以前、身体の振込動作であるロタシオンは初学者には絶対教えるべきではないと書いたことがありました。
それは安易にスキーの方向を変えることが出来るが、その後の技術の発展に与える悪影響があまりに大きいからです。
しかしロタシオンそのものは技術として有効なものです。
ただしせめて基礎的な技術をすべて獲得したその後のバリアントとして使うにとどめましょう。
利点は春の悪雪などに使いやすい、長距離を滑る場合に疲労が少ないということです。覚えておいて損はないテクニックです。
1コマ目:しっかりとした外向傾でターンを仕上げています。
2コマ目:重心を大きくターン進行方向へ投げ出すと同時に上体もターン方向に回して行きます。
3コマ目:とは言え、谷側の腕が谷側のスキーを越して身体の内側に入り込むほどのロタシオンはスキーのずれを引き起こしますので写真程度まで。
4コマ目:ターンの仕上げ部分です。しっかり膝を進行方向に向けてブーツに前圧をかけます。
※再度確認ですが、基本的な外向傾が出来ていなかったり、後傾気味のスキーヤーがやると弊害ばかり多くなるのでお薦めしません。
それは安易にスキーの方向を変えることが出来るが、その後の技術の発展に与える悪影響があまりに大きいからです。
しかしロタシオンそのものは技術として有効なものです。
ただしせめて基礎的な技術をすべて獲得したその後のバリアントとして使うにとどめましょう。
利点は春の悪雪などに使いやすい、長距離を滑る場合に疲労が少ないということです。覚えておいて損はないテクニックです。
1コマ目:しっかりとした外向傾でターンを仕上げています。
2コマ目:重心を大きくターン進行方向へ投げ出すと同時に上体もターン方向に回して行きます。
3コマ目:とは言え、谷側の腕が谷側のスキーを越して身体の内側に入り込むほどのロタシオンはスキーのずれを引き起こしますので写真程度まで。
4コマ目:ターンの仕上げ部分です。しっかり膝を進行方向に向けてブーツに前圧をかけます。
※再度確認ですが、基本的な外向傾が出来ていなかったり、後傾気味のスキーヤーがやると弊害ばかり多くなるのでお薦めしません。
ロタシオンは薬にも毒にもなるもの。
閣下の言われるように、基礎技術を習得した上で遣うのが得策と考えます。
最近思うのですが、基本はやっぱり外向傾なのではないでしょうか。
ロタシオンはカービングには非常に有効だと思いますが、
ターンを開始したところでほんの少し外傾させると、
板の安定がまるっきり違うと思うのです。
どちらかというとカービング世代の小官ですが、
温故知新といいますか、スキーに関しては昔の技術は現代でも通用する、と思います。
>>ターンを開始したところでほんの少し外傾させると、
仰るとおりですね!
その角度と外傾させ具合が初学者には難しいと思いますので、まずは外向傾ってことで。