矢車草の咲く道を。

アートで穏やかで豊かな暮らしを。

【藤田嗣治展】〜府中市〜

2016-12-09 11:31:06 | 美術館へ行こう!
好きな画家の美術展に行ってきました。

初めて訪れる場所まで、ちょっとしたドライブ
です ワクワクと緊張が高まります




【藤田嗣治展ー東と西を結ぶ絵画】

府中市美術館 で12月11日まで‼️


府中の森公園の一角にあり
心休まる場所です。





もみじがきれいでした🍁


藤田嗣治の生誕130年記念ということで、20代から70代までの様々な作品を一度に観る事ができました。

昨年は映画(主演:オダギリジョー)が公開されたりと、何かと目にする機会も増えました。



知っているようで知らなかったフジタのすべて

とチラシにあるように、本当にいろんな画風のフジタ出会えます



フジタの人生を追体験するような感覚になりました

人との出会い、幸福感、苦悩、葛藤…

ずっしりと重い人の人生を感じずにはいられない


女性の裸婦子どもを描いた絵が私は好きですが…

『サイパン島同胞臣節を全うす』
1945年 東京国立近代美術館蔵
この戦争画の前に立った時、 悲しみと恐怖で涙が溢れてきました。

『アッツ島玉砕』『ソロモン海域に於ける米兵の末路』と並んで展示してありますが、この絵を描いた時の画家の気持ちはどんなだったのだろう…と想いを馳せると共に、
画面な中に自分が引き込まれそうなくらいな圧倒的なリアル感が押し寄せてきていまここに自分がいたら、恐怖に押し潰されてきっと同じようになっている… とリアルに想像できたのです。

戦争の恐ろしさ…

もっと歴史を知らなくては…

知ったつもりになってはいけないと、常に自分に言い聞かせ行動していこう


2年前に銀座のポーラ美術館アネックスレオナール・フジタ展を観た時のカタログです。


子どもたちが魅力的で一目で好きになりました



スケッチブックは、なんだかもったいなくてなかなか使えません…


来年1月15日まで、DIC川村記念美術館『レオナール・フジタとモデルたち』展が開催中です!

ちょっと遠いけど、モデルに会いに行かなくちゃ



府中からの帰りは…行きはよいよいでしたが、清瀬で迷い彷徨い、ナビに素直に従わない自分に閉口しつつも…なんとか知ってる道に出てほっとしました。地図と何となくあっち方向かな? の感覚を頼りに…動物的な本能が目覚めるように…

道あるかぎり必ず辿り着く‼️ をモットーに安全運転してます。