★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

過ぎたるは猶及ばざるが如し

2024年05月15日 13時51分34秒 | 徒然(つれづれ)
 朝のウォーキング途中で、保育園児たちの散歩を見ていると、つい現在の私自身と比較してしまう。
 2、3歳の彼らは、世の悪臭に染まることなく、純粋で、なんの悩みもなく、未来の可能性に満ち溢れている。

 彼らのほとんどは、私と同じように平凡な人生を送るに違いない。
 しかし、彼らの生活環境は、今とは比べものにならないくらい、発展、発達しているだろうな。

 彼らが大人になるその頃には、私はほぼ確実にこの世にいないはずだ。
 思考はいつも、瞬時にそこまで飛んでしまうんだよね。

 保育園児たちを見て、彼らの未来だけを考えればいいものを、私がこの世にいない現実までも想像してしまう。
 要は、変に考え過ぎてしまうんだよね。

 過ぎたるは猶及ばざるが如し、とは孔子の言葉だ。
 何事も、やり過ぎるのは、やり足りないのと同じくらいよくない、ほどほどがいいということだね。

 百薬の長の酒も、度が過ぎれば体に毒だし、過保護も育児放棄くらいよくない。
 未来を展望するにしても、80代の未来では夢がない。
 生きてるうちに使い切れない、あるいは人から狙われる1,000億円より、なんとか暮らせる300万円のほうがいい。

 ことほど左様に、人生には過ぎたる事柄が多いなぁ。
 徳川家康に至っては「及ばざるは過ぎたるより勝れり」とまで言ってるんだよね。


ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだよね。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに、磨きがかかってきた気もするしね。でも、そのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがあるんだよね。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから、またはプロフィールのQRコードから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« すいません | トップ | 老いるということ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

徒然(つれづれ)」カテゴリの最新記事