風土記の丘だよりinかい

やまなしの考古博物館やmaibunCの活動のこと
そして周辺の甲斐風土記の丘の四季折々のようすをご紹介します

山笑い始めました

2009年04月11日 | 季節の話題


 「山笑う」という春の季語がありますが、
冬枯れ模様だった山が、急に賑やかになっていくようすを
意味するものだそうです。
対になるのは、「山眠る」とのことで、
このところ急に、まさに眠りから覚め、笑い出したお山のようすが見られます。
 写真は、丸山塚古墳の東側から、南の丘の上の方向を見ていますが、
落葉樹に、次々に芽吹きが進み、色が変わってきているのです。



 こちらは、丸山塚古墳の南側周溝部分から、東側を見ています。
画面の中央よりやや右手の一段と高いお山は、
大丸山古墳がのっているお山です。
若い緑の色が、少しずつ違っていて、深みが出ていますが、
手前の方に花開いてきたハナズオウのピンクが彩りを添えています。



 ハナズオウの花です。
ハナズオウは、マメ科ハナズオウ属の落葉低木で、
鯉のぼりが泳ぎ始める頃に、濃いピンクの花を咲かせます。

(撮影: 2009.4.8)



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