これまでも何度か、冬のオニグルミの枝に見られる
おサルさんのそれに似た“顔”のことに触れてきましたが、
今日のオニグルミの写真、上の先端から下の方まで、
いくつの顔が見られるか、じっくりご覧ください。
いろいろな形、表情が見られますね。
でも、よく見ると、下の方で、少し節くれ立っている部分から下は、
ちょっと年季が入っていることが、強く感じられます。
いうまでもなく、顔の部分は、夏の間に成長した葉っぱ(複葉)が、
秋の終わりに、枝から離れるときにできた、剥離痕です。
下に行くほど古いものとなるのですが、
一夏にどれくらい成長したか、年輪を刻んでいるようでもあります。
ともあれ、成長の跡が、顔に表れるなんて、
よくできたニンゲン様にもいえることで、おもしろいですね。
この冬は、3月の初め頃まで、とても暖かに推移し、
いろいろな植物が、いつもより早く春を迎えているように思えましたが、
このオニグルミの場合は、少し違うような気もします。
昨年の3月1日の記事と比べてみてください----->
こちらから。
いかがでしたでしょうか。
(撮影: 2009.3.31)