お庭の自然

ある博物館のお庭で2007年12月から2009年3月まで16ヶ月の自然観察記録です

ヒメアカタテハ

2008年09月05日 | 昆虫


 かいじあむの畠のトウキビの葉に、赤いものがとまっていました。



 そっと近づくと、それはヒメアカタテハでした。



 このところ、ようやくトウキビに、実がつき始めたようですが、
葉の表面に、たくさんの甘い液がこびりつくようにもなってきました。
光を反射して、光っているところは、より液がたくさん付いているところです。
ヒメアカタテハは、そのトウキビからでている液を吸いに来ているようです。



 ヒメアカタテハのお顔の辺りをクローズアップしました。
黒く細い吸蜜管を葉の表面にあて、甘い液を吸っているようです。
 ところで、ヒメアカタテハなど、タテハチョウの仲間のチョウの特徴として、
脚が2対しか見られないことがあります。
一番前の1対は、退化してしまっていて見えないのだそうです。

(撮影: 2008.9.5)


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