大寒を迎えたキンロウバイ
昨年の開花期(6月)
大寒を迎えた寒樹
今日は大寒、寒さがもっとも厳しい時で、節分頃までは炬燵にもぐり我慢、今朝のムロの7時時点の温度はマイナス5度になり鉢が凍てついていました。
この樹は挿木してから記憶は定かではないが9年から10年は経過していると思います。
今でも毎年6月になると挿木をしています。剪定した枝を安易に捨てるのも耐えがたく、つい挿木をしてしまいます。
妻はそんなに増やして鉢が増えるばかりでどうするのと言いますが心配無用、自分で管理できる鉢数は限界があるので増えた鉢は近所の奥さん、盆友に、分けてやるか、庭に植えて鉢数のバランスをとっています。6月の開花時期になると近所の奥さんが毎年お宅でいただいた挿木、今年も綺麗に咲いたと言ってくれます。
この樹は、遊び心で3本の挿木を3年間芯だけ延ばし、わき芽はしごきとってしまい(箸の先に葉が多少ついているような状態にして)縄状にあみ、幹になる部分を棕櫚縄でまき、更にその上から針金で幹模様をつけ幹になる部分が癒着するまでじっくりと待ち、癒着しったころあいを見て棕櫚縄と針金をはずし、後は枝となる部分に多少針金をかけ上下のバランスをとります。目摘みと、花柄を摘むだけで枝はできていきます。あまり込み合う所は鋏ですかして、風通しと、陽光が充分に当たるようにします。