お庭の自然

ある博物館のお庭で2007年12月から2009年3月まで16ヶ月の自然観察記録です

いまごろのヒガンバナ

2009年01月31日 | 草花
2009年1月30日のヒガンバナ

 昨日から今日にかけて、曇り空、夜には雨もありました。
曇り空のため、パッとした写真ではありませんが、
いまごろのヒガンバナに目をとめてみました。
 秋のヒガンバナと比べて、葉が大きくはなっていますが、
ロゼッタというほどではないですが、横に広がり、
冬越しの姿勢になっていました。

(撮影: 2009.1.30)

2008年10月22日のヒガンバナ

 せっかくですから、このブログの過去記事から、2008年10月22日撮影のものを
再掲してみました。
こちらは、秋になってはじめて緑色したヒガンバナの存在を確認した
という趣旨でご紹介したものです。

針葉樹シリーズ5-カヤ

2009年01月30日 | 樹木
2009年1月30日撮影 カヤの葉

 かいじあむのお庭の針葉樹、その5、カヤです。
葉は、かたくて、先がとがっています。
葉の表面には、つやがあり、裏側は、白っぽくなっています。

2009年1月30日撮影 カヤの樹形

 イチイ科カヤ属の常緑針葉高木で、大きな木では、35mにも
また太さでは、幹の直径が2.5mにもなるそうですが、
かいじあむのお庭のカヤ(この写真の真ん中の1本)は、まだまだ若いものです。

2009年1月30日撮影 カヤのネームプレート

 こちらは、カヤの木のネームプレートです。
その説明の中に、カヤの実のことがでてきますが、
このブログの2008年7月28日の記事に「カヤの若い実」があります。
あわせてご覧ください----->こちらから

(撮影: 2009.1.30)

今日は、おすまし顔で・・・

2009年01月29日 | 


 ミナサン、コンニチワ。イツモ、タカイ トコロカラ、シツレイシマス。
キノウハ、トテモ オオキナ クチヲ アケテ センダンノミヲ
パクツイテ イルトコロヲ ミラレテシマイ チョット ハズカシカッタ デス。
ダッテ センダンノ ミ ッテ チョッケイ 17ミリモ アルソウ ナンデス。
ナノデ ドウシテモ オオグチニ ナッテシマウノ。
アシカラズ・・・。

(撮影: 2009.1.29)

♪お口を大きくあーけましてー

2009年01月28日 | 


 かいじあむと隣り合わせの県総合教育センターの敷地に
数本のセンダンの木が並んでいます。
もう相当大きく成長したセンダンなので、たくさんの実をつけます。
センダンの実を目当てに、今日はたくさんの鳥がきていました。
1,2,3,4,5・・・いったい何羽くらいいるのか、まぁ、たくさんです。
きている鳥は、よく見かけるヒヨドリと、それからムクドリもいるようですね。



 こちらは、ムクドリですが、とっても大きなお口をあけて、
まさにセンダンの実をいただいているところ。
それにしても迫力ありますね。
 センダンは、この秋もたくさんの実をつけましたが、
実自体に毒性のある物質が含まれていたりして、
そうおいしい実ではないようです。
それでも、年を越して、1月の半ばごろになると、
毒性が消えるのでしょうか、少しずつヒヨドリなどが
ついばむ姿が見られるようになります。
以前に比べると、このセンダンの実、だいぶ数が減ってきたようです。
でも、まだまだいっぱいなっています。
これからも、しばらくは、こうした鳥たちの
大きな口をあけて、実を頬張るようすが見られることでしょう。

(撮影: 2009.1.28)

針葉樹シリーズ4-スギ

2009年01月27日 | 樹木


 かいじあむのお庭に植えられている針葉樹にスポットをあてた
針葉樹シリーズの第4として、スギをとりあげます。
 スギの枝先です。
文字どおり、針のようにとがった葉をしています。
枝先のいくつかに、雄花がついています。
ここでは、スギ花粉症に配慮して、花粉の出にくいスギが植えられているようです。



 こちらは、スギの実ですね。



 スギの木は大きいので、樹形全体はちょっときびしいので、
まずは根元の方からです。



 そして幹の上の方。
スギは、基本的に根元から梢まで、まっすぐです。



 おしまいにネームプレートをご覧ください。
スギは、とても古い時代から人の暮らしと密接だったそうです。

(撮影: 2009.1.26)

このごろよく見かけるシメくん

2009年01月25日 | 


 利用者駐車場からかいじあむの正面玄関に進むアプローチ沿いに立つ
カツラの木の枝に、しばし、シメがとまっていました。
シメは、この冬になってよく見かける鳥の1つです。

 さて、今日(1/25)は、かいじあむのある甲府盆地、
よく晴れて、いまのところとてもおだやか、いい天気になっています。

(撮影: 2009.1.24)

システム・メンテにともなう閲覧停止の予告

2009年01月25日 | greetings(or annoucement)
 いつもこのブログをご覧いただき、ありがとうございます。
このブログは、goo-blogというサービスを利用してお届けしていますが、
次のような日程で、システム・メンテナンスが実施され、
その間、ブログの利用ができなくなります。
あしからずご了承ください。

全停止予定期間: 2009年1月27日(火) 6:30~9:30

北風が吹きぬく中で・・・

2009年01月24日 | 観察会


 今日は、北風が強く、お庭に出ると、体感温度がとても低い日となりました。
調整池のほとりのシダレヤナギの細い枝も、
風を受けて横になびいていました。



 調整池の水面だって、激しく波立っていて、
いつかシダレヤナギを逆さまに映していた時とは大違いです。



 そんな北風の吹く中でも、ウメの花は、ここまで咲いてきていました。



 先の写真の、一番早いウメの木だけでなく、
その隣の2番手さんもこんなに花開いてきています。



 そうした中で、今日は、月例のお庭の自然の観察会が開かれました。
かいじあむのボランティアさんのガイドで、
咲き始めたウメの花のようすや、春の気配を感じて
少しずつ動き始めている木々の芽などを見て回りました。
参加された皆さん、冷たい北風に備えて重装備です。
(お一人だけ軽装なのは、北海道育ちのボランティアの会長さんでした)
この写真は、調整池のほとりのクチナシの植え込みのところで、
鳥がクチナシの実をついばんだ様子を観察しているものでありました。

 さて、この月例観察会ですが、次回は、2月28日の土曜日です。
そのころには、一段と春めいてくるのではないかな。
このブログをご覧の皆さまも、次のかいじあむのお庭の観察会にお出かけください。

(撮影: 2009.1.24)