
互いに大事な人を殺し、運命的に出会った二人の女が、意気投合し、宛のない逃避行の旅に出る。 まるで自分の半身であるかのように 分かり合い、信じることが出来る唯一無二の人と出会えたことで ”無敵”の存在となり得た ナディーヌとマニュは世間と決別し、これまで抑えていた全ての欲望を、本能のままに爆発させるのだった・・・。
内容が過激だということで、フランス本国では公開1週間で前代未聞の上映禁止処分を受け、ゴダールや、ソニア・リキエルなどの分化人による抗議運動を始めとする社会的大論争を巻き起こしたといわれている作品。
・・・なるほど、物語は、互いに大事な人(マニュは兄、ナディーヌはルームメイト)を殺した彼女達は、逃亡中に行きずりのSEXと殺戮を繰り返します・・。 最初はフランス版 「テルマ&ルイース」 かと思っていたのですが、根底にあるものはもっとディープなものでした。

二人の女達の心の中にあるのは孤独、寂しさ、そして癒されない渇望感・・。 この二人の運命的な出会いでそれが一気に爆発する・・。それは、現代社会に対する絶望感と反撥のようでもありました。 そのところは、ギャスパー・ノエの 「カルネ」、「カノン」 に通じるものがあるように思います(現に劇中、ホテルの部屋の中のTVに、ギャスパー・ノエの 「カノン」 が流れていました)。
後から判ったことですが、実はこの作品、ギャスパー・ノエが製作に絡んでいるそうです。
この社会の底の方で生きる寂しい孤独な人間たちの憤りと痛み・・それを痛切に感じました。 この作品、 ”はたしてポルノか芸術か・・” と論争が起きていますが、どうでしょう・・。 確かに過激な描写が全編にわたって描かれてはいますが・・・。
これは、ご覧になった方々の捉え方1つでどちらにも取れるではないでしょうか。 はたしてあなたは、どう捉えますか?
■「ベーゼ・モア」関連映像
※注意! 関連映像のトレーラーは、過激な描写が多数出てきます。場合によっては不快感を抱くことがございます。ご注意ください。
Baise Moi Trailer
"Baise-Moi" Trailer part2
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【ベーゼ・モア (BAISE-MOI)】
監督/ ヴィルジニー・デパント
出演/ ラファエラ・アンダーソン カレン・バック
2000年フランス作品
■関連作品LINK
内容が過激だということで、フランス本国では公開1週間で前代未聞の上映禁止処分を受け、ゴダールや、ソニア・リキエルなどの分化人による抗議運動を始めとする社会的大論争を巻き起こしたといわれている作品。
・・・なるほど、物語は、互いに大事な人(マニュは兄、ナディーヌはルームメイト)を殺した彼女達は、逃亡中に行きずりのSEXと殺戮を繰り返します・・。 最初はフランス版 「テルマ&ルイース」 かと思っていたのですが、根底にあるものはもっとディープなものでした。



二人の女達の心の中にあるのは孤独、寂しさ、そして癒されない渇望感・・。 この二人の運命的な出会いでそれが一気に爆発する・・。それは、現代社会に対する絶望感と反撥のようでもありました。 そのところは、ギャスパー・ノエの 「カルネ」、「カノン」 に通じるものがあるように思います(現に劇中、ホテルの部屋の中のTVに、ギャスパー・ノエの 「カノン」 が流れていました)。
後から判ったことですが、実はこの作品、ギャスパー・ノエが製作に絡んでいるそうです。



この社会の底の方で生きる寂しい孤独な人間たちの憤りと痛み・・それを痛切に感じました。 この作品、 ”はたしてポルノか芸術か・・” と論争が起きていますが、どうでしょう・・。 確かに過激な描写が全編にわたって描かれてはいますが・・・。
これは、ご覧になった方々の捉え方1つでどちらにも取れるではないでしょうか。 はたしてあなたは、どう捉えますか?
■「ベーゼ・モア」関連映像
※注意! 関連映像のトレーラーは、過激な描写が多数出てきます。場合によっては不快感を抱くことがございます。ご注意ください。
Baise Moi Trailer
"Baise-Moi" Trailer part2
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【ベーゼ・モア (BAISE-MOI)】
監督/ ヴィルジニー・デパント
出演/ ラファエラ・アンダーソン カレン・バック
2000年フランス作品
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この映画、過激ということは聞いていたのですが本当なんですね。
映像見てしまいました。
…過激ですね(笑)
でもゴタールが支援しているということはそれなりの芸術性があるからなのでしょうね。
少し興味があります。
この作品、はっきり言って過激です。
心してご覧になることをお薦めします。
ギャスパー・ノエの「アレックス」並みの
憎悪間を抱くかもしれません(苦笑)。