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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

その着せ替え人形は恋をする 第103話 感想: 五条くん、コスプレ衣装作りをやめちゃうの?

2024-05-22 11:24:44 | ビスク・ドール
2ヶ月空けての連載再開で、ハニエルコスプレの一件で、なにか悟ってしまった五条くんが完全に曇った状態で、まりんと雛祭りむけのひな人形展に出向く話。

五条くんは、どういうわけか初心に帰って、雛人形の職人のための修行に勤しみたいと思っていて、多分、もうまりん向けのコスプレはしない、と伝えたいのだろうなぁ・・・と思ってるのだろうなぁ。

・・・って思ってたら、最後に、多分、第1話で子どもの頃の五条くんに対して、男なのに雛人形に惹かれていてキモい!(←要約w)と言って、五条くんにある意味、心の傷を追わせた女の子・・・と思しき「のんちゃん」って女子が登場して終わり。

うーん。

なんか急に暗雲立ち込める話になったな。

でも、このタイミングで「のんちゃん」が現れたのは、五条くんの雛人形への愛の原点を確認して、そこから再びコスプレ製作に至る、という困難を伴う「試練のとき」という展開のためなのだろうな。

あと、いわゆる幼馴染枠で登場した「のんちゃん」が、五条くんをめぐる、まりんの恋のライバルになることは、間違いないだろうし。

で、その「のんちゃん」だけど、まだ素性が全くわからなくて、名前すらわからない。

そのあたりは、次回、明らかにされるのだろうけど、その素性として、どうやら、のんちゃんの正体は、まりんが文化祭でコスプレした『生ホス』のレイ様を演じたMICOだという説があるみたいで、あー、なるほど、それはありかも、とは思った。

ものすごいご都合主義だけどw

まりんにとって、のんちゃんが恋敵であるとともに、芸能人としての先輩であり目標になるという展開が続きそうなこと。

その場合、まりんとしては、敵愾心と崇拝がごちゃごちゃになって、その感情の起伏を追うだけで物語が成立するはずw

漫画としてはおもろしくなるよね。

多分、このあと、まりんとしてはプロのコスプレイヤーになるかどうか、という選択肢が示されるはずで。

ただ、プロでやる場合でも、衣装が五条くんにお願いしたいと思うだろうけど、そこでも一悶着、ありそうだし。。。

ということで、物語としては俄然、面白くなってきたけど、ただ、一気に五条くんとまりんがかかわる世界が広がる流れなので(大人の世界が急にやってくる)、そのあたりの展開を、今の連載のペースでうまく扱えるのかどうか、かなり不安。

複数話かけて何人かの動きを平行して描こうとすると、かなりもたもたした流れになりはしないか。

要するに、『推しの子』のような芸能界ドロドロの要素が入ってくるのだから、『推しの子』のように週刊連載くらいでテンポよく場面転換も含めて進めないと、いつまで経っても話が進まなくて、読者の方が飽きてしまう可能性があるなぁ、と。

いや、面白くなってきたのは間違いないのだけどね。
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