の小広場で、大阪のオバサンが街頭インタビューに答えていた。
 マクドナルドの前では店員たちが並んで記念撮影をしていた。
 立ち食いそば店の前に新メニュー「かき揚げそば」の古いポスターが貼ってあった。

 王将でニラレバと餃子を食べる。餃子倶楽部スタンプ2倍キャンペーン中だった。
 飲み屋通りには新しい店が数軒開店していた。
 その中の1軒の店名が「B#」。多分「B♭」のパクリだろうが、よく考えたら、それ「C」じゃん。そこまでわかって付けているのだろうか。

 激安立ち飲み屋でビールと串カツで一杯。昼日中から大繁盛だ。
 長らく閉店セールをやっている帽子屋が、いつになく繁盛していた。
 たまに行く喫茶店の前には、いつものように「ジョン・レノン」と書いてあるエレキギターが立てかけてあった。
 いつもゴールデンバットをカートン買いする、煙草屋のおネエちゃんと目が合ったら、会釈をしてくれた。

 ダイコクでAXEフレグランスを買う。
 中国人の団体がレジ前に長蛇の列。
 商店街ですれ違った原色のミニスカの足の長い娘は、英語じゃない外国語を喋っていた。たぶんフィリピン産だ。
 韓国料理の店も増えた。
 天満も人種の坩堝だ。
 
 人通りが絶えない商店街を歩く人々は、みんなどこへ向かっているのだろう。

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私って敬老の日の対象者?

2015年09月11日 12時49分57秒 | 徒然(つれづれ)

 還暦からちょうど1年が経過。
 60代も板について、年齢を問われた時の違和感も薄れた。

 来週の連休の中に、敬老の日というのが含まれていて、漠然と60歳過ぎの老人の日だと思い、ならば自分も対象だと気づいて愕然とした。
 頭の中では、60歳過ぎは老人という認識が昔からあり、自分がその年齢になった今も変わらない。
 その認識と実際の自分の年齢との折り合いがつかない。性同一性障害ならぬ、齢同一性障害だ。

 しかし映画は老人割引で観ているし、年金の繰上げ支給も申請した。最近の若い連中は、という言葉も口をつく。

 いつになればその乖離や矛盾はなくなるのだろう。
 自分で自分を老人だと思える日は本当に来るのだろうか。

 もうシルバーシートに座っても、気兼ねしなくていい歳だ。
 だが、さすがにそれはまだできない自分がいる。

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